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やることが多すぎる小学生の親。

小学一年生になった親を持つ、共働き家庭の母です。
保育園の頃よりも、長女は自立して、だいぶ手はかからなくなりました。
本当に、成長は素晴らしいです。

親が子どものフォローをすることが増える

しかーーーーし、小学校に入学すると、親がやらなくてはならないことが、猛烈に増えるのはなぜでしょう。
親が管理しなくてはならないことが増えるのはなぜでしょうか。
もう、うちは自分で丁寧に字を書けなくても、先生にバツをつけてもらって、書き直せばいいと思っているので、あえて「もうやらない」というやつに書き直しとかはさせません。
親が、指導させて聞くのは、勉強以外のことだと思います。
一年生に、やり直しをさせるというのは、勉強の意欲を削ぐ気がします。
丁寧に、きちんとを求めてくるのは、まだ無理な発達レベルだと…。

ついに、先日「○○ちゃんへ。○○ちゃんだったら、もっとじがじょうずにかけると思います。ざんねんです」と連絡ノートに書かれておりました。
子どもと、先生の信頼関係が構築されているなら、言葉が入って多少丁寧に書くようになったことでしょう。現実、多少は丁寧になった気がします。

子どもにも、全うな理由がある

子どもの理由は、こうです。
児童クラブで、いろんなおもちゃがあるし、色々と遊びたいから、時間がなくなっちゃうので、宿題は早く終わらせたい→だから丁寧にはできん!!というのです。

子どもには、ペラペラなひらがな書くだけのブリントよりもたくさん興味のあるものがありますよね。確かに。楽しい勉強はやりたいけど、やりたくないやつもある。大人も同じです。

全部、丁寧にきちんとなんて、無理ゲーです。

日本語のニュアンスの難しさ「きちんと」「確認」とは

そして、「きちんと」っていう言葉が、福祉業界の人間からすると、どういう意味が教えて欲しいと思うわけです・笑
先生のおっしゃる「きちんと」が、子どもたちに伝わっているのかと。

音読始まるので、保護者の方が確認してくださいと通知も来ました。
これも、どうかなと思うわけで…。
これ、いちいちこうした方がいい、ここが間違っているとか言っちゃう親だったら、子どもは相当やる気なくすな。
この時点で、勉強嫌いになるなと…。
「確認」と一言で、言って来ますが、全ての親が適切に確認できているとは思えません・泣

自己肯定感の高い子を増やすための仕事をしていますが、この義務教育って、自己肯定感の低い子を増やすための家庭教育をしているのではないだろうかと、かなり不安に思っております。

家庭は、学校の大変さを受け止める場であって欲しいのに、そこで、また「字は丁寧に書いた方がいいよ〜」とか「読み方が違っているよ〜」とか言っちゃう教育を家庭でするのは、いかがなものかと疑問に感じています。

家庭では、今日も学校に行って頑張ったね!!宿題取り組めていてすごいね!!大きな声で読めているね!!で十分です。
子どものうちから、そんなに細かいことを、監視しなくてもいいです。
毎日、確認してくださいとか、親の確認だらけで、親が一体何様なのだと個人的には思っております。

信頼が成り立たない社会の構造上の問題ですね

皆さん、人はとにかく生きていればマル。
子どもたちなんか、学校にいけているだけで、頑張っていて花丸なんですよ〜!!

引きこもりの方、心の病を持つの方、虐待をされた親子を見ている私は常々そう思っています。

学校の先生のせいではなく、社会全体の構造の問題だと思います。
人が信用できないから、何でも書面で同意書を求めなくてはならないとか、親にも見てもらっていないと、学校の教育のせいにされてしまう的なところがあると思うので。
社会をあり方、人の付き合い方を根本的に変えていかなくては、子どもたちにとっては本当に生きづらい社会です。

子どもが自信をもつためには、親の自信が必須です。そんな自信を育てたい。サークルを開催したりして活動しています。

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