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【読書感想】お肌もからだも心も整えてくれる女性ホルモンパワー

増田美加=著
対馬ルリ子=監修 


わたしたち女性の人生でティースプーン1杯しかつくられない女性ホルモン。

そのホルモンの働きにより、不調になったり、逆にお肌がきれいになったり、精神が不安定になったりする。

痩せにくい・太りやすいなどのダイエットの失敗、イライラしたり、落ち込んだりの心の症状、不眠なども女性ホルモンが影響してくる。

これは女性として生まれた以上絶対に変えられない事実。(しぬほどめんどくさいけどね…)

変えられないことに文句を言っても
仕方がないので
どうやったら機嫌よく、元気に過ごせるか?
に目を向けたくて。
この本を手に取りました。

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まず、女性ホルモンについて、忘れないうちに書き記しておきます。

エストロゲン(卵胞ホルモン)
女性らしさをつくるホルモン
女性らしい体つきをつくり、妊娠に向けて子宮内膜を厚くする。
自律神経、感情、皮膚、粘膜、骨、関節、筋肉、内臓、脳の動きにも大きく関わる。
プロゲステロン(黄体ホルモン)
子宮内膜を妊娠しやすく、やわらかくし、妊娠しなれば子宮をお掃除(生理)。
一般的にはエストロゲンと正反対の働き。


女性ホルモンが関わる幅の広さよ。すごい。


この本では、
女性ホルモンがひと月の中でどのように変化するか、『生理期』『ハッピー期』『ニュートラル期』『PMS期』と区別していて。


これスケジュールを組むのになかなか参考になる。
興味がある人はぜひ読んでほしい。


『生理期』(生理開始1日目〜7日目が目安)
体も心も憂鬱。生理痛やむくみなどのトラブルがある。体のリセットと考え、リラックスして過ごす。

『ハッピー期』(生理開始8日目〜14日目が目安)
生理後は、ひと月の中でもっとも安定してキレイな時期。
女性を美しくするエストロゲンがたくさん分泌され、心も体もハッピー。

『ニュートラル期』(生理開始15日目〜21日目が目安)
からだもこころも穏やか。安定して過ごせる。自分と向き合い内面を磨くのにピッタリ。

『PMS期』(生理開始22日目〜28日目が目安)
プロゲステロンがたくさん分泌され、体、心、肌が不安定になるPMS(月経前症候群)や、便秘、イライラ、吹き出物などのトラブルが起こりやすい。
不安定な自分を受け入れ、リラックスできる方法を見つける。


…以上4つのサイクルでまわっているそう。
ちなみに、お肌の状態も同じように変動します。


だから
スケジュールを組む時は
ハッピー期とニュートラル期に
めんどくさいことや、しんどいこと
大事なことを

優先して入れようって思いました。

これは、家事貯金に似ているかも。
PMS期でしんどい時の私をラクにするため、
こころもからだも元気なうちに、
『やらなければならないこと』
を済ませてしまおう。


以下の不調に当てはまるモノがある人は、
参考になるかもしれません。
とくに、ダイエットしたい人や美意識の高い人はぜひ読んでみてね。

マッサージやエクササイズ、ツボ、レシピなど色々載っています。


●からだの不調について
肌や髪のトラブル
冷え性
肩こり
お腹が張る
腰が痛い・重い
目が疲れる・乾く
口の渇き・口臭
生理痛・生理前の不調

●心の不調について
イライラ・怒りっぽい
落ち込み
楽しいと思うことが少ない
集中力の減退
浅い眠り
急に泣きたくなる

●ダイエットのこと
やせない
顔のむくみ
便秘・ぽっこりお腹
ウォーキングでやせない
すぐに体重が増える
下半身太り
ウエストと脚を細くしたい

その他にも
女性特有の病気について、
生理を軽くするピル、病院、サプリメント、漢方の話なども出てきます。

この本はちょこちょこイラストも入っていて
読みやすいです。

内容が重複している箇所が何個か出てきて
またか!って思うこともあったけど。笑
(食べ物とか…)

わたくしごとですが、普段からわりと健康に気をつかっている方なので、
目新しい情報はそこまでなく…

ただ、
女性ホルモンの仕組みや動き、一生における変動グラフ、食べ物に含まれる栄養素が参考になったかな。

ゴマと雑穀は積極的に取り入れようと思いました。あと生理中はカフェインを控える。
普段からマルチビタミンサプリは飲んでるけど、ミネラルも入ったタイプにしようかなとも。


長くなりましたが、
どなたかの参考になりますように!



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