あなたが思うより健康です、という人ほど健康じゃない話
昨日の記事
「プライドが高い人ほど魅力がない話」
が普段の3倍は見てくれているほどがいて
正直
そこまでいつもの記事と
何が違うのかわからず
マーケティングはつくづく難しいなぁ
と思っている玲です。
(逆にこれは良い出来だ!と思っても
案外反応は普通だったりしますからね)
今日は
「あなたが思うより健康です」
と言う人ほど
案外健康じゃないよね
って話をします。(笑)
うっせぇわ!
と言われるかもしれませんが
「自分のことは自分が1番わかってます!」
と言う人の方が
再発しやすいタイミングなんです。
医療業界あるあるだと思います。
いわゆる病識といって
自分は病気じゃない!
もう病気は治った!
と思った時こそ
不健康な生活をしたり
ギャンブル依存症であれば
もう治っているから、と
パチンコ屋に行ってしまうもの。
ダイエットもそうで
まだそんなに太ってない
もう痩せたから多少食べたって大丈夫
と思っている人ほど
痩せられませんよね。
逆に
まだまだ痩せられていない
少しでも食べちゃうとリバウンドしてしまう
と言う人の方がダイエットもうまくいきます。
なぜ自分のことは甘く見てしまうのか
ネット上にこんな実験がありました。
日常的に車を運転する生活を送っている人に
「あなたは平均よりも運転がうまい方ですか?」
とアンケートしたところなんと70%の人が
「私は平均以上です」と答えるのです。
70%ですからつまり、多くの人が
「自分は平均以上にデキる」と
勘違いしているものです。
その背景には
〝自分はこうありたい〟
〝自分はこうあるべきだ〟
という理想や幻想に
自分を当てはめがちだからなんですね。
そして
能力が低かったり
自分を客観視できない人ほど
自分を過大評価する傾向にあると言われていて
それを
タニング=クルーガー効果
と言います。
Wikipediaのこの画像はわかりやすいですね。
患者さんの中に
医療者もいますが
基本的に患者さんは
たくさん症例を見てきたわけでもないので
客観的な判断をするのは難しいわけです。
特に病気になったばかりの時期や
悪化したばかりの
急性期ほど
病識を持ちにくいのは
仕方がないんですね。
大丈夫だろう、という時こそわかっていない
つまり
もう大丈夫だろう
自分の判断に間違いはないだろう
と思った時こそ
批判的に考える癖が必要です。
ダイエットの話で言えば
本当に多少食べても大丈夫なのか?
本当に今の自分は痩せられているのか?
と自分の判断とは
逆の意見で自分を論破してみる。
それは
自分を責めるとは違うんですよね。
自分の意見や考え方に
漏れがないか?
論理的に間違っていないか?
と見つめ直す方法です。
特に自分の専門外のことを
判断する時ほど
甘く良い加減な判断をすることが
ダニング=クルーガー効果なので
考え直す意識が必要です。
考えてみれば
看護師一年目の時の
「大丈夫だろう」
という判断ほど
アテにならないものはないですよね。(笑)
専門外のことや
何かを知りたての頃は
自分の判断はアテにならないものだと
肝に銘じましょう😉
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