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私、今まで本を全く読んできませんでした。
(漫画は読みます。キングダム大好きです、少女漫画も大好きです)



小学生の頃、父から夏休みの宿題に



「自分が好きな本を図書館で借りて、それを一冊読みなさい。
読んだら読書感想文を書いて提出しなさい。それができたら5,000円あげるよ」




と。




そう言われて、当時の私は
「5,000円がもらえる!!」
これだけにフォーカスしてました。






小学生の頃の私が何をしたかというと、、、




あらすじを読んで、大体をパラパラと読んで、読書感想文を提出し、
お小遣いをゲットするという荒業を行なっておりました。笑



父にバレていたのか、どうなのか、
今となっては亡くなっているので聞けませんが。。。
(お父さん、あの時はごめんなさい。)




今だったらその時の父の気持ちがなんとなくわかります。
そして5,000円という小学生にとっては大金を報酬として与えてくれたことも…


31歳になって気づくなんて遅すぎました。。。
それでも本の素晴らしさに気づけてよかった。





今思うと、本を読む余裕がなかった。
インプットする頭のスペースがなかった。。。
目的もなかった。。。





本を読むことの大切さを教えてくれたのは
前回登場した今の同居人の友人のすすめです。


彼女はたくさん本を読むので家の中に沢山本があります。
(電子書籍で読んで良いと思ったら、本で取り寄せて手元に置いています)

それを時間がある時に少しづつ読んでいくうちに【本を読むことの魅力】にやっと気づけたような気がします。



今では自分の読んでみたい本を本屋へ行って購入するくらいになりました。





私が考える【本を見ることの魅力】とは



自分が普段なんとなくの考えていることの答えがその本に書かれていたり
なんとなくのもふもふしたものを言葉として表現してくれている。

「これだよ!!これを言いたかったの」と
そして自分の中で腑に落ちる。

そして
作者さんも同じ気持ちの時があるんだとか、
私のこの気持ちは別に変なことではないんだな、と気づけることです。

また、こんな考え方があるんだとか、知らなかった、勉強になったと
生きていく上で学びになることもあります。



そして、自分の人生のどんなタイミングで出会う本なのかも
結構大事だったりします。




大袈裟かもしれないけど、本を通して自分を見つめ直せているような気がするのです。


本屋へ行く。これもまたいい。
タイトル、本の帯、ポップを見て
「読んでみたいかも」と出会うのです。

時間に余裕ができた時なんかにやってみるといいかもしれませんし、
敢えて、休みの日に本屋へ行くなんてしてみることもいいかもしれません。


そしたら、その本持ってカフェにでも行ってみようかな?
なんて楽しくなっていきます。




本を読むことで
世界が広がる。それが一番素敵なことだと思うから。







天国のお父さんへ

私は今さらお父さんが沢山本を読む意味が分かったかもしれないです。

そして私にもそんなところがあるのかも🤭と(似たところがある)

そう思うだけでも最近は嬉しくなります。

お父さんの本は今でも本棚に大切にとってあるけど
難しい本ばかりで今の私にはまだ読めません。

でも私も
私なりの本棚も作ってみたいなぁなんて思ったりもしています。


何がどうあれ
今度兄ちゃんとこのことを酒の肴に一杯飲みたいなぁと思ってます。


本を読むって楽しいね。


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