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境港と鳥取砂丘 旧鬼太郎列車とゆるい鬼太郎【日本列島旅のススメ#5】

■ゆるい鬼太郎と砂丘で友人が駆け出した思い出
境港は『ゲゲゲの鬼太郎』の作者である水木しげる先生が育った場所です。
JR境線の鬼太郎列車に乗って水木しげるロードで遊べるという、鬼太郎三昧が出来ます。
旧鬼太郎列車とロードで出会った着ぐるみの鬼太郎の記録。
そして想像以上に雄大だった砂丘。

※日本列島旅のススメの概要・凡例は「日本列島旅のススメ〜プロローグ〜」をご参照下さい。

【今回の基本情報】
ススメの対象:JR境線/水木しげるロード/
       鳥取砂丘
所在地:鳥取県境港市・鳥取市
訪れた年月日:2006年9月8日

■旧鬼太郎列車の記録
沖縄帰りの友人Yちゃんと鹿児島で待ち合わせて、10日間かけて普通電車で東京へ帰るという旅の折返しで立ち寄ったのが境港です。
Yちゃんの友人のNさんが鳥取在住ということで合流しました。

鬼太郎列車は外せません。

★JR境線
米子駅から境港駅までを結ぶJR西日本の路線。
弓ヶ浜半島の中心を通る。
境港に水木しげるロードが完成した1993年から「鬼太郎列車」の運行開始。
沿線の駅には愛称として妖怪の名前が付けられています。

「ねずみ男駅」こと米子駅から鬼太郎列車に乗車します。

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境線のホームに一反もめんがいました。

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鬼太郎列車が来ました。
当時は二代目鬼太郎列車です。2021年現在は五代目が走行中とのこと。

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車内もいたるところに鬼太郎がいました。

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ねずみ男列車とすれ違いました。
あわてて窓越しに撮影。

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「こなきじじい駅」こと余子駅通りすぎました。
地味に面白い車窓。

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ねこ娘列車の記録は残っていなかったので、パンフレットの写真を載せておきます。
2006年9月当時の境線の観光パンフレット。
(※JRさんに掲載許可いただきました)
ちょうどねこ娘列車が登場したばかりの頃。
当時走行していた鬼太郎列車は、鬼太郎、ねずみ男、ねこ娘、の3種類です。

■水木しげるロード楽しい
境港駅に着いたら水木しげる先生と鬼太郎達の銅像がお迎えしてくれます。

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鬼太郎達に囲まれて漫画を描いている水木先生。 

駅から続く商店街が水木しげるロードになっています。
いろんなところに妖怪の銅像が設置してあったり、街灯が目玉のおやじになってたりして、楽しいです。
その後、銅像もどんどん増えて2021年現在はさらに充実している模様です。

はしゃぎモードなので顔出しパネルも撮りました。

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今まで見た顔出しパネルの中でもかなりの上位に入るゆるいクオリティ。
令和の今、流石にもう現役ではない…と思いますがもし残っていたら色んな意味で感動。(注:全体的に凄く褒めてます。)

ロードを歩いていたら向こうから鬼太郎がやって来ました。

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!!!!!

ゆるい。ゆるすぎる。
「ヨッ。」って。鬼太郎やってましたっけ?

妖怪って改めて見てみると、よく分からない性質をしていて「?」な存在が沢山います。
例えば「べとべとさん」って夜道をべとっていう足音で尾行してくるだけ。それだけ。

妖怪のそういう曖昧なところと、このゆるさが絶妙に合っている…と感じてしまいました。
そして忘れられない…。
※完全に個人の感想です。

水木しげるロードは2018年にリニューアルして楽しい内容も増え、進化しています。
調べてみると、着ぐるみ達のビジュアルやクオリティもだいぶ変わっているみたいです。

しかしながら、そもそもゲゲゲの鬼太郎のキャラが着ぐるみで商店街を歩いてるって時点で、すでにそれなりのゆるさを醸し出してる案件なので、最新バージョンも気になるところです!(本当に褒めてます)

妖怪ガイドブックのスタンプラリーももちろんコンプリート。
水木しげる記念館の記念スタンプに書かれていた言葉をご紹介。

「妖怪」を知ることは、「人間」を知ることだ
              ー水木しげるー

■鳥取に来たからには砂丘
地元に住んでいるNさんが車を出してくれるということで、ここはしっかり甘えて観光を楽しみました。
海鮮丼を食べて、因幡の白兎で有名な白兎神社(はくと神社)にお参りをして、白兎海岸をながめて、いざ砂丘へ向かいます。

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砂丘に到着。

鳥取砂丘は日本に住んでいる人なら知らない人はいない超有名観光地です。
しかし、どれくらいのひとが実際の砂丘を知っているのでしょうか。
私の頭の中では、こんな感じでしょ?という勝手なイメージが出来ていましたが、実際は思っていたよりも雄大でした。
「おお〜!」となりました。

友人も同じ気持ちだったのか、唐突に丘(馬の背と呼ばれている丘)に向かって走り出しました。

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駆け出す友人たちとそれを撮影するわたし。

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近くで見ると大きかった。

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かくして、鬼太郎列車から水木しげるロードから鳥取といえば砂丘、までもを満喫。


観光地をしっかり観光することの楽しさというものがあります。
旅に慣れてきても、有名観光地を斜に構えることなく、自分なりの面白ポイントを見つけて面白がっていられたらいいなと思います。

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砂丘からの帰りに見かけたイカ釣り漁船



※現在の妖怪着ぐるみの出没状況は公式にお問い合わせください。(感染症対策等で変動的になっている可能性があります。)

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