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わたしのルーツ

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わたしと、昔話。登場人物はあとどれくらい?
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#1日1エッセイ

わたし

わたし

わたし、
猫の日生まれ。
似ている芸能人はにゃんチュー。
武士みたいに真面目なお父さんと
ハタチみたいに宇宙人のお母さんと
万年不登校のピカソな兄の元に生まれたのに
まぁまぁ普通の大人になりました。

わたし、
太陽星座も、月星座も「魚座」なもので
生粋の善人。
自分と他人の境目がない。
だから、全部が自分ごと。
だから、戦争も見れないし虐待も見れない。
ニュースを見ると、ゲロ吐いちゃうし
グロい

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究極の愛とは

究極の愛とは

私には一度も会ったことのない祖父がいる。
彼は、まだどこかで生きているそうだ。

そしてつい最近知ったんだけど、その祖父は
経営者だったらしい。

ハンサムで、気が良くて、
誰からも愛され、
誰からも頼られるような人で
いつも、彼の周りは賑やかだった。
と。

ただ、人が良すぎた祖父は
人助けをしすぎた結果、裏切られ
経営に失敗し多額の借金を背負いきれず
とんずらした。
と。

そして代わりに祖母

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闇から抜け出した日の話

闇から抜け出した日の話

私には、記憶がすっぽり抜け落ちている時代がある。

7年前。心の病、真っ最中のことだ。心因性ショックにより、ある程度の記憶は全て、涙となりこぼれ落ちた。あの涙は幻のように、溶けて無くなったのだろう。7年前。私が苦しむ中で起きた出来事や、住んでいた部屋の様子。食べていた食事、出会った人の名前、何度も踏みしめた駅のホームはひとつも出てこない。必死に思い出したところで、声や、表情や、音や季節なんかも、う

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 My father

My father

今日は父の日だった。

私の父親は、健在である。「あなたの父親は、どんなお父さんですか?」そう聞かれたらいつもこう、答えている。
「武士のような人です。」と。まぁ、俗に言う頑固ジジイみたいなもんだ。武士だけど、ダジャレとかも平気でかましてくるし、つまりは、親父。兎にも角にも、厳格なのである。

それはそうと、我が家では誰も、「父の涙」というものを見たことがない。それは日々、メソメソしてばかりの私な

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