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こんなワークショップがあったらいいな

子どもが学校に行けなくなってしまった時は、わからないことばかりだった。ある日、不登校に関するオンラインのネットワークに参加して、時間をかけてお話を聞きながら、ようやく頭の中を整理することができた。

子どもや自分の状況を客観的に理解することができると、視野が広くなり、世の中はどうなのか知ることができた。その結果、不登校が多くなってきたことや、子どもの状況は様々な点、でも同じ悩みを持つ人がいたり、情報がなく困っている人や、つながりを求める声があることを知った。

子どもが不登校になってすぐに自ら外へ出て情報を収集したり、専門家に相談したりできる人は少ない。ほとんどの場合、どうしたらいいのか考えて悩む。我が家は、想像はできていてもいざそうなると、右も左もわからず、理性を保ちつつも、突然の状況でパニックになり調べ方もわからなかった。

そこで、不登校の家庭と自治体や民間の支援サービスの間でハブになるようなイベントを開催できないかを考えた。

社会課題の中間的立場で支援へつなげる活動

子どもの状況によっては、外に出られない時期もある。でも参加できる人もいる。いつかは参加できればいいというような、不登校に特化したイベントがあっていいのではと強く思うようになった。

何が良いかは、それぞれの子どもが感じることなので、世の中にある様々な教育法にとらわれず、ただ見るだけ、ただやってみるだけの体験型の展示会。何かにInspireされるような場が作りたい。

■各家庭でできることの展示(全員)

●バーチャル空間を使った取り組み情報
 例:オンラインスクール、「Minecraft」サーバー、オンラインゲーム
 例:不登校に配慮したオンラインバーチャル修学旅行
●ホームスクーリングのアイデア・教材情報
 例:各家庭で行っていることを取材して展示
●不安解消になるサイト情報
 例:不登校に関係するサイトの紹介
●心と体のケア情報
 例:不登校を専門とするカウンセラーさん、クリニックなど紹介
 例:不登校の段階図と解説

■外に出てできること(全員)

●全国の安心お立ち寄りスポット紹介
 例:不登校の子どもたちが気軽に立ち寄れる遊び場
●不登校のリトリート旅で利用しやすい宿紹介
 例:オンライン授業で使えるラウンジがある宿
 例:自分がすごしやすいと思う方法が選べるツアー

■不登校当事者のプレゼンテーション(子ども)

●「こんな活動しているよ」
 例:子どもが考えた不登校対策案のプレゼン
●「こんなふうに感じていたよ」
 例:実際に出来事を聴いて共感し、前向きに考えるきっかけを得る話
●「Minecraft」を使ったコミュニティの作り方提案
 例:子ども同士が遊びから作られる安全な付き合い事例

■興味関心を広げる体験ワークショップ(子ども)

教室方式ではなく、ふらっと立ち寄って短時間で体験できる遊びを用意。
●実験・観察・クラフトなど遊べるブース
●パソコンを使ったゲームのブース
●ヘッドフォンで楽しむコンテンツ
●様々な道具を使って絵を描くブース

■双方向でつながりを生むワークショップ(大人)

●不登校に関連する企業や専門家が一緒にラフに雑談するテーブル
●不登校対応の関連企業や団体の情報交換
●オンラインスクール体験を語るテーブル

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これだったらあの人ができそうだなあとかなり現実的に書き出してみた。まだまだ未熟な点があると思う。だけど、不登校で同じ悩みを持つ友人や知人が集まると、どんどん質が良い企画ができると思う。

■参加対象者

●不登校で悩んでいる子や大人
●不登校でホームスクーリングしている子と大人
●不登校関連事業を行っているNPO等
●不登校問題に詳しい専門家
●不登校関連事業を行っている事業者
●不登校事業に興味のある大学生や大人
●不登校でもやりたいことをみつけて取り組んでいる子
●登校・不登校かかわらずつながりがある子
●発達や特性を理解したスタッフ
など

学校へ行けない子どもたちと大人が
幸せになれる世界に
なったらいいなと思う。