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達人のサイエンス

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突然の発熱での休み、同僚からの連絡が…

突然の発熱での休み、同僚からの連絡が…

こんにちは、らるです。

突然、39°の熱が出て
寝込んでいます。

今は薬で楽になったので
こうして記事を書いているところです。
(ちなみに、コロナではありませんでした)

今日は本来、会社に行く日だったのですが
こんな状況なので
急遽休みをもらうことにしました。

打ち合わせいくつか入っていたので
それらを飛ばしてしまったのは
申し訳なかったのですが

同僚からは
「買い物とかつらければ
何か

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『平凡』を活かせ!【達人のサイエンス⑬終】

『平凡』を活かせ!【達人のサイエンス⑬終】

達人のサイエンスの記事も
今回で一区切りとなる。

最後は「日々の平凡な行動」についてだ。



「大事なこと」以外の時間 誰にでも、避けられない雑用がある。それはたとえば部屋の掃除、整理整頓、落葉掃き、食料の買い出しなどであり、また子供に勉強させたり手伝いを言いつけたり、食事の仕度やあと片付けをしたり、洗車したり、毎日通勤したり、ほとんど繰り返しに近いようなさまざまなルーチンワークをしたりする

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達人の道の落とし穴【達人のサイエンス⑫】

達人の道の落とし穴【達人のサイエンス⑫】

ここまで、達人の道はどういうものか
どのように実践していけばよいのか
ということを紹介してきた。

本書では以前に紹介した
「ホメオスタシス」以外に
達人の道への壁になるものが
13個紹介されている。

その中から特に重要なものを
5つにまとめて紹介していく。



1,生活上の葛藤達人への道を歩むには時間が要る

しかし、その達人の道が
生活の糧を得るのに直結している場合は
ともかくとして、そ

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達人の道を歩むエネルギーを得るには?【達人のサイエンス⑪】

達人の道を歩むエネルギーを得るには?【達人のサイエンス⑪】

前回は達人の道に立ちはだかる
ホメオスタシスについて説明した。

ホメオスタシスとは
恒常性の維持…
つまり変化に抵抗する性質のことで
これは良い変化が起こるときにも
必ず発生してくる

これに対抗するために
1,ホメオスタシスの活動に気づく
2,変化に抵抗しようとする自分との「関係の調整」
3,支援体制を作り上げる
4,規則的に練習する
5,生涯、学び続ける
この5つの実践が有効だという話をした

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ホメオスタシスを制せよ!【達人のサイエンス⑩】

ホメオスタシスを制せよ!【達人のサイエンス⑩】

前回までで、
達人の道への
5つのキーポイントを見てきた。

1、指導
2、練習と実践
3、自己を明け渡すこと
4、思いの力
5、限界でのプレイ

今回は達人の道を進むにあたり
「大きな壁」となる人間の根本的な性質
『ホメオスタシス』を説明していく。



ホメオスタシスとは一言で言えば恒常性を維持する働きだ。

あらゆる生物には
ずっと同じでいようとする性質
が備わっているのである。

もし、

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「限界に挑戦」するのはいつか?【達人のサイエンス⑨】

「限界に挑戦」するのはいつか?【達人のサイエンス⑨】

達人の道への
5つのキーポイント

1、指導
2、練習と実践
3、自己を明け渡すこと
4、思いの力
5、限界でのプレイ

今日は最後の
「限界でのプレイ」についてだ。

達人の道は、
成果ではなく継続が大切だ
…という話をずっとしてきたが
今日の話は、少し毛色が違う。



「継続」が大切では無かったか?本章でわれわれは、一見矛盾がありパラドックスと思えるような、深刻な問題に行きあたる。

P1

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全ての達人に共通する力とは⁉ 実は大きい○○の力【達人のサイエンス⑧】

