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あなたが嫌いな人も、違う人にとっての良い人なのかもしれない

最近「六本木クラス」
というドラマが始まりましたね。

「梨泰院クラス」という
韓国のドラマを元にしているドラマで
私は梨泰院クラスを
昨年ハマって観ていました。


あらすじを簡単に言うと
超真面目で好青年で
まるで正義の塊のような主人公が

逆に他人を一切大事にしない
会社の利益、存続、繁栄ファーストの
悪の塊のような敵から
攻撃され、邪魔されながらも
それでも諦めずに
果敢に戦っていく

というストーリーです。

半沢直樹に
よく似ているかも知れませんね。

梨泰院クラスにしても
半沢直樹にしても

正義と悪が
わかりやすく別れていて
正義が悪をやっつける系は
見る人の気分を
スカッとさせますし

良い人と悪い人が
ハッキリ分かれる話は
わかりやすくて
世間から好まれますよね。


ただし
こういうストーリーは
私も大好きなんですけど

現実の社会って
正義と悪が
ここまでハッキリ別れている
ということはなくて

みんな自分が正義だと思っていて
誰も自分のことを
悪だとは思っていないんですよね。

正義と悪って
ドラマや映画などでは
白黒ハッキリついてますが

現実の世界での
正義と悪って
グラデーションのようなもの

0点の人もいなけりゃ
100点の人もいない。

どんな良い人も
利己的、自己中心的な考え方を
一切持ってないわけでもない。

逆に悪い人と思われている人も
心に余裕を持てている瞬間に
子供や動物などに
優しくできたりする。


もっと言えば
ほとんどの人が
〝ちょい良い人〟
と呼ばれるような範囲に入っていて

ただ人と人がぶつかる時
それぞれの正義が異なるだけなんですよね。


◯あなたが嫌いな人もそんなに悪い人ではない


人と人の相性や
考え方の違いはあるわけで

たとえば

・何が何でもルールに決められていることは守るべきだ
・時にはルール以外のことをしても、
 何が正しいかを考えて
 行動することが大事だ

という意見が異なる場面はある。


海外ドラマ「メンタリスト」
のあるシーンの中で

10代の3兄弟がいて
長男を殺された
2番目の子の長女が
殺したと思われるギャングを相手に
勇気を持って立ち向かい
未登録の銃で
威嚇射撃したんです。

その行為自体は
犯罪行為であるため
逮捕されるのが
ルールなのですが

その3兄弟に親はおらず
頼れる親戚もいなくて
3番目のまだ幼い弟を
長女がいなくなると
他に育てられる人がいない状況。

そこで主人公ジェーン氏は
同僚の警察に
その次女を解放するように
指示するんですね。

「正義と思う行動をしろ」

と言って。

何を持って正義とするかは
個人の価値観や文化によっても
変わります。

この場合
どんな状況であれ
法のルールに則って
逮捕するべきだ

と考える人と
その状況状況で
最適解は何か?

と考えて判断することが
本当の正義だと
考える人もいる。

文化の違いとして
日本人であれば

みんなが選択した方が
正義だと考える人もいるでしょう。

「みんなはこっちが正しいと思ってますよ」

という情報によって
正しいと思うことが
変わってしまうというか。


脱線しましたが
人によって
行動や判断は異なるわけで
あなたが

「あの人のあの判断は気に入らない」
「何であの人はいつも遅刻するのか」
「自分が損しても周りを助けようとする
 偽善者ぶりが鼻につく」

など思っていたとしても
他の人から
違って写っていることもある。

なんせ
精神分析でも
心理分析でも

実施する人によって
大なり小なり
分析された人の結果が
変わることがあるのでね。

人を正当に判断しようとしても
無理なんです

あの人は良い人。
あの人は悪い人。

そう思っても
人によって印象は違う。

つまり
捉え方次第で
良い人にも
悪い人にも変わる。


だったらどんな人に対しても
見方を変えたら良い人なのかもな
と思えた方が
自分が楽ですよね。

何よりも
幸せに生きられる。

あの人はこういう人だ!
とレッテルを貼ろうとするのを
極力避けて
どんな人とも
フラットに付き合っていきましょう😉

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