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自分で自分の世話ができる人になろう

大体いつも
noteのタイトルで結論を言う方ですが
今回は少しわかりにくいですよね。

自分の世話を自分ですることが
皆さん、できているでしょうか?

逆に言えば
自分の世話を
周りに任せてはいないですか?


特に
相手の行動にイライラした時

自分がイライラしているのは
イライラさせた相手のせいだ!

自分は悪くない!

そして
イライラしている自分に
周りの人は気づいてよ!

とか思ってませんか?

自分の機嫌は自分で取りましょう。


◯周りの人はあなたの期待に応えるために生きてはいない

自律という言葉が
昔から好きで
看護師として
患者さんが自分で自分の症状を
コントロールできるように介助する

そんなイメージで
患者さんと接しているのですが

実際は簡単にうまくいくわけもなく

病気を治すのは
病院だ!
医者だ!
あんたたち看護師だ!

という感覚をお持ちの
患者さんが多いんです。

どんなに効く薬や
心理療法などを行っても
本人が自ら治そうとしない限り
治らないですよ。

もっと言えば
自然と治るのを待つのではなく
自分で治す
という感覚を持たなければいけない。

もちろん専門的な知識を
患者さんが持っているわけではないから
自分で治すために
病院へ通う
という感覚が必要なんです。

どこまでいっても
人生は主体的なもので
誰かが自分の人生をよくしてくれたり
幸せを届けてくれるわけではない。

時には思いがけない形で
自分を救ってくれることもありますが

正しくSOSも出さずに
他人が常に助けてくれるわけではないのです。


ましてや
周りの人は
周りの人自身が幸せになるために
生きている
わけであって
あなた自身を幸せにするために
生きているわけではない。

自分の期待通りに
動いてはくれないのです。


だからそこ
援助希求能力とも言いますが

助けを求めるときは
ちゃんと
「助けて欲しい!」
と言える能力が必要です。

言わずにわかって欲しい!

と思うからイライラして揉めるのです。


◯休むのではなく、自分を「休ませる」

自分で自分の世話をすることを
セルフケアと呼んだりしますが
セルフケア理論という
看護理論によると

寝るのではなく
自分を「寝かせる」

起きるのではなく
自分を「起こす」

休むのではなく
自分を「休ませる」

という捉え方をします。

要は
ちょっと客観的に自分を観るんです。

イライラしている自分のメンタルケアを
自分で行うことができていたか?

と自分事として捉えた方が良い。

自分で自分の世話をするには
どれだけ客観的に自分を
見ることができるかが大事で

もっと言えば
自分を過信せず
早め早めにセルフケアできているか?
と評価しないといけないんです。


たとえば
「あなた自身が休めてますか?」

と聞かれるとどうでしょう。
きっと主観的で感覚的な答え方をすると思いますが

「あなた自身を休ませてあげてますか?」

と聞かれると
この1週間の休みの過ごし方
家での休息の取り方
睡眠状況
ストレスに対する対処方など

客観的に考えられることができません?


基本的に自分のことは
自分が1番わかっていないと
言われているのは

客観的に自分を見る癖がないからです。

そこで

自分で自分の世話をできているか?
(自分を休ませてあげているか?)

という視点を持つことで

「無自覚だったけど
 最近ちゃんと休めていなかったかもしれない」
「だからちょっとしたことでイライラしていたのかも」
「自分を休ませないと、イライラしてしまって 
 周りにも悪影響になるかもしれないから
 少し早めに就床しよう」

と気付けるかもしれませんよね。


人生は主体的だからこそ
自分で自分を客観的に評価して
自分の身体と心を休ませたりして
自分のメンタルもコントロールできた方が良い。

という意味で
自分の世話を他人に任せず
自分で世話しましょうね

というお話でした😉

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