青空

aiko BUMP OF CHICKEN 好き 作業療法士

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最近の記事

心が生きる場所

2024年3月1日 日本武道館 LOVE LIKE POP Vol24 追加公演 最終日 約4年3か月ぶりのライブ。この日をどれだけ待ちわびていたか。 【時計が止まってしまったみたいだったけど 少しずつ動き出したよ 輝いたあなたを一番近くで見てたから あたしも変わろうと思った】 <寒いね…aiko> これは、”寒い冬にはマフラーよりも寒いねと言い合えるあなたがいればよかった”という失恋ソングだけど、 今回のライブは私にとって、大切なものを失って止まっていた時間がやっと、や

    • 2023年ハイライト あの日の続きを生きてるよ

      「あー楽しかった」 東京ドームを出ると頭の中はこの言葉でいっぱいだった。 11月。まだ寒くなりきらない都会の夜風が心地よく、周囲の光が暖かかった。涙や笑顔でいっぱいになった人混みは、これから先ほとんどが知り合うことなんてなく通り過ぎていくだろうが、ついさっきまで同じ景色を見ていたと思うと急に親しみがわいてくる。 感動、心が動いた、そんないくつも気持ちを表現する言葉がある中でも、あの時はこの言葉以外当てはまらないように思う。心の中が「楽しかった」でいっぱいになった。 4年前の

      • なんでだろう、夏祭りって。

        今日はこのあたりの地域は、あちこちでお祭りの日だ。 8月の最初の土曜日。子供の頃から変わらない特別な日。 朝から街中がきらきら、そわそわしているようだ。 大人になってからお祭りだろうが仕事はあるし、他の日と変わらない土曜日になったのに、あのころのワクワク感が心の底でこそこそと動いている。 夏の思い出は、ほとんどがこの日に詰まっている。 子供の頃は、夏休みに入る前から駆け引きは始まる。 誰とお祭りに行くか。 誰からも誘われないなんて悲しい夏にしたくない。1人になりたくない

        • 駅のホーム。アスファルトの隙間。屋根の間の朝日。

          「BUMP OF CHICKEN TOUR2022 Silver Jubilee」がライブ配信された。 ライブに行けない状況で、こうやって配信してくれることはなによりうれしい。どの曲も4人の届けたい想いとやさしさで溢れていた。どの曲も音も優しくて強い。 アンコールの後、一人ステージに残って藤くんが話始める。 歌い終わって息も落ち着かないまま、少し早口で。 言いたいこと、思っていることがちゃんと伝わらないことがもどかしい、ちゃんと伝わっているか不安だと。ちゃんと伝えたいから早

        心が生きる場所

          つづける勇気 つなげる力

          大好きなバンド BUMP OF CHICKENが結成27年を迎えた。 最後にライブに行ったには3年前、コロナになる前。 3年たってもやっぱりまだライブに行くには難しくて… 世の中いろいろなことが緩和されているから気を付けて参加すればいいとか、そんなに我慢しなくてもいいとかいろいろライブと感染については思うことがあるけど、それはとりあえず置いといて。 今の私はまだライブにはいかないと決めた。でも行きたい気持ちがなくなるわけではない。どうにか折り合いをつけていかなきゃ。 ライ

          つづける勇気 つなげる力

          今年のハイライトなんて

          今年もあっという間に終わってしまいそうなので、一年を振り返ってみようかなと思います。 今年のハイライトってなんだろうって思い返してみてたけど… 正直、これって目立ったことも思いつかず… だってコロナだもん。 大河ドラマの関係で「全部大泉のせい」って言葉が話題になったけど 私の中での流行語大賞は間違いなく「全部コロナのせい」だと思う。去年もそうだったけどさ。 世の中ではいろいろな規制が緩和されて日常が戻ってきてる様子もあるけど、やっぱり仕事柄難しいと思う。いろいろな立場の人がい

          今年のハイライトなんて

          ねえ、優しさってなんだと思う

          おかえりモネを見終えて 毎日楽しみにしていた朝ドラが終わってしまった。とても寂しい。 半年間、モネと一緒の時間を過ごすことができて嬉しかったし、そして今も気仙沼でモネが元気にしてるんじゃないかとさえ思ってしまう。 大好きなドラマの1つだ。 素晴らしいドラマには間違いないが、そのすごさは感想を一言でいえないところにあると思う。 言葉を選ばずに言ってしまえば、とても不完全燃焼な気持ちで過ぎていく毎日だった。 ことある事に、様々なシーンや台詞を思い起こしては考える。 あの時、

          ねえ、優しさってなんだと思う

          恋とかそんなのじゃなくて

          恋愛とか失恋とかそんな綺麗な、大袈裟なことじゃないの。 ただ声をかけられたことが嬉しくて、可愛いなんて言葉に舞い上がっただけ。 向こうにとっては、きっと相手をしてくれるなら誰でもよかった。ちょっとおせば落とせそうって思われただけ。 そんなことわかってた。 ちょっと近づいた時、これ以上近付いたらダメって私の中の私が言ってたから、だから気持ちを我慢して離れた。 あの時、あの一言を言わなかったこと、あの選択をしなかったこと。小さい1つ1つ。後悔と言えば後悔かもしれない。

