藤本智士(Re:S)

編集者。1974年生。『Re:S』『のんびり』編集長。自著『魔法をかける編集』『アルバ…

藤本智士(Re:S)

編集者。1974年生。『Re:S』『のんびり』編集長。自著『魔法をかける編集』『アルバムのチカラ』等の他『ニッポンの嵐』『るろうにほん 熊本へ』(佐藤健)『かみきこうち』(神木隆之介)など編集。#みんなの銀行アンバサダー http://bit.ly/satoshifujimoto

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Re:Standardを旗印に 「編集」視点から、さまざまを考え、提案する 編集者の藤本智士のnoteです。

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    2006年に創刊した雑誌「Re:S(りす)」編集長の藤本智士が、いまあらためてお届けする、あたらしい“ふつう”のnote「Re:S」。 日々のこと。旅のこと。地方のこと。編集のこと。 記事アップは月4回以上かなぁ。 ※現在メンバーシップを開始しましたので、そちらに加入いただいた方が金額が一緒でこのマガジンもすべて読めるのでおすすめです。

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    著者自らが朗読するオーディオブック! 「魔法をかける編集」藤本智士(インプレス) ガチで6時間以上かけて自ら朗読したので後半バテたり、変なテンションなってたりしますが、それも著者が自らやりきったからこそと、丸っと飲み込んでいただけたらと思います。 こんなアクションもまた編集の魔法だと信じて。 朗読:藤本智士 サウンドプロデュース:早瀬直久

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『Culti Payという、やさしい革命』〜取り戻す旅とRe:Standard Booksについて〜

目指すはローカルの小さなワイナリー  おかげさまで好評をいただいている #取り戻す旅 この一冊をお届けするべく、立ち上げたレーベル『Re:Standard Books』は、僕が地方を旅するなかで出会ってきたワイナリーやクラフトサケなどの小さな醸造所がイメージ。  自然の恵みをベースに、出来る限り素材を無駄にすることなく、身の丈に合った量を醸し、美味しく飲んでもらう。その販売営業に全力を注ぐというよりは、目の前のお酒を醸すことにこそしっかりエネルギーを使う。そのためにも適正

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    • やさしさの旅_02 「アメ民と風景印」

       まるで夏な青森市。市内を出る前に「アイスコーヒーと美味しいパンとか買えないかなあ」と、助手席で甘える僕の目にちょうどパン屋さんが映る。「この店はどう?」そう聞くとアンリは「ハード系のパン美味しいですよ」と即答。「Mont d'Or(モンドール)」という名のそのパン屋さんは、まさにハード系菓子パンが充実で、やたらと目移りして仕方がなかった。そんななか、この組み合わせにハズレなどない、ゴルゴンゾーラとはちみつのサンドをチョイス。「あとは美味しいコーヒーだね」という僕を、迷うこと

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      • アルバムな旅07『アルバムサンタ』

         島根県松江市にある佐野史郎さんのご実家は代々お医者さんで、長男だった佐野さんも、本来はその五代目としてお医者さんになる予定だった。しかし勉強はそんなに得意ではなかったという佐野さんが、高校2年のときに、理系クラスではなく、私立文系クラスに振り分けられたことを機に、弟さんが医学部を目指し、あとを継いでくれた。当時のクラス分けが、運命の分かれ目となって俳優佐野史郎を生み出したのだから、いまとなれば実にNICEな選択だけれど、お父さんの兄弟、5人が集まって親族会議まで行われたとい

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        • やさしさの旅_01『ファンタジックなリアル』

           今日もなんだかご陽気な青森の街。ホテルの部屋から眺める港湾地区に、また何か大きな建物が建ったのかと思ったら豪華客船。街に海外の人が多いのはそういうことか。今日の午後、僕は関西に帰る。  夜中のふわふわしたテンションのままに今回の青森旅の出来事を喋った寄り道だらけのVoicyを聴きながら、出会った人たちの優しさに今回もたくさん救われたなあと思う。前回の来青時同様、またしても友人のアンリにはスペシャル甘えてしまった。空港まで迎えにきてもらって、そこから青森市、十和田、八戸、弘

