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制作物をスピーディーにつくる方法を実験してみる。

開発2件を進めているのですが、壁を突き破る日々が続いていて効率も悪くなっていたので一度見直すことにしましたのですが。

途中結果として想定した速さから1/2に時短できています。

まとめ:開発は特に見通しを数値にするのが有効

今回の前提はこちらです。

・ゴールがあやふや
・問題を調べているうちにドツボにはまる
・追加機能が出てくる
・作業に集中できないことが多い

こちらをもとにして対策を立てて見たのがこちらです。

ゴールがあやふや

当たり前なのですが、ゴールが明確になっていないと終わりを見失ってしまいます。これまではTodoアプリ作りたい!とかでおおまかな作り方を調べてすぐ始めていました。でも変わったやり方ではなくてみんなもしてるから自分もやってみようという適当な始め方だったのかもしれません。

そこでまずゴールを明確な数値にしてみることから始めます。

事業計画
・ユーザー認識:どのくらい必要とされているのか
・継続するために必要な経費など
・紹介してくれるほどの価値があるか
・収益はどこであげていくのか
・ユーザー集客はどのツールを使っていくのか
開発
・何で困っている・楽に操作できるようになりたいのか
・仕事でやるなら制作費は?
・誰の問題を解決するのか?教えたくなる価値は?
・運用経費はどの売り上げで回収していくか?
・ SNSに組み込んで使えるツールなのか?

この辺りの数字をまず決めてから進めると開発したい制作物の大枠ができてきます。では続いて制作していくのに必要なことです。


問題を調べているうちにドツボにはまる

ゴールを決めていざ作業!となって5分後にハマってることが多いんですよね。なかなか手が動かない。調べる。いろいろ試してうまくいかなくて我に帰る。

『あれ、もとはどんな問題なんだっけ?』

問題がしっかり認識できていなかったから、どんどん他のことが気になってくるんですよね。ここをまず直すためにすることは、中身を具体的なリストにするということですね。(今回は開発中のRemoCAで説明します)

プロジェクト
 ┣作業1┬問題1:URL→解決法
      ├問題2:URL→解決法
      ├問題3
 ┣作業2
 ┣作業3

これを今はTrelloを使ってやっているんですが、RemoCAで入れ替えたいと思って開発を始めました。やりたいことの可視化をして、問題解決のフローもまとめやすく公開できるとクライアントが見たときに仕事ぶりが把握できる仕組みです。

今まではクラウドソーシングでもブラックボックスになっていた部分なので、安心して任せられるかわからない。答える方も作る過程がポートフォリトとして残っているはずもないので伝えにくい。この両者の溝を埋めていけるツールにしたいのです。

追加機能が出てくる

Todo形式で制作過程が見えるポートフォリオを作るというゴールができました。次はすぐに開発を進めたいところですが、将来設計を考えた場合に機能を追加していきたいのが最初からありました。

そこがガントチャート機能(スケジュールの進捗をみるツール)です。本当だったら最初から機能をのせておきたいのですが、構造上かなり難しくなってしまいます。そして仮に時間をかけてやったとしてもタイミングがずれて使わなくてよかった。となるかもしれない。

そこを避けるために、最初に決めたゴールに向かって一直線に進めることを優先させます。使ってみたいツールの組み込みも必要最小限におさえるために提案したものより機能が良いものだけを採用します。そうやって削ぎ落として実装させていきます。

作業に集中できないことが多い

最大の悩みがここかもしれません。思うように作業が進まない原因はわからない時の調べ物です。こればかりは0にできないので毎回悩まされる部分ですが対策をたてることはできます。

それは、あらかじめ悩みを検索して最初にヒットしたページをメモにURLごと残しておくのです。わからないことといっても段階があって

・わかっているけど自分で1から書くにはあいまい
・ぼんやり記憶でキーワード検索
・やりたいことでキーワード検索

上2つはまだいいのですが、やりたいことでキーワード検索することが半分超えるようなら初級者としてチャレンジすると思って間違いないです。

この場合は一人で進めるのは避けたほうがよいでしょう。間違いなく壁を突き破れなくなって諦めてしまいます。在宅・リモートワークをされる人の大多数がこのパターンで失敗してしまうのではないでしょうか。

先ほどTodo形式で紹介していましたが、各タスクが相談チャットになって使えるようにRemoCAではしていきます。実際にいまはSlackをつかっていろんなツール、プログラミング言語の相談場所としてテストケースを行なっています。

まとめ:開発は特に見通しを数値にするのが有効

こんなのあったらいいな…ではじめがちな開発ですが、初級者であればあるほど実際の数字をいれて確認してから始めたほうがいいです。

特にユーザー数が必要なサービスを作りたいなら現実的な数字があがるのかどうかを計算するのはとても大事です。たとえ趣味で経験のためとはいっても稼げる手段としてつかえないものは自分時間の使い方として少々もったいないと思います。

とはいえ開発をしている時点で趣味オンリーな人は限りなくいないはずではありますが…

それでは今日はこのあたりで〜

在宅でサービス開発をメインに仕事をしています。サポート額は子どもたちに還元していきます。