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人を100%信用するな

騙されるかもしれないから
人を信じるな!

と言いたいわけではなくて
人を信用しすぎると
自分がキツくなるし
相手も苦しくなるから
win-winではなくて
lose-loseになるよね

という話をします。
#lose -loseて

相手を許すことでストレスは減る

ノートルダム清心学園前理事長の
故・渡辺和子さんは
著書『置かれた場所で咲きなさい』(幻冬社)
の中でこう書いています。

「人間は決して完全に分かり合えない。だから、どれほど相手を信頼しても、100%信頼しちゃだめよ。98%にしなさい。あとの2%は相手が間違った時の許しのためにとっておきなさい」

相手に100%の完璧を求めてしまうから
相手を許すことができず

「なんでこうなるんだ!」
「ルールはこうなってるじゃないか!」
「できていないのはおかしい!」

と100点ではない相手に大して
イライラしてしまう。

つまり減点方式で
他人や世の中を見ているわけです。

できていない部分を差し引いてしまう。

これがマイナス思考なんですね。

どれだけ信頼していたり
頼っている人がいたとしても
その人たちは完璧なわけではない。

めちゃくちゃ当たり前の話なんだけど
つい忘れがちになる。

相手が失敗したり嘘ついたりした時
許せない気持ちになりそうなとき

「そうだそうだ、そりゃ相手も失敗はするよな」
「どんな人も嘘ぐらいつくよな」
「誰だって自分が1番なはずだよな」

くらいの
おおらかな気持ちでいるためには
許す強さが必要なんですよね。

許せない人とは
弱い人
なんです。


頭の中のイメージとして

「他人は98%までしか信用しないでいるんだった」

と冷静になれる価値観を
持っている方が
自分自身のストレスは減り

完璧を求められる相手も
ものすごくしんどいので
お互いの関係性も改善していくわけです。


ガンディーはピストルで撃たれた時も相手を許した

印パ戦争中の1948年1月30日
ニューデリーのビルラー邸で開かれた集会で
演台に向かっていたガンジーは
狂信的なヒンズー原理主義者によって
3発の銃弾を撃ち込まれた。

銃弾を受け、薄れゆく意識の中で、
ガンジーは自らの額に手を当てた。
これはイスラム教で
「あなたを許す」
を意味するジェスチャーである。
そしてガンジーは「おお、神よ」とつぶやくと
78年の人生の幕を閉じた。

インド独立運動の精神的指導者
マハトマ・ガンディーは
自分を殺した人をも許したそうです。

私は何も
そこまで許せなくても良いと思いますが
自分を殺した人すら
許せる人もいるのであれば

他人のミスや失敗を許すぐらい
そんなに難しい話じゃないんじゃないか?
と思っています。

許すのに時間がかかっても良い

傷つけられたり
理不尽なことを言われたりして
怒りがこみ上げて来たら
枕に顔をうずめて叫んだり
悲しみに襲われたら
思いっきり涙を流しましょう。

感情を無理に抑えつけていると
かえってなかなか許すことができなかったり
許すまでにさらに時間がかかったりします。


許せない自分を受け入れる

「とは言えなかなかあいつのことは許せないな」
「許せない自分は心が狭いやつなんだな」

などと
自分を責めてはいけません

どれくらい許せるか?
という考え方が大事で
全てを許そうとすることは
ある種の完璧主義で
自分を許すことができていません

少しでも許せた方が
お互い楽だよね
というだけで
グラデーションのようなもの。

許すか許せないか
ではなく
どれくらいまでなら許せるか?
という感覚でいい。

許せない自分を許せないとか
本末顛倒です。


今まで許せなかったことが
ひとつでも許せるように
ちょっとずつ変えていけば良いのですから😉✨

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