akaso-謎

とある調査会社に勤める40代前半。 企業探偵としてのキャリアは7年強になる。

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とある調査会社に勤める40代前半。 企業探偵としてのキャリアは7年強になる。

最近の記事

企業探偵の独り言 vol.11

代行、代行。。。 前にもつぶやいた事があるが、ここ数年で退職代行を使って辞める人が増えている。 若い人に限らず、長年勤めた会社に退職の意思を伝えることが出来ないベテランの人にも見られるが、最近は新卒入社が決まっている人が入社ギリギリになってメールで内定辞退をするというケースが多発しているらしい。 しかも、それすら代行を使っている人が多いのだ。 終身雇用という概念が無くなってきている昨今、会社に入ってからも安泰といえるものは無く、不安に思う学生が増加しているのだろうが、企業

    • 企業探偵の独り言 vol.10

      もう3月。。本当に月日が経つのは早いものだ。 今まで独り言をアレコレ書いてきたが、今回はハラスメントについて、ちょっと一言。。 小生がハラスメントという言葉を初めて聞いたのは、『セクハラ』だ。いつの頃から言われ始めたのかは思い出せないが、中学時代には言っていた気がする。最近も、とある町の町長がセクハラを理由に辞任するというニュースが流れていた。そのあとが『パワハラ』。ほかにもマタハラや、モラハラなど、ハラスメントの種類は数え切れないくらいになっている。 なかでも小生が驚いた

      • 企業探偵の独り言 vol.9

        気付けばもう2月。まだ春の頭すら見えないくらいの寒さが続いていて、体調を崩している人も少なくないと思う。小生の子どもたちもアデノウイルスやインフルエンザなど、まぁ色々と罹患しており家庭内はしっちゃかめっちゃかである。 ところで、2月の異名といえば、「如月(きさらぎ)」が最も一般的。ただ、漢字からは、どのような意味でそう名付けられたのか想像も出来ない。ので、調べてみた。 漢字と表す意味の由来は異なる如月(きさらぎ)の由来は、まだまだ寒さが厳しい時期なので、更に衣を重ね着すると

        • 企業探偵の独り言 vol.8

          季節はすっかり冬。いよいよ一年で最後の月に入ろうとしている。 今回の独り言はすごく短編になるが、普段から小生が口にしている。というか、常に心掛けている言葉がある。 そこに愛はあるのか 某消費者金融会社のCMを思い出す人が殆どだと思うが、小生は違う。 90年代前半に高視聴率をたたき出したテレビドラマ「ひとつ屋根の下」で、江口洋介演じる兄(あん)ちゃんが兄弟に向けて何度も熱心に言っていた言葉『そこに愛はあるのか?』が、今も胸にあるのだ。 家庭でも、仕事でも、学校でも、誰かと接

        企業探偵の独り言 vol.11

          企業探偵の独り言 vol.7

          働くということ 以前にも述べた事であるが、小生はバックグラウンドチェックが主業の調査会社で勤務している。 バックグラウンドチェックとは、簡単に言えば採用候補者の前職での仕事振りや能力、退職理由などを調べることである。 この仕事をしていると、本当に優秀な人や全く信用出来ない人など、様々なケースを目の当たりにする。 つい先日、部下が担当した案件であるが、被調査人(採用候補者:以降、Aさんと記す)が履歴書に書いてきた職歴は全てデタラメ。入社すらしていない会社を履歴書に羅列してきたの

          企業探偵の独り言 vol.7

          企業探偵の独り言 vol.6

          夏が来たかと思えば、もう秋。季節が変わる毎に「時が経つのは早いなぁ」とつくづく思う。 さて、今回は定年退職について独り言。 小生が勤務している会社で、9月に定年退職者が出た。と言っても60歳の定年退職を既に迎えていて、5年の雇用延長を経て65歳で退職となったものである。本当に凄いことだと思う。 小生は40代前半。社会人になって約20年が経つ。60歳の定年までを考えると折り返し地点に到着したくらいなのである。 これを「まだ20年もある」と考えるか、「もうあと20年しか無い」と考

          企業探偵の独り言 vol.6

          企業探偵の独り言 vol.5

          小生が社会に出て、「初々しい」、「昭和50年代生まれの子と一緒に働くことになるとは」などと持て囃された時から既に20年近くが経とうとしている。わけも分からず飛び込んだ会社という組織でいろいろ学び、失敗を重ねてこれでもかというくらいに怒られた。 その経験があってか、小生は人は誰でも失敗するものだと考えている。だから、たとえ失敗をしても隠したり嘘をつかれたりするのだけは絶対に嫌なのだ。前にも述べたことがあるが、バックグラウンドチェックをしていると、まぁ多くの人が自分の履歴に嘘を書

          企業探偵の独り言 vol.5

          企業探偵の独り言 vol.4

          今回の独り言は、仕事から離れた話をする。 小生には妻子がおり、1番上の子は小学生だ。 気がつけば7月ももう終わり、8月が顔を出してきている。子供たちは『夏休み』真っ只中。家族旅行に行く子がいれば、友達と毎日のように公園へ行き、捕まえたセミの数を競う子もいる。夏休みの宿題を早々と終わらせる子と、ギリギリまでやらない子など、夏休みには様々なドラマがあるものだ。 良い先生ってどういう先生のこと? ある日、子供に「担任の先生は良い先生か?」と訊ねた。すると、「良い先生ってどういう先

          企業探偵の独り言 vol.4

          企業探偵の独り言 vol.3

          さて、今回の独り言は「経歴詐称」について。 前回も書いたが、バックグラウンドチェックをしているなかで、およそ3割の人が経歴に何らかの問題を抱えているというのが事実である。 自分の履歴を良く見せようと思うがあまり、係長だったのを課長と申告したり、携わってもいない職務内容を書いてみたりと、まぁ様々な虚偽を目にする。 今、「虚偽」という言葉を使ったのには意味がある。実際には就いていなかった役職を職務経歴書に記載したりするのはもちろんウソなのであるから絶対にしてはいけない事だが、小生

          企業探偵の独り言 vol.3

          企業探偵の独り言 vol.2

          -1年あっという間に過ぎていく- 先日、学生時代からの友人と会った時に年々、そう感じるのが早くなるという話になった。 幼い頃や若い頃は初めて経験する事が多いため、毎日が刺激的で1年間が濃厚で長く感じるのだとよく言われる。 言われてみれば、歳を重ねるにつれ色んな事象が既に経験した事のある出来事だから、ある程度の予測がつくし、解決策もわかっていたりする。 毎日がその連続であり、幼少期のような刺激が無いのであろう。 ただ、刺激的という観点で言えば、小生が生業にしているバックグラウン

          企業探偵の独り言 vol.2

          企業探偵の独り言 vol.1

          企業探偵の独り言 vol.1