見出し画像

相手から信頼される人のコミュニケーション

今日から
看護学生さんが
実習に来られていて

精神科病院の患者さんと
初めてコミュニケーションを取る
という学生もいらっしゃるんです。


そんな中

十中八九学生さんが悩むのが

患者さんと
信頼関係を築く
コミュニケーションの仕方が
わからない

ということで
悩む人が多いんですね。


確かに精神科患者さんと
産まれて最初に会う時って

緊張したり
身構えたりする人って
割と多いんです。


だから
言っちゃいけないことが
あるかもしれない
とか

間違った対応をしちゃいけない
とか

あれこれ考えて
なかなか距離が
縮まらないケースも
よくあるんです。


中には
患者さんのベッドサイドに
行くことが怖くて

ずっとナースステーションにいて
カルテを眺めてその日の
実習が終わる学生もいる。


これって
精神科病院だけの話だけじゃないと思うんです。


ちょっと近寄りがたい上司や
何を考えてるかわからない後輩

機嫌の悪い妻や
何を聞いても
「あぁ」
しか答えない夫。

そういう人たちと
信頼関係を築くために

どういう方法があるのか。


というお話をしたいと思います。


◯気の利いたことを言う必要はない


相手の言ったことに対して
気の利いた返しをしたい

相手が納得するような
有益な話をしたい

笑ってもらえるような
面白い話がしたい

とか
上手に話したいとか
話す側として
何をすべきか?

を考えがちなんですけど

たぶんそれだと
自己満足のコミュニケーションにしかならない。


それはただ
自分が好かれて
承認欲求を満たしたいだけで

信頼関係を築きたいわけじゃないんですよね。


信頼を産むコミュニケーションは
受け方が大事です。


それは
相手の話を
大きなリアクションをとって
話を聞かなきゃいけないわけじゃなくて

相手の話を
しっかり理解して
肯定すること
です。


そして
相手のことを知ろうとすることが
1番大事
です。


精神科病院の話に戻りますが

精神科の患者さんによっては
朝から夕方まで
学生さんと話したいという患者さんと
極力話したくない患者さんがいます。


また体調が悪い時は
1人で部屋にいたいという
患者さんもいるので

実習とはいえ
なかなか話すタイミングがない
学生さんもいて

なかなか信頼関係が築けないと
悩むのですが

まず
患者さんと
たくさん話せば良いかと言えば
そうでもない。

いつまでも浅い会話をしていたって
関係は深まりませんよね。


それより
相手のことを知ること。

もっと言えば
相手の関心に関心を向けることです。


なぜいつも同じベストを着ているのだろう
なぜいつも靴を緩めに履いているのだろう
なぜいつも息子の不満ばかり話すのだろう

など
相手が考えていることに
関心を持って寄り添う。

それが
本当の共感です。

相手と同じ感情になるのではなく
相手の感情を想像する。


共感力とは想像力
なんですよね。


そして

自分のことを知ろうとしてくれている
自分に興味を持ってくれている
話はしなくても
自分のことを気がけてくれている


ということが
1番のギフトになるんです。

それができる人は
間違いなく信頼されます。

変に饒舌に話せる人より
かけがえのない人に
なることができます。

だからコミュニケーションは
発信より受信に
重きを置く。

話を
「うんうん」
と聞くだけではなく

相手の関心に関心を寄せて
相手の感情を想像する。

それが高いレベルの
聴き力になります。



皆さんも
信頼関係を築きたい人がいる場合

受信に力を入れてみては
いかがでしょうか😌

--------------------

【お話聞きサービス】
オンラインで悩みや相談
雑談などなんでもOKです🙆‍♂️
友人や家族だからこそ話せないこともあると思います。
精神科看護師の私がしっかりと悩みを聴きますので
各種SNSのDMなどから連絡下さい✨

note
https://note.com/ray_mentalnote

Instagram
https://www.instagram.com/ray_mentalnurse/

Twitter
https://mobile.twitter.com/ray_mentalnurse

LINE
https://lin.ee/aWqzomC

※企業、学校などで
メンタルヘルスについて
講演する人をお探しであれば
DMからご連絡ください😌✨

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

サポートしていただけると相当喜びます😭