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企業探偵の独り言 vol.10

もう3月。。本当に月日が経つのは早いものだ。
今まで独り言をアレコレ書いてきたが、今回はハラスメントについて、ちょっと一言。。

小生がハラスメントという言葉を初めて聞いたのは、『セクハラ』だ。いつの頃から言われ始めたのかは思い出せないが、中学時代には言っていた気がする。最近も、とある町の町長がセクハラを理由に辞任するというニュースが流れていた。そのあとが『パワハラ』。ほかにもマタハラや、モラハラなど、ハラスメントの種類は数え切れないくらいになっている。
なかでも小生が驚いたのは、『マルハラ』というもの。マルハラというのは、最近は社内や取引先とのやり取りもLINEやメッセージアプリで行われるようになってきたが、若者世代からすると、「了解です。」という文章のような文末に「。」があるものに対して、威圧感や不安感を覚えているというのだ。それをマルハラと呼んでいるらしい。
たしかに、「了解です。」と送られるよりは「了解です!」と書かれた方が良い気になるのはわかる。でも、それをわざわざハラスメントまで言う必要あるのか!?と思ってしまうのは、小生もまた年を取った証拠なのだろう。
今、昭和60年頃から令和6年までタイムスリップし、昔のコンプライアンス意識と現代のコンプライアンス意識の違いを描いているテレビドラマが話題になっているが、小生も観ていて「たしかに色んなことがゆるかった時代だったな」と思う。でも、現代は現代で色々と意識し過ぎて、息苦しい時代だとも思う。これからはもっと規制が厳しくなるだろうし、ハラスメントの種類もどんどん増え続けるのだろう。
それはそれで良いのだが、昔のように本音で語り合えて本気で叱り、本気で称え合うということも大事だと思う。


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