「Better than ever」という私の未来

2020年春に、日本のワーカーの働く環境を最適化していくことを目的とした「Better than ever」を起業しました。
スローガンは『すべてのワーカーに最高の笑顔とカッコいい背中を!』です。


主なサービスメニューは、『戦略総務』の実現を柱とした支援業務から、DXを含めたオフィスに関わる様々なツールのアドバイス業務など、多様化していく働く環境の変化を最適化(”Better than ever”に)し、生産性とエンゲージメントの向上を実現しながらも企業に貢献するワーカーを増やしていく為の事業です。

起業の決意と同時に新型コロナウィルスが到来してしまい、追い風なのか?逆風なのか?という中でのスタートでしたが(今思えば、思いっきり逆風です。笑)
様々な活動やサービス提供をしながら、スローガンの実現を目指しています。
(「起業vsコロナ」の話は、また改めて書きたいと思います。)

オフィスをはじめとするワークプレイスは、これまで『モノ』として進化して来ましたが、ワークスタイルとライフスタイルの多様化によって『モノ』としての価値よりも『コト』としての価値を求められるようになっていると感じます。
どんなに高性能なオフィス家具やオフィスデザイン、デジタルを含めたインフラやツールも、適正な制度と習慣のもとで利用されなければ、その効果を発揮できません。これが生産性とエンゲージメントが向上しない一因だと考えます。
では、どうしたら「適正な制度と習慣」を構築できるのか?
ここに、『戦略総務』が触媒として機能するポイントがあり、『コト』としての価値を持つ新しいワークプレイスとワークスタイルの構築のヒントがあります。
私の経験と知見、イメジネーションを駆使して様々な角度からお手伝いさせて頂いております。

何故この事業で起業したか?といえば、前職での経験を「より社会に貢献できるカタチにアップデートしたい」という気持ちが強くあったからです。

前職ではオフィス向け商社に19年間勤務し、OA機器の直販営業、アスクル代理店事業、オフィス内装デザイン事業、飲食店コンサルティング事業、店舗内装事業と様々な事業を経験させて頂きました。
500人近く在籍している会社の中で、これだけ多岐にわたる事業を経験した人間は他にいなかったと思いますし、飲食店コンサル事業では子会社役員まで経験させて頂きましたので、本当に幸せ者です。

その中で、最も長く在籍したオフィス内装事業では、開業や移転を計画される企業様の要望をカタチにするだけでなく、リクルーティングやリテンション、コミュニケーションやエンゲージメント課題をオフィスデザインの観点から解決するコンサルティング提案を10年間経験しました。
非常にやり甲斐もあり楽しかったのですが、オフィス家具や内装工事、オフィスインフラの販売を続けながら「今後のオフィス環境の中で『モノ』の価値って絶対に下がるだろうな」という危機感と『モノ』に替わる新しい価値への興味と関心が日を追うごとに強くなり、もっとクライアントに貢献できるように進化したいと感じていました。

そして、この頃の想いこそが完全に『火種』となり、冒頭の「ワークプレイスにおけるコト価値の創出」「適正な制度と習慣の発見と構築」という課題解決へのモチベーションとなって、起業につながったように感じます。
起業を決意した時には「この課題解決以外に私が社会に貢献していく役割はない!」くらいのテンションでした。(起業って勢い大事かも。笑)


私が目指す未来。
すべてのワーカーが『最高の笑顔』で働けたらワークプレイスはそれが例え何処であろうが「行きたい場所」になりますし、『カッコいい背中』でいれたら子供たちは将来働くことにもっともっと希望を持つと思います。
憂鬱な顔で家を出て疲れた顔で帰って来るお父さんお母さんよりも、毎日イキイキとした顔で仕事に行くカッコいいお父さんお母さんを増やしたい!!
そんなカッコいい両親に憧れて、自分の夢に希望を持って挑戦する子供たちを増やしたい!!
そんな社会になったら最高です。


最後におまけですが、屋号の「Better than ever」について。
「今までで最高に良い」という意味ですが、「Best」よりも進行形のニュアンスがあり『今』を通過点として積み上げていくイメージがします。
武井壮さんが言う『毎日自分史上最高!』に似てますね。

実はこの言葉、前から好きで使っていた言葉なんです。
私、6年程前に前職のバスケサークルでアキレス腱断裂の大怪我をして会社や家族にとても迷惑を掛けてしまったのですが、リハビリが始まるのと同じタイミングでNBAのスター選手Paul Georgeが親善試合中に大怪我を負い、「選手生命終わりか?」と誰もが心配した翌日、Twitterに「I'll be ok and be back better than ever!!!」と投稿したのを見て、そのポジティブさに「俺もリハビリ頑張ろ!」と背中を押されたんです。この言葉は、そこからの「ご縁」。
私のポジティブマインドの基盤となる言葉です。


そんなこんなで、勢いと想いから生まれた私の事業、私の新しいキャリア。

そして、私の未来。

コロナ禍でボロボロになりながら、試行錯誤しながら、頭を下げまくりながら、楽しく働く事が少し難しい日本で「笑顔とカッコいい背中」が1つでも増えていくように、1人でも多くのワーカーと1社でも多くの企業が「Better than ever」になるように、これからも頑張っていきます。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
この記事が、貴方の『輝く未来へのキッカケ』になれば幸いです。

それでは、また。

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