訪問看護師がコロナ禍で直面した状況と、それぞれが抱える想い
こんにちは!リカバリー採用担当の広瀬です。
9月になりましたが、まだまだ暑い日が続いていますね。
9月1日に当社は2名の方に新しくお仲間になっていただきました。
今回は9月のオールスタッフミーティング(ASM)の様子と西東京ユニットのエピソードをご紹介していきます。
1.新入社員の紹介
冒頭でお伝えした通り、9月1日は2名の方にお仲間になっていただきました!
8月15日入社の方も含め4名でオリエンテーションを実施しました。
恒例の社内サイト「リカマル」での自己紹介も書いてもらいました。
今月入社の方にはディズニー好きが2人もいました!
ちなみに、採用チームの榎本もディズニーが大好きなんですよ^^
みなさんこれからよろしくお願いします!
2.西東京ユニットのepisode
今月は西東京ユニットからepisodeの紹介がありました!
西東京ユニットは「田無事務所」と今年開設した「東久留米事務所」の2事務所で構成されています。
看護とリハビリ職共同で勉強会も開催しています。
この写真は呼吸リハビリテーションの様子です。
呼吸リハが得意な理学療法士に、講義や手技のレクチャーを依頼し開催されたようです^^
2-1.在宅でのコロナ対応に纏わるepisode
今回私たちが紹介するのは、「コロナ陽性の利用者様の訪問と関係機関との関わり」についてです。
昨今、感染力の強さや発症者の増加等、コロナ感染の影響は収まることなく、どんどん私たちの周りに近づいている現状です。
実際に先月以降、⻄東京の利用者様やそのご家族の感染が増加し、看護介入の必要性に直面することが何件かありました。
事務所内でもスタッフ同士で相談したところ、最初はクルーの安全性に不安が拭えない状況でした。
しかし、話し合う中で理念の一つである「利用者目線のサービスを追求する」にみんな賛同し、介入していくことになりました。
感染対策マニュアルを見直し、フルPPE(個人用防護具)での対応や、スタッフ同士の体調管理の声掛け等々。
普段と違う対応をすることで目まぐるしい日々が続きました。
利用者様の中でも、ADLが低下してしまう方や、ご家族の介護の協力が得られない方、精神面で意欲低下されてしまう方等、様々な影響が生じ、中には感染していない利用者様から不安の声が挙がったりすることもありました。
また、関連機関の中でもコロナ感染に対し、未だに差別的な発言が聞かれることも。
それに対しては、各関係者へのこまめな連絡や検査証明を通し理解していただくよう努めました。
・・・
私たち自身の中でも、フルPPEで対応する心労や負担感、不安感が拭いきれない部分もあり、終息の見えない状況での対応に戸惑うことも正直ありました。
しかし、スタッフ同士でサポートしあい、チーム一丸となって乗り越えることができました。
これは、日々のお互いへの思いやり、利用者様への平等な関わり合いができているからこそだと改めて実感できました。
そして介入している中で、一番大きく影響したのは「感謝」の言葉でした。
介護事業所や同居していないご家族からは、
「一体どこに頼ればいいのか分からない」
「隔離期間中、生活を送れているのか心配」
と不安の声がある中、
私達の日頃の介入と報告により「安心した」とのお言葉や、利用者様ご本人から「一人で生活するのは不安だった、来てくれてありがとう」という言葉を直接いただくことが、訪問の活力となりました。
世の中には、コロナ感染に対して様々な意見が飛び交っています。
私たちもその様々な意見・価値観をスタッフ同士でぶつけ合い、そして尊重しながら対応していきました。
それが、「利用者目線」での新しい取り組みに繋がり、更に「もう一人のあたたかい家族」として近づくことができたのではないかと思っています。
3.おわりに
西東京ユニットのエピソード、いかがでしたでしょうか。
ニュースではよく病院の逼迫状況を見聞きしますが、在宅の現場でも同じように、スタッフが色々な想いを抱え、試行錯誤しながら日々対応していることを改めて実感しました。
「利用者目線のサービスの追求」という当社の理念を、まさに体現しているエピソードだなと発表を聴いて思いました。
当社では、2023年春に向けて看護・リハビリ職の採用活動を積極的に行っています!
「説明会」「体験同行」のエントリーも大歓迎です。
お気軽にお問合せくださいね。
ここまで読んでいただきありがとうございました^^