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ジャスミンティータイムの美味しい話



※記事として載せたものを再編集して載せているものもあります


 1 ☕創業45年☆「花星珈琲店」が大好き♡  

ジャスミンティータイム

毎回違うカップで出されるコーヒーは格別

2024年8月30日 23:04

 「花星」の存在を知ってから、たぶんまだ1年も経っていないが、すっかり気に入って何回も行っている。The昭和レトロな喫茶店。店内のテーブルや椅子も創業当時から変わっていないという。広々としていて、でもテーブルの配置がよく考えられていて、ひとりで行ってもゆっくりできる。落ち着ける空間、清潔な店内、経営するご夫婦の素敵な人柄、メニューの豊富さとどのメニューも丁寧に作られていておいしいこと。これらすべて揃っていることがこの珈琲店が長年愛され続ける理由なのだと思う。
 コーヒーや紅茶は上品でかわいいカップで出してもらえる。それも毎回違うカップで。カウンターの奥のカップボードにはカップのコレクションが並んでいる。ロイヤルミルクティーは大きなティーポットで出してもらえるので、びっくりするほど量が多い。カップ4杯分くらい入っている。しかもおいしい。デザートで特におすすめなのが、オレンジゼリーとオレンジゼリーパフェ。ゼリーの味が懐かしいミカン缶の味ですっきりとした甘さ、それにたっぷりのホイップクリームがのって出て来るからビジュアル的にもまさに昭和のデザート。
 食事で私のお気に入りは、厚切りパンで出されるパングラタン。分厚い食パンのチーズトーストの中にとろとろのグラタンが入っている。パンを崩しながら食べるのだが、ボリュームがあり、ぜいたくな一品。できればお腹をすかせ気味で食べたい。
 このお店は友だちとのランチやお茶にもいいし、ひとりで本を持ちこんでロイヤルミルクティーを飲みながら、1冊読み終わるまでいたこともある。不思議とサクサク本が読める空間で、うれしい。
 ぜひこれからも長く続けてほしいステキなお店だ。

オレンジゼリーパフェ ホイップもりもりにチェリー

2 まちがいない ~上高地帝国ホテルの絶品「オムライス」は伝統の味~

上高地帝国ホテル レストランアルペンローゼ  オムライスとハッシュドビーフ(奥)  伝統のビーフカレー(手前)  

 夏休み中の土曜日、大勢の観光客で賑わう河童橋周辺でランチをとろうと思っていも、どこも混んでいて長い行列ができていた。「ここはよさそうかも」と入ってみると、予約で満席だったり……  そんなわけで、昼食の場所を探しつつ、ウェストン碑を通り、田沼湿原から田沼池、そして大正池方面へ歩き、風景に感動し、写真をたくさん撮った。帰りのバスの時間もあるので、そろそろ昼食をとらないと、という話になり、そこから近かったのが上高地帝国ホテルだった。「混んでいて入れないかもしれない」と不安がよぎったが「カジュアルレストラン アルペンローゼ」の標示を見つけ、迷わず入ってみた。時刻は12時30分、意外にもすぐに案内され、席に着くことができた。ランチ難民にならずにすみ、ほっとした。娘は「帝国ホテル伝統のビーフカレー」私は「信州産地卵のオムライスとハッシュドビーフ」を注文、それぞれ3600円と3800円である。ちょっと贅沢なランチだった。
 注文後、すぐにミニサラダが出された。酸味強めのドレッシングが歩いて疲れた体にちょうどよい。サラダを食べ終わりそうなタイミングで、カレーとオムライスが来た。予想外の速さにふたりで驚く。とろとろのオムライスと、具材がしっかり入った、濃厚でありながら上品な味のハッシュドビーフ、そして「わさびの葉の天ぷらをのせております」と説明があり、オムライスの上にさりげなく緑の葉の天ぷらが載っている。まずはわさびの葉の天ぷらからいただくと、サクサクで、口の中にわさびの香りが広がる。オムライスにさりげなく天ぷらをのせる発想がとてもすてき。ハッシュドビーフにはやわらかく煮込まれた牛肉がしっかり入っている。デミグラスソースも「帝国ホテル伝統の」と説明がついていたがまさに伝統の味というのに相応しい。オムライスとハッシュドビーフの組み合わせが絶妙だった。
 外を歩き続けて汗だくになり、喉が渇いていた私たちにとってありがたかったのは、ホールのサービスをするのに十分なスタッフがいて、すぐにお冷を注ぎにきてくれたこと。最近はどこも人手不足で、ファミレスはホールにほとんど人がいなくて、ロボットが料理を運んでいるような光景が当たり前。十分なスタッフを確保してサービスをしてもらえるのは心地よい。さすがは帝国ホテルだ。また、席までの案内も料理を出す時間も、お客を待たせない迅速さがいい。上高地はマイカーの乗り入れができないので、バスの時間で動かなければいけない。食事の提供に時間がかかれば、予定のバスに間に合わないかもしれないし、貴重な散策の時間を削られてしまうかもしれない。レストランの雰囲気も、気取らないカジュアルさと落ち着いた雰囲気を兼ね備えている。私たちは、思い出に残る素敵なランチタイムを過ごした。

