読書記録③-魔女たちは眠りを守る-
もしかして、私の住む街にも魔女たちが住んでいるかも、、、
なんてこと、思ったことがある人もいるかも。
一度は思ったことあるんじゃないかな?
なんて。
私も魔女とまでは言わずとも
魔法が使えるんじゃないかと
駅のホームの柱に向かって走ってみたり
どこかのファンタジーの世界へ
連れていってくれるんじゃないかと
クローゼットの中に入ってみたり
そんなことをしていた幼少期だった
このお話はそんな?魔女のお話。
人間の住む世界に
人間の邪魔にならないように点々と場所を変えて暮らす魔女。
その理由は人間の1/10くらいのスピードでしか歳をとらない
人に紛れながら暮らす魔女。
時には人に寄り添って
時には不思議な力で人間を守って
見守ってくれているそんな魔女
少し心がホッと温かくなって
時に切なくなって
私たちが住む街にもちょっと見えにくいところに
魔女が住んでいるんじゃないかなんて
思って路地に入りたくなるような
そんな物語。
少し疲れた日常に
少し疲れた心に
すっと入り込んで
もう少し頑張ろうと思わせてくれるような
そんな1冊だった。
魔女の物語ではあるけれど
おもちゃへの愛情を振り返ったり
人との繋がりを再確認させてもらったり
日常に感謝をしたくなるようなそんなお話。
皆さんも読んでみては。
皆様の一押しの本はありますか
今日はこのあたりで。
Lily.
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