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成長したければ他人の失敗を知れ

「あの人はどんな方法で成功したのか?」
と他人の成功方法を知ることに
あんまり意味がないよ?
って話をします。

成功の要因って実は物凄く複雑で
様々な成功の形がある。

西野亮廣さんは
・いろんな人に出会って自分のファンを作っておく方が良い
マコなり社長は
・他人と会うより自分を見つめ直して思考する時間を作る方が良い

など上記の例はざっくりではありますが
真逆の方法で成功している人達もいるし
その人が何が得意で何に喜びを感じるのか?
など前提が違いすぎるから
他人の成功に至った話を取り入れようとしても
必ずしも自分には当てはまらないということです。

イチロー選手のように毎日カレーを食べたって
ただただ太るだけの人もいますでしょう。

それにそもそも成功の定義も様々で

地元の偏差値60の高校に行くことを目的とすれば
その学校に受かった人の成功方法が
参考になるような気もしますが
東大に行く人からすれば
参考にならない。

逆に東大に行く方法を知ったとして
偏差値60を目指す人には
元々の能力の差があるから
東大に行った人の成功方法は
合わないかもしれないですよね。

なので私は他人の成功方法は
サンプルの一つとして聞く程度に留めています。

失敗は大体一緒

逆に失敗というのは案外同じなんですよね。

・自分を過信した。
・他人の言うことに流された。
・やりもせず諦めた。
・行動しなかった。

結婚生活でも

・パートナーの話を聞かなかった。
・浮気をした。
・家事や子育て協力しない。
・話し合わない。
・我を通しすぎた。

など似通ってるものだなーと最近になって
気がつきました。

たとえば
リーダーとはどうあるべきか?
と言っても
口が立つリーダーもいれば
仕事に取り組む姿勢で引っ張るリーダーもいて
様々な形で
信頼を得ているリーダーがいるわけです。

逆に部下や後輩が
ついて来ないリーダーは

・スタッフに好き嫌いがある。
・話を聞かない。
・自分のやりたいことばかり優先。
・弱みを見せない。
・頼らない

など大まかな傾向があって
それでいてどの失敗談も
自分が誤ってやってしまえば
必ず自分も失敗するんです。

つまり成功方法を学んでも
その通りにはならないことも多いが
他人が失敗したことを
自分もやっちゃったら
必ず失敗するって話なんです。

プロ野球の
元楽天や阪神、ヤクルトなどで監督をされた
故野村監督の名言に
勝ちに不思議の価値あり。負けに不思議の負けなし。

という言葉があるように
失敗の中こそ
次に生かせる学ぶべきことはあるのです。

だから若い人にドヤる前に失敗談を伝えよう

若い人たちと話すとき
「俺たちの若い頃は〜」
から
こんな苦労をしたんだぜ!
ではなく
こんな失敗をしてしまったから気を付けろ!
と語りだした方が
若い人たちの学びになるし
自分の弱い部分を見せられるし
妙なプライドは捨てられるし
win-winなんですよね。

なんだけど大体みんな競争本能が邪魔をして
自分の成功体験を語りたくなる。笑

もういい加減
若い人のために語ってるようで
自分の自己顕示欲を満たすためだけの
武勇伝語りは、やめましょう。

これからの時代は失敗を共有することかなーと
最近強く思っています😌

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