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【大学】世界一の18歳がいる国はどこ?

何が未来を変えるのだろうか。
科学技術の発展か、天才のとんでもない発明か。
確かに、世界を変えるような何かを成し遂げることを容易にできるとは思えません。

しかし、その素質を持った、優秀で素晴らしい人材は世界に沢山いる。そして、そんな優秀な未来ある若者が間違いなく日本にもいる、そう著者は言います。

こんにちは、ラマ王です。

人生って選択の連続ですよね。
多かれ少なかれ、私たちは毎日なにかしらの選択を日頃からしていると思います。

しかしその決断の中にもその後の人生を大きく左右するようなものがあります。

その一つが大学進学。
どこの大学か、どこの学部か、
入試方法はなんなのか。

それまで比較的自分の生まれた環境に近いところでの進路選択をする人が多い中で、一気にその選択肢が広がり、日本中さらには世界中の大学をその候補として考えることができる。

そうはいっても海外の大学に進学する人は未だ多くはないでしょう。しかし、僕は実際、「海外の大学を経験するのも面白そうだな」とこの本を読んで思えました。

なぜかというと、なんといってもこの本の著者は東京大学卒業後、あのアメリカの超名門校“ハーバード”で教鞭をとった経験を持つ凄い人なんです。

現在は鎌倉の私立女子校の校長先生をやられているそうなんですが、最近までは東京の、これまた超のつく進学校“開成中学校・高校”で校長先生を務められていたそうなんですよね。

いやすごすぎ。

著者が語った日本の学生と、ハーバードの学生との違いについて、中でも僕が面白いなと思ったものを一つ紹介します。


減点方式と加点方式

日本の学生は自分への評価を“減点方式”で行うと著者は言います。
入学してきた時の持ち点は100。
何か失敗をした時は減点され、
自分にプラスとなる経験をしたときでも“ノーダメージ”、つまり減点を回避できたと考えると。

これは確かに、と思いました。
僕も無意識に減点方式を採用してしまっていたんです。
でも、減点されることばかり意識していたら、いつしか「できるだけ失敗しない方法を探そう」「うまくいかないかもしれないくらいならやらない方がいいな」という後ろ向きな考え方になってしまいがちですよね。

対してハーバード生は“加点方式”を採用している人が多いのだと著者は語っています。
加点方式だから一定の期間経つと、その持ち点は100点どころでなく、200点にも、300点にも、その桁さえ変わるほど、人として成長するんだそう。

これって良い考え方ですよね。
減点方式だとよくても現状維持、失敗を恐れる気持ちはプラスに働くことはありません。

できるだけ、この“加点方式”を意識した
生活を送っていきたいなと僕は思います。


他にも、日本にいるだけでは出会えないような考え方、価値観を持った人が多く集まるというハーバード大学。そんな素晴らしい環境を経験された著者がいま、日本人に伝えたいことはなんなのか。
僕もこの本を読んで自然と勉強へのモチベーションが高まったし、自分の希望する大学での生活、学びを経験することに大きな期待を持つことができた気がします。


日本人として、世界に誇れる点は多くあると著者は言います。
特にいまの日本の若者層は素晴らしい人材がたくさんいると。そんな日本人としての良さをよりグローバルな舞台で活かせる人が増えていくといいですよね。


堅実さと繊細さに世界レベルの大胆さを!

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