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人間関係で悩む人ほど喧嘩しない人

人間が感じるストレスの多くは
対人関係によって
生み出されます。


・他人の言動が
 気に入らない
・自分の思うように
 相手が動かない
・他人の目が気になる
・心を開けない
・信頼関係を築けない


など
対人関係の中で
人はストレスを感じるもの。

そして
体感として
現代人
特に若い人の方が
人間関係における
悩みを感じやすいように思います。



そこで今日は
対人関係で悩む人の
特徴
について書いていきます。


◯他人と争わない人ほど対人関係で悩む



現代人は
他人と争うことを
してこなかったからこそ
対人関係で悩んでいるのではないか
と思います。



他人と衝突してはいけない
他人と喧嘩してはいけない



そういう文化の中で
自分の意見や主張を
通すよりも

他人の意見に流されたり
元々のルールに従った方が
楽だし

社会からみると
正義と捉えられている節が
あるのではないかと思います。



実際に
学生時代
喧嘩をせず
友達や先生とも
仲良くやれる子ほど

おりこうさん
と褒められ

しょっちゅう喧嘩する子ほど
先生から叱られていたと思います。

だから
他人とぶつかること
イコール
悪である

という価値観を持ちやすく
そういう感覚を持っている人ほど
自分の気持ちを抑圧しやすく
他人の顔色をうかがうようになる。



だからこそ
人と揉めることに対する
免疫がなかったり
揉めることを
恐れてしまう。



さらに
喧嘩した後の
修復の仕方を知らないんですね。



思春期に
親と喧嘩しなかった子供ほど
大人になって
人間関係の構築を
難しく捉えてしまう傾向にあるらしく

それは若いうちに喧嘩して
仲直りする過程を
経験してこなかったことが
原因なんですね。



だから

もし怒らせたらどうしよう
もし嫌われたらどうしよう
もし陰口を言われてたらどうしよう


悩んでしまうんですよね。

小さいうちから
他人と揉めることを
経験していると

多少嫌われたって
また仲直りするかもしれないし
仲直りできなかったとしても
他に友達を作ることができればいいし

陰口を言われていたって
あまりいい気はしなくても
そこまで失うものはないかなー


淡々と対応できるようになる。



だから
子供のうちから
喧嘩したり
仲直りしておくことが
大人になって
対人関係で悩まなくなるためには
必要なんですよね。


◯喧嘩しないから主張が下手になる


そして
人と喧嘩しない人ほど
意見を主張することが苦手で

伝える時に
匂わせるような言い方をしがち。

たとえば
友人と食事に行くとして

友人から
カレーを食べようと誘われた時



「あぁ〜カレーね〜。昨日もカレー食べたんだよなぁ」

と、匂わせるのではなく

「昨日もカレー食べたから、今日は中華はどう?」

とハッキリ言えない。

これの何が原因かというと

自分の意見を
察してもらおうとするから
議論にならず

そして

「昨日カレー食べたって言ったのに
 それでもカレー食べに
 連れて行かされたんだよ!?」

と陰口を言う。

問題の本質は
キッパリとNo!
と言えず、察してもらおうとする
主張できない自分にある
のに

気付かない相手のせいにしたり

「言わなくても気づいてほしいなぁ」
という期待の大きさが
ストレスを生んでいるだけなんです。



そもそも
カレーを食べたくない
と言うことも大事だし
行ったとしても
相手がそれに応じてくれるかは
相手が決めることで



「断ったのに
 それでも、カレー屋に
 連れて行かされたんだよ!?」

と怒ってもダメです。

そこは
一緒に行動しない
という勇気も大事。


カレーを食べる食べない
の例え話だと
大袈裟なように聞こえますが
実際の人間関係では
こういう悩みがほとんどなんです。


カレーを食べるか食べないか
という方法や判断を
相手に委ねたり

必ずしも一緒に行動をせず
キッパリ断って
自立した行動をとることができるか

という自分の問題として
考えられるかが大事なんです。



他人と衝突することを
過度に恐れる必要はない。

恐れて
いつまでも他人と
ぶつかる経験をしない方が
実は人間関係の悩みを
抱えやすくなってしまう

と言うお話でした😌

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