全ての達人に共通する力とは⁉ 実は大きい○○の力【達人のサイエンス⑧】

達人の道への
5つのキーポイント

1、指導
2、練習と実践
3、自己を明け渡すこと
4、思いの力
5、限界でのプレイ

今日は4つめの
「思いの力」についてだ。

今日の内容は個人的には
とても印象深かった。



イメージの力いまでこそ一般的に認められている
イメージトレーニングの力だが

これは70年代にアメリカ・スポーツ界の
著名人たちが明らかにしたことから
広まった。

その一人である

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成長のために必要な○○の勇気!【達人のサイエンス⑦】

成長のために必要な○○の勇気!【達人のサイエンス⑦】

達人の道への
5つのキーポイント

1、指導
2、練習と実践
3、自己を明け渡すこと
4、思いの力
5、限界でのプレイ

今日は3つめの
「自己を明け渡すこと」についてだ。



何かの成果を挙げること、ではなく
日々の成長を続けること自体が
達人の生き方だという話を
これまでしてきた。

今日の話である
「自己を明け渡すこと」というのは
高みに行くため今までの自分を捨てる勇気

と、言い換える

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達人にとっての「練習」とは?【達人のサイエンス⑥】

達人にとっての「練習」とは?【達人のサイエンス⑥】

達人になるための
5つのキーポイント。

1、指導
2、練習と実践
3、自己を明け渡すこと
4、思いの力
5、限界でのプレイ

前回は「指導」の項を説明した。

https://note.com/raru3105/n/nd2917122048a
いい先生につくことが大切であること

いい先生に見分け方は
「生徒」とのコミュニケーションを見て
・励ましと注意のバランスがとれていること
・覚えの悪いも

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達人への道 よい教師の選び方【達人のサイエンス⑤】

達人への道 よい教師の選び方【達人のサイエンス⑤】

今日からは達人の道へ
一歩踏み込んだ話に入っていく

本書の中で
5つのキーポイントが紹介されている。

1、指導
2、練習と実践
3、自己を明け渡すこと
4、思いの力
5、限界でのプレイ

今日は「指導」についてだ。



良い教師の選び方技能の中には独学できるものもあるが
達人の道を進みたいなら
「一流の指導を受けるのが一番」である。

では、どういった人を師としたらよいか?

見た方が良い

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成長の停滞期=プラトーとの付き合い方【達人のサイエンス④】

成長の停滞期=プラトーとの付き合い方【達人のサイエンス④】

https://note.com/raru3105/n/nb06026805be8/

前回は、プラトーについて紹介した。

人の成長は
「長い停滞期間」=プラトーと
急激な成長の繰り返しである

そして、このプラトーへの対応が
達人の道への成否を分ける

ということである。



未来に生きるな一言で言うと
未来の目標にばかり縛られるな
ということが大切になる。

プラトー=停滞期がイヤになる

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達人への道で避けられないもの「プラトー」とは【達人のサイエンス③】

達人への道で避けられないもの「プラトー」とは【達人のサイエンス③】

前回は
達人への道=マスタリー(習熟)の旅であり
習熟を終わりなく繰り返すことが達人の道。

華々しい結果は目的ではない ということ

そして、だからこそ

達人への道は
いつでも、誰でも、意思一つで歩み出せる

ということを話した。

今回はその、マスタリーの旅の中で
必ず遭遇するもの
「プラトー」について紹介する。



プラトーとは?プラトーとは
学習が伸び悩んでいる時期で、
学習曲線が水

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達人への道「マスタリー」とは【達人のサイエンス②】

達人への道「マスタリー」とは【達人のサイエンス②】

前回、『達人のサイエンス』という本を
どういう人が書いたのか
という話をした。

今回からは、

・「達人」とはどういう人なのか
・どうやって「達人」になるのか

といった内容に入っていく



達人へのキーワード「マスタリー」マスタリーとは英語の「Mastery」のこと
辞書的な意味は「熟達、習熟」である。

これが達人への道になっていく。

本書の中ではこの「マスタリー」を
以下のように説明

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「達人」になりたい!どうやったらなれるの⁉【達人のサイエンス①】

「達人」になりたい!どうやったらなれるの⁉【達人のサイエンス①】

達人というと、どんな人を
思い浮かべるだろうか?

「いらすとや」さん的には
↓こんな感じらしい。

達人のイラスト(修行)

確かに、長年一つの技術を鍛え、
達人の域に達している…
という感じがする。

個人的には、
達人というと
野球のイチロー選手とか、
将棋の羽生九段とか

長期間、第一線で活躍し続けて
その競技=その人
(野球といえばイチロー、
 将棋といえば羽生さん) 
と言えるような人

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