         

3 心奪われた絶品デザート ~とらや茶寮のあんみつ~

 京都御所から、あるお寺へ向かおうと、Google map を見ながらひとりで歩いていた。私は方向音痴に加えて、地図を見ることが苦手なので、知らない土地ではだいたい迷子になる。その日もそうだった。5月だというのに容赦なく太陽が照りつける暑い日だった。喉が乾き、お昼時間を過ぎているのでお腹もすいてきた。
 その時、偶然左手に「とらや茶寮」の暖簾が見えた。文字通り、吸い込まれるように中に入り、席に着く。食事メニューもあったが、あんみつを注文。期間限定メニューの「きなこあんみつ」を選んだ。とらやといえば和スイーツ「ここではあんみつでしょう」と心がささやいた。
 出てきたのは、目も舌も楽しませてくれる、完璧なあんみつだった。別添えの黒蜜をかけていただく。すべてが期待以上だった。寒天ゼリイのちょうどよい硬さ加減と涼し気な色合いに上品な食感、ぷるぷるの白玉のほっとする柔らかさ、豆は小豆も入っているが主役は黒豆でおそらく丹波黒大豆、甘さ控えめのアイスクリーム、なめらかでほどよい甘さの黒蜜。これ以上のあんみつに出合うことは、まずない気がした。
 方向音痴で地図が読めなかったから、思わぬ素敵な出合いの機会に恵まれ、この茶寮に入ることができた。私はついている。お店の雰囲気も落ち着いていてくつろげる。
 お店を出る前に、目的地の相国寺への行き方を店員さんに丁寧におしえていただき、無事たどり着くことができた。

京都市 とらや茶寮 きなこあんみつ

4 桃とパスタの奇跡のコラボ ~クレッセントの「桃のパスタ」(期間限定)~


人気の「桃のパスタ」は夏だけのお楽しみ♡  桃の下にパスタが隠れている 
(クレッセント 小諸市 )

 私の誕生日に合わせて次女がクレッセントにディナーの予約を入れてくれた。コースの1品目が「桃のパスタ」とのこと。「これから桃を剝きますので、少しお待ちいただきますが、よろしくお願いします」と説明があった。桃は皮を剥くとすぐに色が変わってしまうデリケートな果物だ。「ちょうど昨日から地元の桃が使えるようになりました」と聞き、良いタイミングで食事に来られたことを喜んだ。地元産の桃が出まわる前は、山梨の桃を使っていると聞いたことがある。 
 「桃のパスタ」が運ばれて来た。丁寧に皮を剥かれ、切って並べられた桃がパスタを覆いつくしている。桃が円形に盛られたトップには完熟のトマトを刻んだものが山盛りに。その頂上には涼やかなミントの葉。なんと美しいのだろう。桃とトマトの下に隠れた細麺のパスタは、オリーブオイルとやさしい塩味で、桃の風味を損なわずに、でもちゃんと存在感を示している。おいしかった。このパスタは幸せの香りと味がする。昼間の厳しい暑さを忘れさせてくれるひとときだった。

