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2022年に形がなくなる女の日記 〜パンドラの箱の話から〜

2021年12月17日の日記です

2021年まで残り15日


残り15日でどんなに私が変われるのか

むしろ人から変われるのか、

狂気を帯びるような、

ぶち抜けて実行できるようになるための記録をする日記です


残り15日


朝7:00に起き、

寝る前にレンダリングにかけていたAfterEffectのプロジェクトを確認し

朝イチ作業し、データ送付。

今朝はアップロード中が、瞑想の時間です。


そしてやってくる朝のお告げの時間。

お告げの時間とは、私の先生から朝お導きをいただき

思考・肉体をセットして1日を「最適化」していく時間です。


今日のテーマは『パンドラの箱』

『パンドラの箱』は、災いの元というイメージがありますが実はそのストーリーがとても重要。

『パンドラの箱』を開けると、ありとあらゆる災いが降りかかると言われていますが実は、”箱の中に残ったもの”があるんですって。

これは知らなかった。


ギリシャの詩人、ヘシオドスの「仕事と日」に出てくる話なのですが、

パンドラ、というのは箱の名前でなく女の人の名前のこと。

ゼウスからある箱(本来は壺)を渡されたパンドラが

「絶対にその箱を開けてはいけない」

と言われたにもかかわらず、好奇心に耐えられなくなり開けてしまう。

すると、中から中から疫病、犯罪、悲しみなどなど、ありとあらゆる災いが飛び出してきて、パンドラは慌てて箱を閉めます。

そして箱を閉めた結果、箱の中には

「希望」だけが残された、

というお話だったのです。


何が残ったと思う?という問いかけに対して、最初は

「感謝」かな?と思いました。


人間は1人ではいけていけないから、「感謝」を忘れてはいけないのかしら?

と思ったわけです。

「感謝」という言葉にはたくさん助けられ、気付かされる日々なので特にその言葉がすぐに思い浮かびました。


でも、「感謝」というのはあくまで「人間の行動・振る舞い」

そのもっと前の段階の大切なものは何なのか。

「感謝」のきっかけとなるもの、もっとも自然な意思・思考・感覚的なもの

それが「希望」なのでは?ということを教えてもらいました。


「希望」、確かに

全ての行動の根源になる強い意志の力だと思いました。


「希望が持てない」と本当にこのコロナ時代ではよく聞きますが、それって全く希望そのものが存在していないというわけではなく、埋もれている状態。

飛ぼうとしている鳥の羽を押さえつけている状態、そんな感じなのかもしれないなと思いました。

その押さえつけているものが、不安や恐怖だったり、社会的なもの、環境やそれに影響された価値観だったりするわけです。

だからこそ、最後に「希望」が残るわけだったのかも、と。


悪いものが出ていって、「希望」だけが残るパンドラの箱

これの箱が一体何なのか、それは「自分自身」


今日の『パンドラの箱』の話は、

自分自身から、自分の周りや内側から

たくさんのもの、全てのもの、悪いものを

全て出して・手放して

”本当に純粋で価値あるもの”だけを残す

ということなんだと教えてくれました。


この例え話をいただいたのには訳があり、

年の瀬も迫り2021年も残すところ15日。

今年一年はどんな年だっただろうか?

何が変わっただろうか?

何が衝撃的だっただろうか?

を思い返す時期がやってきたからです。


『パンドラの箱』はわたし。

わたしの中から、多くのものを、そして全てを手放していくこと。

今年一年の中で、じゃあ一体何が、わたしの中に残っているのか

そしてその先にある、わたしは何を残していきたいのか?

を考えるタイミングなのです。


わたしが過去を振り返った時、

今年一年に限らず、本当に大きく変えられたと頷きが止まらないこと

それは「手放すこと」です。


パンドラが「中を見たい!」という好奇心に耐えきれず

箱を開けてしまったおちゃめエピソードのように、

望んで箱を開き、そしていき良いよく飛び出すように手放していく。


お話の中では、降りかかってくる災いに慌てふためくわけですが、

パンドラの箱を勢いよく、望んで開いたこと。

望んで全てを手放していく。

わたしの理想の姿に重ねてしまいました。


「開けたい!!!!見たい!!!!」のように

「手放したい!!!!!」となっていく。


今、少しずつなってきたわけですが、

「何を手放そう?」かわ

「なんで手放すんだ?」に変わり

そして、「手放した先に何を残したい?」の新しい視点に気づけました。


人って同時にたくさんのことは覚えられないらしいです。

3つとか、4つとか。

また、スティーブ・ジョブズで有名になった話で、

人は1日に3万回以上も決断して、決断が増えるたびに生産性が落ちていく、と。


たくさんのものを得ようとしたり、たくさんのものを手に入れようとしても

非効率で、本当の価値あるものは見つからない。


最後に残るのは一つだけ。


ちなみに、わたしの大好きなジョジョ第6部ストーン・オーシャンに出てくる「ミュー・ミュー」という女看守のスタンド『ジェイル・ハウス・ロック』の能力も、「物事を3つまでしか記憶できなくなる」でした。

「3つ」だけの生活だ だが記憶を全て失くすよりも始末が悪い

4つ目を覚えると、記憶が消去されて初めに戻る。記憶が消えてしまうから、何をすべきだったのかわからなくなり、全く合理的・効率的な活動ができず、延々と同じことを繰り返す

そんなシーンをこの日記を書きながら思い出しました。


わたしも「あれもしなきゃ、これもしなきゃ、あれもしたい、これもした方が良さそう」

というループに陥り、結局望んでいた結果が出せず動けなくなってしまったことが何回もあります。


この一年の振り返りは、また別の日記に書きたいと思いますが

今日は、『パンドラの箱』から

全てを手放した先に残るものは何なのか?

何を本当に残したいのか?

を気づくことができました。


この15日間は、

朝の瞑想・アウトプット・十分な睡眠・クリーンな食事

を心がけ、この日記を徒然なるままに書き残していきたいと思います。


15日記録したのち、果たして何が残っているのか。

おつかれさまでした。

ありがとうございます、おやすみなさい。














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