          恋とかそんなのじゃなくて

          好きな物は多い方がいい。 辛いこと、悲しいこと、その時の気持ちをできるだけ感じないように その分、無理にでも嬉しいこと楽しいことを感じられるように。

          好きな物は多い方がいい。 辛いこと、悲しいこと、その時の気持ちをできるだけ感じないように その分、無理にでも嬉しいこと楽しいことを感じられるように。

          こんな綺麗な月夜に

          金曜日の夜、明日からは休みになる仕事終わり。外は綺麗な月夜。 昨日は十三夜だったらしい。明日は満月か。 外の寒さと比例して月や星空は綺麗になっていくように思う。空気が澄んでいる。だから寒いんだけど。 5日間の仕事を終えて、やっと休みがくる。いつもなら嬉しいはずだ。 それなのに今日は、仕事を終えて更衣室へ向かうところから徐々に気分が重い。靴を履き替え、何とか笑顔を作りながら「お疲れ様でした」と答え、職場を後にした。重い足を引きずりながら、やっと車にたどり着くと、身体中が絶望感

          こんな綺麗な月夜に

          これを恋と呼ばずになんと呼ぶ!

          もう、こんなに何日も引きずるなんて 自分が1番驚いている。 もう笑えるレベルで、彼のこと、彼らのことで頭がいっぱいになっている。 BUMP OF CHICKENの形が今までと変わってしまっても、世の中のたいていのことは何も変わらない。 ネットのニュースやワイドショーを怖がっていた週末は、とっくにすぎて、不倫や活動休止なんて言葉はどこにも現れずキラキラした俳優さんやアーティストのエンタメ情報が流れている。 実は夢だったのかな。大好きなBUMP OF CHICKENのチャマ

          これを恋と呼ばずになんと呼ぶ!

          4日間、自分の感情を考察した結果

          私は私が見たもの、知ってること、信じたいことを信じる。これが私がたどり着いた答え。 この4日間、悲しさの底に行ったりどうにか浮き上がったり、現実から目を逸らしたり、それでもやっぱりインターネットの海に飛び込んでまた悲しくなったり、感情のジェットコースターのような毎日を過ごした結果たどり着いた答え。 何があったかなんて、はっきり書くのも悲しいくらい。 大好きな人にスキャンダルが出た。初めてだった。しかも内容は最悪。どこまで本当か分からないけど、あまりに生々しい記事を薄目で読み

          4日間、自分の感情を考察した結果

          『流浪の月』を読んで

          何気ない会話で友達に勧められ、本屋で手に取った。 1ページ目をめくり、1行目を読み始める。 本を選ぶ時は、内容も見るけど文章の肌触りが大切だ。最初の数行を読んで感触を確かめる。終始、穏やかな口調。賑やかなファミレスのシーンから始める最初の章は、周囲のがやがやとした音とは反対に、主人公達のテーブルだけは薄い膜で覆われているような不思議な静けさを感じる。それなのに、少女が食べる生クリームがのったかき氷は、その冷たさや色合いまで容易に想像できるようなリアリティをもって書かれてい

          『流浪の月』を読んで

          夏が帰る

          aikoゲリラライブの総集編の期間限定公開が終わる。 「Love Like Aloha Memories 砂浜に持って行かれた足」 というタイトルで先週8月30日に公開されたものだ。 aikoは不定期で8月30日にちがさきサザンビーチで無料のゲリラライブを行ってきた。今回は過去6回のライブ映像を編集したものが配信された。 大雨の年もあれば、綺麗な夕暮れの年もある。 海と砂浜。海に浮かぶ月。 最後には花火。 夏休みの楽しみを全部にぎゅっと詰め込んだような1日。 私は

          夏が帰る

          草と向き合った1日の話

          太陽が沈むにはまだ早い夕方、私は庭へ出た。 両腕には運転用のアームカバーを肘の上までつけ、両足はスパッツで覆った。お気に入りのライブTシャツを着て、リラコを膝上までたくし上げショートパンツ風に仕上げた。 これだけなら、ちょっとオシャレなジョギングの人みたいじゃない? なんて思いながら、鏡を見る。 仕上げはここから。 足元は長靴。頭には農家のおばあちゃん達の必須アイテム、サンバイザーの後ろにひらひらがついた帽子を被った。もちろん、そのひらひらは顎の下できゅっと結ぶ。 よし

          草と向き合った1日の話

          なんのために書いてるんだっけ

          noteを続けてみようと思い立って 描き始めて1ヶ月。 毎日は書けなかったけど、それなりに続けてきた。 でも今、ただの迷子だ。 行き先もわからないまま、地図も読めないまま、誰かに道を尋ねることもできないままだ。そのくせ、意地になって歩くことをやめない。厄介な迷子だ。 なんのために書いてるんだっけ。 何が書きたかったんだっけ。 どうやって書いたらいいんだっけ。 私はいったいどうなりたかったんだっけ。 いつからか、どんな私になりたいか見失っていた。 昔は周りの友達み

          なんのために書いてるんだっけ