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          『Culti Payという、やさしい革命』〜取り戻す旅とRe:Standard Booksについて〜

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          目指すはローカルの小さなワイナリー  おかげさまで好評をいただいている #取り戻す旅 この一冊をお届けするべく、立ち上げたレーベル『Re:Standard Books』は、僕が地方を旅するなかで出会ってきたワイナリーやクラフトサケなどの小さな醸造所がイメージ。  自然の恵みをベースに、出来る限り素材を無駄にすることなく、身の丈に合った量を醸し、美味しく飲んでもらう。その販売営業に全力を注ぐというよりは、目の前のお酒を醸すことにこそしっかりエネルギーを使う。そのためにも適正

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          『Culti Payという、やさしい革命』〜取り戻す旅とRe:Standard Booksについて〜

          やさしさの旅_02 「アメ民と風景印」

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           まるで夏な青森市。市内を出る前に「アイスコーヒーと美味しいパンとか買えないかなあ」と、助手席で甘える僕の目にちょうどパン屋さんが映る。「この店はどう?」そう聞くとアンリは「ハード系のパン美味しいですよ」と即答。「Mont d'Or(モンドール)」という名のそのパン屋さんは、まさにハード系菓子パンが充実で、やたらと目移りして仕方がなかった。そんななか、この組み合わせにハズレなどない、ゴルゴンゾーラとはちみつのサンドをチョイス。「あとは美味しいコーヒーだね」という僕を、迷うこと

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          アルバムな旅07『アルバムサンタ』

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           島根県松江市にある佐野史郎さんのご実家は代々お医者さんで、長男だった佐野さんも、本来はその五代目としてお医者さんになる予定だった。しかし勉強はそんなに得意ではなかったという佐野さんが、高校2年のときに、理系クラスではなく、私立文系クラスに振り分けられたことを機に、弟さんが医学部を目指し、あとを継いでくれた。当時のクラス分けが、運命の分かれ目となって俳優佐野史郎を生み出したのだから、いまとなれば実にNICEな選択だけれど、お父さんの兄弟、5人が集まって親族会議まで行われたとい

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          やさしさの旅_01『ファンタジックなリアル』

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           今日もなんだかご陽気な青森の街。ホテルの部屋から眺める港湾地区に、また何か大きな建物が建ったのかと思ったら豪華客船。街に海外の人が多いのはそういうことか。今日の午後、僕は関西に帰る。  夜中のふわふわしたテンションのままに今回の青森旅の出来事を喋った寄り道だらけのVoicyを聴きながら、出会った人たちの優しさに今回もたくさん救われたなあと思う。前回の来青時同様、またしても友人のアンリにはスペシャル甘えてしまった。空港まで迎えにきてもらって、そこから青森市、十和田、八戸、弘

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          やさしさの旅_01『ファンタジックなリアル』

          文学フリマ東京 初出店レポート

          「リスタンダードプラン」に参加すると最後まで読めます

           AM 9:05 この後僕は文学フリマ東京というイベントに初出店する。いまは平和島のホテルの部屋でこれを書いている。昨夜は一緒に出店するりスクール(Re:School)のメンバーとご飯を食べて、渋谷を少し散歩してホテルに帰った。寝る前、今朝流すVoicyを収録せねばと、夜中のうちにお喋りしたら深夜2時を過ぎても一向に眠くならなかったのは、やっぱり興奮していたからだろうか。いったいどれくらいの人がくるのか、どれくらいの人が僕たちのブースをのぞいてくれるのか? 何人の人が僕の本を

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          文学フリマ東京 初出店レポート

          アルバムな旅06 『フィルムカメラでのこしていく』

          「リスタンダードプラン」に参加すると最後まで読めます

           佐野さんとの出会いは17年ほど前に遡る。  ある日突然、そんな一文からはじまるメッセージをいただいたのだが、頭のなかで「はて?」が増殖するばかり。  俳優の佐野史郎さんって、あの? 同姓同名か?  ほんとに佐野史郎? あの冬彦さんの?   てか、なんで?   メールを読みすすめるに、どうやら、あの、佐野史郎さんご本人に間違いはないようだ。肝心のメールの内容を整理すると、  といったことが書かれていた。  あの、佐野史郎さんが『Re:S』を読んでくれて、かつ佐野家の

