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確証を持とうとするとアホになる

昨日は

「マウントを取る人がアホである理由」

という記事を書いて
散々口悪く
マウント取りの人を叩いたので
少し柔らかい調子で
書いていきたいと思います(笑)


今日は
自分の判断や知識に
確証を持ち過ぎると
アホになるよ

というテーマで書いていきます。


◯思い込みがミスを産み出す


いろんなタイプの自信がありますが

・これは〇〇に違いない!
・今までこれでやってきたから
 合ってるに決まってる!
・みんながそう言うのだから
 これで間違いないだろう!


と確証を持つ人は
ミスが多く
自分で考えることを放棄するので
少しずつアホになってしまいます。

たとえば
「部下に仕事をするよう伝えたから
 やってくれているに違いない」

そう思ったとしても

トラブルが起きたらどう対処するか
ちゃんと意図は伝わっているか

など
いろんな可能性を
念頭に置いておく必要はあるわけです。


またさまざまな人間関係トラブルも
「思い込み」によって
産み出されているとも
言われています。

相手の言動の意図を
読み違えたり

自分が勝手に思い込んでいるのに
想定していない行動を
相手が取るから
勝手にあなたが怒っている
もしくは
人間関係でトラブルが起きていると
思い込んでいるだけ

というケースが多いですからね。


◯なぜ人は確証を持ちたがるのか


でも、私たちは皆
確証を持ちたがる傾向にあります。

それはなぜか。

結論それは
確証バイアスがかかっているからです。


確証バイアスとは、認知心理学や社会心理学における用語で、仮説や信念を検証する際にそれを支持する情報ばかりを集め、反証する情報を無視または集めようとしない傾向のこと。認知バイアスの一種。また、その結果として稀な事象の起こる確率を過大評価しがちであることも知られている。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

要するに
人は見たいものを見て
聞きたいものを聞いている

ということです。

かつて養老孟司さんの著書
「バカの壁」の中でも

逆に自分が信じることを
否定するような事実には目を向けない
そうした思い込みこそが〝バカの壁〟である

という旨の内容が書かれていました。


津波が来てみんなが
逃げろー!
と叫んでも
歩いて避難する人の映像を
見たことがありますよね。


あれも確証バイアスがかかっていて

津波なんか来るはずがない
津波がきても大したことないはず

と自分自身の都合で
物事を間違った確証を持って
判断してしまうことがあるのです。


残念ながら
人間の脳は疑うことが
ストレスになるので
そのまま信じた方が
基本的には楽
なのです。

疑う、というのは
一度立ち止まって
時には巻き戻して
一つ一つの事実を
吟味しなければいけませんからね。

しかしそれが私が言っている
アホになる原因です。



物事を言い切っている時
絶対こうだ!
と言っている時

人は物事を深く考えちゃいません。


常識を打ち破るとは
常識を疑うことから始まるのであって

私たちは常に
この確証バイアスの思考を
常に持ち続けているものです。

私もあなたもきっとそう。


だからこそ
事実や裏付けはあるのか?
なぜこういう結論に至ったのか?
というプロセスを考えておくこと。

それができる人が
アホとは程遠い
頭の良い人なのかもしれませんね😌

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