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歌詞は酔える間にとことん酔っておきましょう

【Roadroller Sound Studio】(@RBYYYYYYYYYYYYY)です。

お酒の話ではなく、歌詞についてのお話です。

年齢とともに趣味・嗜好が変わったり、社会人になって初めて共感できるようになったり、同じ経験をしたことで共感できるようになったり、歌が好きな人は生涯たくさんの歌詞と向き合うことになると思います。

その中でも欠かせないキーワードが "恋愛" に関するもの。

特に中学生、高校生、大学生の多感で繊細な時期は、みなさんもたくさんの恋愛ソングに心奪われたのではないでしょうか。

そんな僕は歳を取れば取るほど、昔ほど純粋な気持ちで歌詞と向き合うことができなくなりました。

人生経験を積んだことによって、リアリティのない言葉や安っぽい言葉に響かなくなったり、それらを歌うアーティストの日頃の行いや、発言なんかを気にするようになったり、ある意味では昔よりも繊細になったのかもしれません。

最近だと今世間で大人気バンドが一躍有名になった失恋ソングの歌詞がとにかく女々しくて、最初から最後までずっとウダウダ言ってるのが不快になるほどです。

そこで、どうしてこの曲がムカつくのかを冷静に考えてみました。

僕も同じ経験をしてきたからだと思います。

まるで昔の自分を見ているようで情けなくて、歯がゆくて、僕が大学生の頃にこの曲に出会っていたら、それはもう延々リピート再生をしていたと思います。

大人になって色んな事柄の解決方法が分かってしまったから「じゃあこうすれば良いのに」と冷静なツッコミを入れてしまう、つまらない大人になってしまったわけですね。

だから余計なことを一切考えず、ありのまま流れてきた言葉に、素直に感動できたあの頃の方が歌を聴くこと自体は楽しかったような気もします。

こういう言い方をすると冷静になっちゃう部分もあるかも知れませんが、今もし夢中になっている恋愛ソングや失恋ソングがある方は、その酔いが醒めるまでとことん酔って欲しい。

その時間はその歌と共に、後で必ず良い思い出として残ります。
それがたとえ失恋であっても。

僕みたいにつまらない大人になってしまう可能性もありますが、今は今で好きになる言葉の基準が変わっていたりして、逆に言えば若い頃に刺さらなかった歌や歌詞が好きになったり、結局は今でも毎日楽しく音楽と向き合っておりますのでご安心ください。

正直めちゃくちゃ恥ずかしいですが、せっかくなので最後に僕がめちゃくちゃ酔っていた頃の歌を2曲ご紹介させて頂きます。



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