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          アルバムな旅06 『フィルムカメラでのこしていく』

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          文学フリマ東京 初出店レポート

           AM 9:05 この後僕は文学フリマ東京というイベントに初出店する。いまは平和島のホテルの部屋でこれを書いている。昨夜は一緒に出店するりスクール(Re:School)のメンバーとご飯を食べて、渋谷を少し散歩してホテルに帰った。寝る前、今朝流すVoicyを収録せねばと、夜中のうちにお喋りしたら深夜2時を過ぎても一向に眠くならなかったのは、やっぱり興奮していたからだろうか。いったいどれくらいの人がくるのか、どれくらいの人が僕たちのブースをのぞいてくれるのか? 何人の人が僕の本を

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          アルバムな旅06 『フィルムカメラでのこしていく』

           佐野さんとの出会いは17年ほど前に遡る。  ある日突然、そんな一文からはじまるメッセージをいただいたのだが、頭のなかで「はて?」が増殖するばかり。  俳優の佐野史郎さんって、あの? 同姓同名か?  ほんとに佐野史郎? あの冬彦さんの?   てか、なんで?   メールを読みすすめるに、どうやら、あの、佐野史郎さんご本人に間違いはないようだ。肝心のメールの内容を整理すると、  といったことが書かれていた。  あの、佐野史郎さんが『Re:S』を読んでくれて、かつ佐野家の

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          旅先で美味いものに出会うとき(香川県高松市の旅)

           まさに半信半疑だった。  伊丹十三の愛したサラダ菜と苺ジャムのサンドウィッチ 500円  と、その話をする前に、今朝からの僕の行動を記そうと思う。  今日僕は、友人の展覧会を観ようと、事務所の目の前にある港から、朝6時に出航するフェリーに乗り、身一つで高松入りした。2年前にデビューしたという新船にようやく巡り合った僕は、真新しい船内を、新店オープンを前にやってきたチェーンストアの本社役員のような心地で巡回した。航路にある小豆島や高松の食材が使われたフードコーナーに、以

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          アルバムな旅05「旅人と観光客の違い」

           わがままを言って、hickory03travelers、北書店に連れて行ってもらったあと、博進堂さんの車は、新潟県新発田市へと向かっていた。寄り道上等とばかりにふらふらと友人たちの店に立ち寄っていたので、それこそが旅の目的のように映ったかもしれないけれど、今回僕が新潟入りを決めたのは、それが理由ではなかった。けれど僕にとって目的やゴールは、旅を終えてはじめて立ち上がっていくもの。すべてはあたらしい出会いや思索のきっかけにすぎない。「はい、ここではこれを見てください」「ここで

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          アルバムな旅04「北国の文化の光」

           迫くんと別れたあと、連れていってもらったのは「北書店」という小さな本屋さん。ここの佐藤店長と迫くんは、僕のなかの深い地層に潜むご縁でゆるやかにつながっている。それこそ迫くんと前回会ったのも北書店のトークイベントだった。しかしあのイベントは稀にみるヤバさだった。自著の出版記念として佐藤さんが組んでくれたイベントだったのだが、佐藤店長と僕、そして新潟県燕市にある「ツバメコーヒー」店主の田中くんとの鼎談のはずが、進行とともに客席の人が次々と壇上に引き上げられ、せいぜい90分ほどを

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          出版します! 本に込めた初の試みの話。

           突然ながら、本を出すことにした。タイトルは『取り戻す旅』。そう、このnoteで書いていた同名の旅記事を加筆修正し一冊にまとめた本だ。  サイズは文庫サイズ、240ページと少々ボリューミーだけれど、noteで使用していた写真もふんだんに使い、長文を読みきる悦びを味わってもらえるよう1ページあたりの文字量を調整。なにより、長年僕の仕事に寄り添ってくれているブックデザイナーの堀口努さんに文字組みを丁寧に詰めてもらっているので、noteで読むのとはまた違った、心地よい読書体験をし

