見出し画像

うっかり怒ってしまった話(双極症/易怒性(いどせい))

 双極症に「易怒性(怒りやすいこと)」という性質が含まれていることを知らなかった頃の話です。

①うっかり怒ってしまったこと(その1)
 下校中の小学生が体育袋を振り回して歩いていて、すぐ前を歩いていた私に「バン!」とぶつかったとき。

 相当怒りがこみ上げました。けっこうすぐには収まらなかったです。向こうの体育袋にも回転がかかっていましたし、後ろからぶつけられびっくりしましたし。

②うっかり怒ってしまったこと(その2)
 
軽食レストランで、運ばれてきた飲み物の底に茶葉がたくさん沈んでいたのを見て、スタッフに聞いてみたのですが、厨房と話していて取り合ってくれなかったとき。

 そんなときは飲まないで帰ればいいのですが、その日は(ちょっと何?耐えられない)と思ってしまって…。以後その店には行かないようにしています。

③うっかり怒ってしまった話(仕事)
 
怒ってしまって仕事を辞めたこともあります。けれども、それは今も悲しいので詳しく書くのはやめておきます。

 仕事で怒ってしまうのは、
・「躁」のときに仕事に就いて、過剰適応しようとするからだと思います。
 「できないものはできない」ということをハッキリ自分で分かっていなかったのだと思います。
 「躁」のときは、「向いている仕事」の判断ができません。でも勢いがあるので採用されることがありました。だけど長続きしません。2か月くらいで鬱(うつ)がやってくるからです。
 そして、すぐ採用してくれる事業所は、採用の時と仕事内容が違うなどの問題がある場合もありました。これはすごく困りました。
 
 何重にも自分を苦しめてしまった感じがします。
 
「私には怒りやすいという性質がある、それでもここに就職したいのか?」という風に今は慎重に考えています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?