「やりたいこと」をやってるつもりで「できること」しかやってない人

2021年6月17日 22:00

〝学校には行かず仕事もせず
　好きなことだけやって生きていく〟

そんな生き方を否定するわけでは
全くない。
やりたいことを貫くことは
メンタル的にも良いでしょう。

が

タイトルにも書いたように
「やりたいことをやる！」
と言いながら
「やれることをやってるだけ」

の人がたくさんいるんですけど

やれることだけやってても
楽しくないし
メンタルも弱くなりますよ。

そういう生き方を目指すのは
どうなのかな〜というのが
今日のお話です。

たとえば学校に行かずに
YouTuberになろうとして

日常を切り取るだけ
動画編集もいい加減にしているだけでは

何にも得るものはないし
それは「やりたいことをやってる」
とは言わない。

できることをやってるだけ。

「やりたいことをやる」
と思ったとしても
YouTuberとして

・好評な企画ってどんな内容なんだろう？
・動画のサムネイルやタイトルの作り方を学ぼう
・新しい試みを試していこう
・切り抜き動画に使えるような
　動画や配信をやってみよう

など
試行錯誤したり
勉強したり
挑戦すること失敗することから
逃げることではないんですよ。

毎日好きなゲームをして
動画をダラダラ見る。

そんな生活をするためにも
収入を確保するために
気が進まない仕事も
頑張らなければいけないわけで

よっぽど親が金持ちとかでない限り

自分ができることを
ただ繰り返すだけの人生では
なかなか生きていけないと思います。

やりたいことをやる人生でも挑戦は必要

好きな音楽で食っていこうとする人
好きなテレビゲームを極めて
プロゲーマーとして
生きていこうとする人でも

必ず挫折や失敗はする。

心が折れそうになることもあるでしょう。

どの世界にも
自分より才能がある人間は
たくさんいますし
成果を出し続けられない時も
必ずある。

成長するというのは
緩やかな坂道を
歩くように成長するのではなく
山登りのように
時には下り道もあったり
険しい道を
さまざまな道具を選択しながら
進んでいくようなものだと思います。

誰も登ったことのない山を登ろうとするなら
（人生を歩もうとするなら）
進み方のマニュアルがないことも
しばしばあるわけです。

その時に回り道したり
転げ落ちたりしたとしても

「それでもこの山を登りたい！」

と思ってその山を登っていく。

それが
やりたいことをやる人生
だと思います。

冒険したくなくて
今までの生活を続けたいことを
やりたいことをやる人生とは言いません。

とはいえ
本当にやりたいことがわからない
という人はとても多いですよね。

そういう人の多くは
自分がやりたいことが世の中にはあって
巡り合うもの
探すものだと思っている人もいますが
そういう人には見つかりません。

やりたい仕事がどこかにあって
その仕事と巡り合った時に
自分の情熱が湧いてくると
思っている人は根本的に間違っていて

情熱を感じるような別の仕事をするのではなく
情熱を感じられるように工夫をすることで

やりたいことを見出すことができる。

何をやるか？
ではなく
どうやるか？

が大事ということなんですね。

「やりがいを感じないんですよね〜」

という人は
そのマインドのままでは
何の仕事をしても
何の趣味をやっても
やりがいを見出すことはない。

工夫することで
どんなこともやりがいが見つけられるかといえば
全てではないかもしれませんが

どうやってこの時間を楽しもうか？

という心持ちで何でも取り組める人は
きっと本当にやりたいことを
見逃すことなく取り組める。

というお話でした😉

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