 5 Afternoon tea at MANZA BEACH RESORT ~至福のアフタヌーンティー~


2024年8月31日 00:02

万座ビーチリゾートの アフタヌーンティー    2人でシェア

 ANA INTERCONTINENTAL MANZA BEACH RESORT は、開放的な吹き抜けのアトリウムが特徴的なホテル。アフタヌーンティーをいただける「オーシャンカフェ」はそのアトリウムにある。アフタヌーンティーのセットが出てきた瞬間に思わず満面の笑みがこぼれた。食べずにそのまま目の前に置いておきたいようなかわいくて遊び心にあふれた品々が満載だった。まずはさまざまな角度から写真に収めた後、何からいただこうかと迷いに迷う。どれも食べてしまうのが惜しいけれど食べてみたい。どれもおいしかった。さりげなく盛りつけられたスモークサーモンやローストビーフも。もちろんスイーツは見た目だけでなく、ひとつひとつが個性あるおいしさを発揮していた。ドリンクは紅茶を選んだが、それもおいしかった。私たちは午後のひととき、リゾートでの素敵なアフタヌーンティータイムを過ごした。
 満足感と幸福感を与えてくれる、これまでで最高のアフタヌーンティーだった。


6 南国にいる気分になれるアイスクリーム ~BLUE SEAL ICE CREAM~       


12個パックはこのようなラインナップ

 今年の夏は暑い。暑いとアイスクリームが食べたくなる。   
 私は暑い盛りの八月上旬生まれで、つい先日誕生日がやってきた。そしてその日、届いたのが大好きなBLUE SEAL ICE CREAM 12個パックだった。うれしかった。さすが彼女は私の好きなものをよく知っている。
 去年の12月に彼女たちと一緒に沖縄へ行ったとき、国際通りのBLUE SEAL ICE CREAMのお店に入った。コーンにダブルのアイスを載せてもらって食べたが、南国沖縄で食べるBLUE SEALは格別だった。でも、今や本州も亜熱帯気候化しつつあるのではないかと思うほど暑くなる日がある。だから、夏には沖縄以外の地で食べても、沖縄で食べるのと同様の格別感が味わえるかもしれない。BLUE SEAL ICE CREAMは、高温多湿の気候に合うよう、乳脂肪分を少なめにしているのだそうだ。
 12種類もフレーバーがあると、どれを食べるか迷いそうだが、私は迷わずパインを選んだ。甘すぎず、さっぱりしたシャーベットタイプのアイスクリームだ。食べ終わった後も、口の中がさっぱりしていて、変な甘さが残らない。BLUE SEAL ICE CREAM があれば、暑い夏も乗り切れそうな気がする。次は黒糖フレーバーを食べよう。きっとまた、ひとときの南国気分を味わえると思う。

BLUE SEAL    パイナップルフレーバー

 7 「え? なに、このおいしさ!」 ポリポーリは甘くない里芋かりんとう


食べ出したら止まらない ポリポーリ

 四国みやげにいただいた「ポリポーリ」のおいしさに、私はやられてしまった。食べ出したらやめられない、とまらない。これは、普通のかりんとうとは違う。甘くない。食感がサクサクのポリポーリだ。そう、絶妙な塩加減と軽い食感。里芋のお菓子と言うのは珍しいが、ブランド里芋の「伊予美人」を練りこんであるのだと書いてある。袋に書かれた「ポリポーリな食感がクセになる!」その言葉通り、なんとも軽くておいしいお菓子だった。全国のおいしいものをよくご存じのOさんからいただいた。

 8 濃厚でおいしーい ~那須高原御用邸チーズケーキ~

ジャスミンティータイム

2024年8月26日 16:14

ホールでいただいたものを8分の1に切っておいしくいただく 濃厚でおいしい

 いつもおいしいおみやげをくれるSさんからの那須みやげ。濃厚なのにしつこくなく、食べやすいチーズケーキで、上品でありながら満足感があった。冷蔵庫で冷やしていただいた。電子レンジで温める食べ方もできるそうだ。おいしかった。企業名の「庫や」は「くらや」と読むらしい。
 Sさんは、日光東照宮や大谷石資料館、那須高原をまわったとのこと。大谷石資料館には、私も4年前に行ったことがある。真夏でも涼しい場所だった。スケールの大きさには驚いた。映画やMVの撮影場所としても使われている。
 


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