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          出版します! 本に込めた初の試みの話。

          アルバムな旅03『ロッキンチェアーと浮き星が踊る』(新潟市)

           迫くんがsaccoを受け入れてくれた「ワタミチ」は、現在「hickory03travelers」の店舗となっている。そしてその向かいに、築100年の古民家をリノベーションした「上古町の百年長屋SAN」というお店がオープンしている。そう、ここも彼らのあたらしいお店。一階には、迫くんたちがブレイクする大きなきっかけとなった「浮き星 -ukihoshi-」のカフェがあったり、2階にはイベントスペースもあったりする複合施設で、博進堂の田沢さんによると、2階で迫くんが待ってくれている

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          アルバムな旅02『拾う神と拾われる天使』(新潟市)

           事前に博進堂の田沢さんに相談していた、立ち寄りたいお店のひとつは、上古町にある「hickory03travelers(ヒッコリースリートラベラーズ)」(以下、ヒッコリー)だった。雑貨や食品など、魅力的な新潟土産が並ぶセレクトショップで、それらのほとんどがオリジナルのデザインでとてもかわいいい。ところでこの「かわいい」という表現について、15年ほど前までは「なんでもかんでも、かわいい、かわいい、と馬鹿みたいに……」といったニュアンスで、やんわり否定されていたことを思い出す。特

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          アルバムな旅01「旅上手は甘え上手」(新潟市)

           東北から戻った二日後、再び飛行機に乗って向かったのは、新潟だった。飛行機で新潟に行くのはいつぶりだろうか。かれこれ12年ほど毎月秋田に通い続けた僕は、そのうちのいくつかを車で往来した。神戸を起点にして京都→福井→石川→富山、そして長い長い新潟を抜けてようやく東北、山形へ。山形と秋田の県境にある鳥海山の姿を眺めながら、あともう少しだと車を進め、ようやくたどり着く秋田。行程約900km、休憩なく走り切れば12時間の距離を、だいたい二泊三日かけて上がっていくと、無理なく移動できる

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          北陸応援「割」に対する違和感

           先日、石川県に行ってきた。そこで僕が感じたことを伝えたいと思うのだけれど、正直、どう伝えるのが良いのかわからない。けれど、編集者の使命として、できる限り誠実に伝えたい。まずはこれらの写真を見て欲しい。  これらの写真は、能登ではない。金沢市街から車で20数分の内灘町の、ほんの数日前の姿。  西荒屋という地区を中心に、液状化×地盤流動で、道路や電柱が現実とは思えないほど、うねり、崩壊。400棟以上の住宅に被害が出ている。  それほど北陸に遠くない関西に住んでいるのに、僕

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          北陸応援「割」に対する違和感

          みんなのお金

           みんなの銀行アンバサダーになって数か月。10名のアンバサダーさんとリアル対面できる機会があって、博多入りした。社員証まで用意してもらって行内のツアーをしてくれたり、頭取の永吉さんが「みんなの銀行」の歩みを話してくれるのを、博多のクラフトサケ「LIBROM」を、ほぼ一人で飲干しながら聴くとか(昼間からお酒飲む人僕くらいしかいなかった💦)、とても充実した会で、スタッフのみなさんの良い場にしようという気持ちが伝わる素敵な時間だった。また夜は、最近オープンしたばかりという屋台居酒屋

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          取り戻す旅⑩ 『取り戻したもの』編

           「長かった旅も終わりか」。などと感慨深く思うのは、旅を振り返っている今現在の感情だろうか。3泊4日なんて、いわばあっという間だ。けれどこうやって、旅の終わりの項までに45,000字以上費やしているのだから、それは確かに長かったのだ。僕は常々「アウトプットしてこそ、旅」と言い続けている。目に映るものすべてが彩りを持って飛び込んでくる旅の日々は、いわばインプットの過剰摂取状態。それらをアウトプットで消化していくことで初めて僕の旅は終わる。だからいよいよこの旅も終わりを迎える。

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          取り戻す旅⑩ 『取り戻したもの』編