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マウントを取ってくる相手を負かそうとする時点で同類

仕事場やご近所付き合い
ママ友とのやりとりの中で

仕事の成果や年収の額を競ったり
有名な人と人間関係があるとか

知識や経験
肩書きなど

様々な場所に
様々なマウントを取ろうとしてくる人って
いるじゃないですか。


そういう部分が
少しでも感じられた時点で
人は信用を失っていきます。


基本的にマウントを取ろうとする人って
自己肯定感が低いことを補おうと
他人を自分より下に位置付けて
優越感を感じようとしているわけで

そういう人を信用できるわけがないんですよね。


ですが

そういうマウントを取ろうという人に
イライラするのはわかりますが
ムキになって
自分が相手より勝っているところを
探して相手にぶつけたり

マウント取りの人が
失敗したり
ミスをした時に
心の中で
「よっしゃ!」
と喜んでいるとすれば

それはマウント取りと同類ということになります。

他人を見下して
優越感を感じて
それを喜びと感じているのですからね。


◯会話では常に相手に負けるイメージを持つ

少し難しいことを言います。

他人との会話の中では
相手に勝とうとしてはいけません

仕事上で
意見をぶつけ合う場面などは別ですが

友人や知人と雑談をする中で
相手より勝っている分野
相手より勝っている知識、経験など
口に出してはいけないし
匂わせるようなことを言ってもダメだと思います。

つまり
会話の中では負け続けた方がいいのです。


えっ?

と思った人も多いかもしれません。

会話で負けるというのはあくまで表現ですが
たとえば相手が

「中洲にある〝海鳴〟というラーメン屋が美味しいよね!」

と言われた時に

「いや、中洲のラーメンなら
〝きりん〟の方が美味しいだろう!」


とか


「〝海鳴〟なら系列の〝海鳴食堂〟の
 ラーメンの方が美味しいだろう!」

という言い方をしちゃダメってことです。


もし自分の意見を言う時は
Yes、and方式で

「〝海鳴〟美味しいよね!
 あと中洲のラーメンなら〝きりん〟も美味しいよ!」

という
相手の意見を肯定して
自分の意見を付け加える言い方をしないと
相手はマウントを取られた気になって
嫌な想いをします。


もっと言えば
相手がマウントを取ってきた時には
さっさと負けた方が早いし楽です

「めっちゃ可愛い彼女ですね!
 絶対俺にはそんな可愛い彼女はできませんよ!」
「仕事でそんなに稼がれたんですね!
 とても頑張られたんですね!」
「芸能人の◯◯と仲良いんですか!
 素敵な人脈をお持ちですね!」

など
さっさと自分を下げたり
相手を持ち上げたりして
相手の満たされない
渇いた心や欲求を
満たしてあげるんです。

それが大人の余裕ってものです。

そして敬語で対応するのは
尊敬では無く
心の距離感の表れだと思って
丁寧な言葉で話しましょう。

丁寧な言葉遣いをし続けることで
親密な関係にはならずに済みますから。


私の周りにも
ふとした時に
マウントを取ろうとしてくる人がいましたが

すぐに私が負けている感じを出すことで
簡単に会話を切り上げてくれるものです。

「最近、他の病院の〜なんか部長から好かれちゃってて〜一緒に働きたいって言われてんだよね〜」
「それ凄いじゃないですか!
 実力がある人は引く手数多ですから
 いい機会になるんじゃないですか!
 うちの職場的には辛いですけどね!」

とさっさと相手が言ってほしいであろう言葉を
言ってみる。

最初は
そんなこと言いたくないな〜…
と思うかもしれませんが

そこで張り合う必要なんてないし
その会話の中で勝とうが負けようが
あなたの価値は上がりもしないし
下がりもしないんですよ。

そういう相手には
皮肉混じりでもいいから
自分が負けてあげた
ぐらいの感覚で
対応すれば良いと思います😌

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