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映画『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』感想

予告編
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過去の感想文を投稿する記事【39】


今日3/24(木)、、、ついにアニポケが最終回を迎えるそうで。

第一話から観てきて、(年齢的にうろ覚えだけど)ゲームも第一世代からプレイしてきて、そういえばカードもめっちゃ集めてたなぁ。
でもいつの間にか観なくなって、ゲームもやらなくなって、あんなに大切にしていたカードも手放して……もう興味無いと思っていたのに、”無くなる”、”終わる” と知った途端、何故か寂しく感じてしまう不思議……というか自分の身勝手さ。

そんな訳で、今日はポケモン映画の感想文を投稿しようと思い、本作『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』の感想文にしました。(明日は『名探偵ピカチュウ』の感想文を投稿しようかと)
……映画の感想文は趣味で続けているけど、流石に観た作品全部は書いてる暇なくて。本作についても、感想文としてはかなり短いから投稿するのも迷ったのですが、もしよろしければ読んで頂けたら嬉しいです。


公開当時、およそ4年前の感想ですが、これを読み返しただけでも「ただ忘れていただけで、自分はずっとポケットモンスターが好きなんだな」と気付かされました


想い出<感情


 1998年公開のポケモン映画シリーズ第一作目『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』のリメイク作である本作。全編フルCGアニメーションって聞いた時は不安と期待が半分ずつぐらいでしたが、とにもかくにも、ミュウツーのCVが市村正親さんってだけで観に行けて良かった。めちゃくちゃ個人的な意見で申し訳ないけど、やっぱりミュウツーといったら市村正親さん。ほんっとカッコイイわぁ♡



 セリフ、カメラの動き、カット割りに至るまで、’98年の劇場版(以下:前作)とそっくりで驚かされました(ゴローニャがでんき技で瀕死になってしまうといった、ポケモンの世界のルールから逸れた部分だけは修正されていましたけどね←ポケモンを知らない人には意味不明でしょうがご容赦ください)。

それぐらい同じだからこそ違いを見つけた時にビビッと来る。しかもそれが、その部分のシークエンスごとごっそり異なっているのではなく、前作と同様の構図のまま “無音” という手法でもって描かれている。「ここが一番のテーマなんだよ」と一発で印象付けなければならないシーンで、足し算的な演出ではなく引き算的な演出で表現していたのは素敵だと思いました。無音でそのシーンを浮き彫りにする手法自体はよくあるけど、普段、子供にもわかり易い足し算的な描かれ方が主流の作品に触れているであろう子供たち(或いは一緒に観てきた親御さん)の目には、きっと新鮮に映ったんじゃないかな。

 いやしかし、改めて考えれば、前作にだって似たような驚きがあったと思う。前作の公開当時、”映画館に観に行った” ということ自体は想い出として記憶しているものの、作品を観た際の感想・感情までは覚えていない、それぐらいの時分の作品。でも、「まさかポケモンの映画で感動して涙するなんて!」という反応をした大人も多かったんじゃないだろうか? 根拠は無いけど、そんな気がします。もしそうなら、およそ20年ぶりのリメイク作で、前作さながらの意外性(?)を生み出したとも思えます……考えすぎかな?笑

だいぶ離れていたのに、なぜか楽しい。想い出ではなく、楽しんでいた時の感情の方が先によみがえってくる、そんな不思議。CMやらネット記事等々、多分、日常の中で見掛けていただけなら素通りしてしまうかもしれなかったけど、映画館という集中して観られる環境だったからこそ、久しぶりにあの頃の感情を思い出せたのかもしれません。


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