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うつ病の人への接し方は難しくない

身の回りの人がうつ病になった時
どう接したらいいか
迷う人もいるんじゃないでしょうか?

先日友人から
「職場の人がうつ病なんだけど、どう接したらいいかわからん」
と聞かれたことで
改めてnoteに書いておこうと思いました。

ちなみに
全然難しくないですから!

変なこと言って病状が悪くなったら
どうしよう!とか。
恨まれたらどうしよう、とか。
自分も相手も守れないんじゃないかと
心配する人も多いんですけどね。


大丈夫!
簡単ですから。

では早速行きましょう!

普通に接する

そう。何も難しいことをしなくていいんですよ。
もちろん治療するとなれば
難しいんですけど
身近な人がうつ病の人に接する時って
そんなに難しくない。

というか難しくないと思うことが大事。

難しいと思ってるということは
特別なことをしようと思うから難しいのであって
普通に接することがむしろ大事なんですよね。

そこで
より具体的にどのように接するのか
また、NG行動は何なのか
について詳しく書きますね。

行動を決めない

たとえば
友人がちょっと悩んでるだけだとつい
「遊びに行こう!」
「飲み行こう!」
「休みなよ!」
などと相手の行動を誘導しがちなんですけど
うつ病になると
被害的に捉えちゃうので

「遊びに誘わせるような気を遣わせてしまった、申し訳ない」
「休もう、なんて言われるってことはよっぽど私って〝うつ〟が酷いように思われてるんだ」

のように考えちゃうし
周りに行動を決められると
追い詰められてるように感じる
んですね。

だからうつ病の人に
「頑張れ!」って言っちゃいけない
という理由に繋がるわけです。

私のお勧めは
行動は相手に決めさせる。
「遊びに行ってみる?」
「休んでみるのはどう?」
と選択肢を相手に渡す。

あなたは相手の返答に対して
否定せず尊重するだけでいいのです。

※ちなみにうつ病の人に
お酒は勧めないでください。逆効果です。

アルコール依存症にもなりかねません。

特別扱いしない

うつ病の人が職場復帰した時に
やりがちなんですが
他の人と同じように接することが
うつ病を患って人を楽にさせます。

というのも
精神疾患全般的に
世間からの偏見がありますから
当事者は自分自身に対しても
偏見を持ちがち。
「自分はうつ病の人として周りに見られている」
ことを嫌がる人が多いです。
そこで極端に簡単な仕事ばかり
延々与え続けていると

「やっぱり自分はうつ病だから気を遣われてるんだ」
「もう自分はこの職場にいちゃいけない人なんだ」

とネガティブになる。
そのサジ加減が難しいと思っているということは
その相手との
コミュニケーションが足りてないって話で
相手と話しながら
仕事量を決めていけば良い。
ただ、うつ病になる人は
プライドが高かったり
自分の調子の見極めが苦手な人もいるので
相手があまりにも
「大丈夫です!もっと仕事をください!」
と無理しているような時は
セーブをすることを
意識しましょう。

頻回に連絡はしない

相手を思いやる気持ちは
めちゃくちゃ大事なんですが
頻回な連絡は
心の矢印が相手ではなく
自分に向いているもの

相手のためになっていません。
実はあなたが気になるから連絡しているだけ
相手からすれば苦痛だったりします。

感謝する

無理して褒めようとか励まそうとするのではなく
感謝を伝えるのです。

より具体的な行動プランとしては
最初は簡単なことをしてもらって
してもらったらすぐに感謝する

たとえば
椅子や荷物をどかせて
スペースを作ってくれたら
「ありがとう!気が利くね!」
などさらっと感謝を伝える。

アドラー心理学でも
褒めてはいけない、感謝をするべきという
提言があります。
感謝されることで
人は自己肯定感があがり
時には承認欲求が満たされる。

これがうつ病の人が職場復帰した時などには
有効だと思います。

まとめ

詰まるところ
上記にあげたコミュニケーションの仕方は
うつ病の人だけでなく
誰においても
大事なコミュニケーションの方法なんですよね。

だからうつ病だからといって
過剰に気をつけたりする必要はないのです。

うつ病の人に言ってはいけないことは
結局相手が誰であっても
言ってはいけないものなんです。

もし身の回りにうつ病の人がいる場合は
上記のことを意識して
コミュニケーションを取れば
何の問題もないと思います😌

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