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プレゼン資料作りの肝は箇条書き

みなさんこんにちは。
今日はプレゼン資料作りのポイントについて考えてみたいと思います。

皆さんも日々、社内の企画や営業時のプレゼン資料など、考えを伝える際にプレゼンを行われているかと思います。
そんな中でなかなかうまく作れないや作るのに時間がかかる、実際にプレゼンしたのは良いもののなかなか伝わらないといった経験があるのではないでしょうか。
かくいう私も過去苦労した経験があるのですが、現在は月100以上、多い時には週に100以上のスライドを作成しています。
戦略コンサルタントとして活動するにはプレゼンは肝になりますので、そんな中で学んだポイントについてお伝えできればと思います。


プレゼン資料を作るプロセス

大きな流れとして、①伝えたいことを箇条書きにする、②紙に伝えたいイメージを書く、③スライドを作るという流れになります。
特に禁じ手は③から入ってしまうことです。
よくスライドの作り方というような本でも書かれていますが、最初に③スライド作りから入ってしまうと、全体の流れがストーリーとしてつながっていなかったり、伝えたいことがきちんとスライドに起こせないといった事象が起きます。
まずは伝えたいことが何かということを箇条書きで書いていきましょう。
(今日は①までお伝えしたいと思います。)
スライド作成の参考になる書籍もご参考までにご紹介します。

⓪スライド作りの前提

基本的なストーリーは取り組みの背景・目的→実施内容→具体的なアクション・スケジュールというような流れです。
何にフォーカスを当てる場で話すのかにもよりますが、こんなことを実施したいと思っていますというような提案の場であれば上記のような流れでよいかと思います。
また、より詳細としてはマクロからミクロへというつなぎ方も重要です。
3つのアクションをしたいと考えています、まず一つ目はというような流れでまずは大きな視点で全体像を話し、そのあと詳細に話していくということをしないと聞き手はついてくることができません。
聞き手がついてこれなくなってしまうと、それ以降の話は全く耳に入らないので、注意が必要です。

①伝えたいことを箇条書きにする

上記の前提を基に箇条書きで書いていきます。
どんなイメージかというのを記載したので参考にしてください。

大きな5つの塊があるかと思うのですが、これら1つずつに対して1スライドを作成するようなイメージになります。
上から4つ目と5つ目の塊については少し小さな粒度(一段下げて書き出しているもの)で記載しているものがあるかと思いますが、これらは大きな塊の詳細というような位置づけで記載しています。
まずはこれをWordやOneNoteを使って、プレゼンで伝えたいことをすべて整理するということが重要です。
これができればほとんど勝負あったといっても過言ではないですが、ここでプレゼンで伝えたいストーリーや一つずつのスライドの中身を整理し、②の紙に書くというプロセスに入っていくことになります。

箇条書きの記載例
黒いぽちが大きな塊、矢印のポチは黒いぽちの詳細を記載

まとめ

いかがだったでしょうか。
プレゼン資料を作るときにスライド作成から始めてはいけないというようなことを本などをご存じの方も多いと思います。
じゃあどうするのということでまずは箇条書きから入るということをお伝えさせていただきました。
これをすることで、全体の流れや1つのスライドで何を書こうと思っているのかということがすべて整理できます。
そのため、今自分に情報が足りていないところはどこかや、ストーリーがおかしいところについても確認することができます。
以後②以降についてもお伝えできればと思っています。
皆さんの業務効率やスキルアップに少しでもつながればうれしいです。
ご参考までに箇条書きについて非常に学びが多い書籍についてもご紹介です。

それではまた。

P.S. 続きの記事のご紹介

こちらの続きを書いた記事はこちら、是非ご一読ください。
箇条書きをどのようにスライド作成につなげるかについて詳細に記載しています。

アップデート版の記事も投稿しましたので是非ご一読ください!


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