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#1 就活の思い出~人事だって昔は就活生だった~

こんにちは、今日も記事を見に来てくださりありがとうございます^^

今回は題名の通り、自分の就活を久しぶりに振り返ってみての感想と、人事・採用の仕事をしている中で感じたことを、できるだけ堅くならずにお話できたらと。

その前にひとこと。22卒のみなさん、就活おつかれさまです。まだ内定が出ていない人も焦らなくて大丈夫です^^23卒のみなさん、就活のことを考え始めた頃でしょうか。この記事が何らかのヒントになれば幸いです。

1.わたしの就活(18卒)

わたしの就活、実は割と難航しました。

大学3年の頃、周りが就活を視野に入れ始めたことに焦り、大手ホテルの1dayインターンに参加しましたが、参加者の意識の高さに圧倒されより不安になって帰宅した記憶があります・・・(笑)

大学4年の3月から本格的に始まった就活。2月最終日に大阪旅行にいっていて、3月1日の早朝に熊本に帰って学内説明会に参加する手はずだったのですが、まさかの新幹線が運転見合わせ。結局1日目から遅れをとったわたし。焦りに焦って、ずっとTwitterを更新していました(笑)(トップ画像もその時のつぶやきです)

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気を取り直して翌日から始動。熊本地震の経験から、「家」というものが人・人生にとってとても大切だと感じ、住宅メーカーやインテリア、不動産など”住”に関わる業界に絞って選考を受けていました。(そう考えると、意外と軸はあったのかも・・・)

専門知識を必要とせず、かつ一番募集の多い「営業職」を志望していました。しかし営業を志望しているにもかかわらず、わたしはかなりのあがり症。面接でズタボロになり、お祈りメールを受け取る日々。今思うと、面接官の方たちはわたしが「営業としてバリバリ働く姿」を想像できなかったのだと思います。

そんな中、「絶対ここで働きたい」と思った住宅メーカーがありました。単独説明会の中で社員との座談会の時間があり、「本当に仕事がだいすき。売っている家も心の底からおすすめできる。やりたいことを毎日すきなだけやっている。仕事が苦しかったら意味がない。」こう言った営業の先輩社員の笑顔が忘れられませんでした。(実際そこの会社が売っている家も本当に好みでした・・・)

本当に入りたいと思っている会社の面接は、緊張はするものの、きちんと自分の言葉が出てくるのだとその時初めて知りました。用意した型にはまった言葉よりも、たどたどしくても気持ちを伝えることが大事だと思います。

結果、この会社から内定をいただくことができました。営業ではなく総務部に配属され落ち込んだ話はまた今度・・・(笑)

2.就活を乗り越えられた理由

内定が出るまでの間、周りがどんどん決まっていって、全て投げ出して引きこもってしまいたい衝動に何度も駆られました。そんな中なぜ踏ん張れたのか、それは「楽しみを我慢しなかったから」です。

就活中は面接や説明会で行く場所で、美味しそうなランチを食べたり、イベントに行ったり、好きなアーティストのライブにも普通に行っていました。

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↑面接と面接のインターバルで行ったポンペイ展です。

就活中は楽しみを封じる!という友人もいましたが、その結果考え込みすぎて就活がうまくいかなかった、という話を聞きました。(もちろんそのやり方が性に合っているという人もいます!)

今はオンライン選考が主流になり、どこかに行くということは難しいかもしれませんが、例えば「今日は面接を頑張ったから美味しいものをデリバリーしよう」とか、「このSPIを受け終わったらゲームをする!」とか、そういうちょっとしたご褒美や楽しみを、自分に与えてみてはどうでしょうか^^

メリハリのある生活をする、というのは案外どんな時でも必要なことかもしれません。

3.人事として思うこと

1社目での経験を合わせると、約3年と少し、人事・採用担当として学生さんと関わってきました。今は採用の前線にはいませんが、少しだけ偉そうに語らせてください(笑)

【個人的に見ていたところ】

インターンや説明会、面接など、どの場面でもみなさん緊張しています。しかしその中でも「どれだけ興味を持って取り組んでいるか」「うちに関心を持ってくれているか」というのを、姿勢や言葉から感じ取れる人は印象に残っています。

学力や意識の高さだけでは計れない”思い”って、意外と分かるものです。

それから、趣味や好きなこと・ものについて深く語れる人には魅力を感じます。どんな理由で、どんなところが、どんな風に好きなのか。それを自分で理解している人は、仕事にも意味を持って取り組んでくれる気がしています。

【会社を選ぶ基準】

みなさんは会社に選ばれる側であると同時に、会社を選ぶことができます。

自分なりに、「これだけは譲れない」という軸を持つことは大切です。「採用してもらえるならどこでもいい」というスタンスももちろん無しではないと思います。だけど、そういって入った会社で長続きするでしょうか。そして何より、そのスタンスを面接官は察します。

業種、職種、仕事内容、人間関係、福利厚生、雰囲気、何か譲れないものを持って、みなさんも会社を選んでいいのです。みなさんの軸と、会社の強みがマッチする瞬間が絶対にあるはずです。

4.最後に

簡単に、と思っていたのに結局長々と書いてしまいました。そして偉そうなことも言いましたが、就活中のみなさんが最善を尽くせることを願っています!

そして残りの学生生活も楽しく過ごしてください!

ではまた^^


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