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子どもの誕生日に5万のゲーム機を買うか買わないか。

小6の息子さんが自分の誕生日にPS5を欲しがっている、というアメブロのトップブロガーさんの記事を読んで、自分ならどうするかなあ?と、昨夜ひとり悶々と考えていました。

うちの息子はまだ6歳ですが、早々に似たようなことが起こるんじゃないかな?と思ったので、シュミレーションしておきたいなと。

我が家は夫婦ともにゲームをしない家庭というのもあるかもしれませんが、ゲーム機に5万は、やはり高いと思います。

しかもゲーム機だけで5万だから、ソフトを入れるともっとする。。

我が家は誕生日プレゼントに厳格な予算は設けていませんが、だいたい5,000〜1万円です。

クリスマスはサンタさんからですが、3,000〜5,000円くらいかなあ。ものによっては1万円のときも。

おもちゃを買い与えるのは誕生日とクリスマスの2回だけ。それ以外はねだられても買いません。

その代わり、絵本や図鑑は欲しいと言えばいくらでも買い与えてOKということにしています。

あと、博物館や美術館に行ったときは、特別に記念品を買ってもいいことにしています。本人が欲しがれば。

この辺の感覚は、子どもが小学生になっても大きくは変わらないと思う。

元のブログでは、

・そのゲーム機がなぜ欲しいかのプレゼンをして、親が納得すればOK

としたようなのですが、

現時点では、プレゼンの内容がイマイチだったり、一型古いゲーム機でいいという話が出てきたりで、決着はついていない様子でした。

コメントを見ていたら色々な意見があって、

・親に経済力があれば買い与えてもいいのでは

・親は稼いでいるから好きなものを買ってもいいが、子どもに5万は高すぎるからだめだ

・子どもにお手伝いをさせて稼がせればよいのでは?

・誕生日何回か分、ということにしたら?

・親がゲーム機を所有することにして、子どもはソフトにしなら?

・10万円の給付金から買うのはどうか?

などなど。

色々な視点からの意見があって、参考になりました。

PS5は人気だからそもそも買えないんじゃ?って意見も多数あったけど、考えたいことの本質ではなかったので、ここでは割愛しときます。

私だったら、

・一回の予算をオーバーしているから、無条件には買えない旨を伝える

・なぜ欲しいのかを本人の口から説明してもらう(お友達が持ってるからとかじゃなく、なぜ自分はそれで遊びたいのか、他のゲーム機とはどう違うのか)

・それなりに納得感があれば、買う方法を一緒に考える(たとえば家族全員で使えそうなら家族用に買うとか、本人しか使わなさそうなら何年か分の誕生日を前借りして買う、お年玉を充てる、など)

あたりかなあ、と思いました。

ちなみに息子は今のところゲームしたがらないから買う予定はないけど、ゲームすること自体は別にいいと思ってます(決めたルールの中でやっている分には。のめり込みすぎて生活に支障をきたすレベルになったらそれはダメだけど)

好意的に捉えれば、好きなことに没頭するという体験ができるわけで、クリアする過程で色んな試行錯誤が生まれるとも思うのよね。

だから欲しいならやったらいいじゃん、が基本スタンスなんだけど、予算オーバーしてるという事実に対して、どういう選択肢を選ぶか?ってのが、難しいなと思いまして。

仮に誕生日3回分扱いにして買ったとして、思ったより面白くなかったら?それも人生勉強として、3年我慢させるのか?とか。

けど子どもにとっての3年ってすごく長いし、現実問題として子どもがお金を稼ぐ選択肢がそもそもないんだから、挽回できないってことになりかねないか?とか。

子どもが稼ぐ手段について言うと、個人的に、

・学校のテストでいい点を取ったらお小遣い

・お手伝いをしたらお小遣い

というシステムには反対なんです。

勉強するのは自分の将来のためであって、お小遣いをもらうためにテストを頑張るとか意味不明だし、ご褒美がないと勉強しない感じになったら最悪だなと思っているのと、

家庭というひとつの共同体を運営していく上で、自分のできるお手伝いは率先してやる子になって欲しいし、その対価はお金ではなく、感謝の言葉で十分だと思っているから。

でも一方で、お金を稼ぐってこともわかってほしい気持ちもあったりして。

だから私個人がお金を払ってでも誰かにやって欲しいと思っていることを、子どもが代わりにやってくれるなら、それに対してはお金を払っても良いかなって思ったりもする。

たとえば、年に一度くらいでお願いしている業者のクリーニングサービスがあるんだけど、それくらいの大掃除を子どもが代わりにやってくれるなら払ってもいいし(さすがに小学生には難しいとは思うけど)

他にも、私には技術的や時間的にできないことを、子どもが自分で学んだりして代わりにできるようになってやってくれるなら、それに対しても払ってもいいと思う。

お金を稼ぐって、究極的には、誰かの役に立つ代わりにお金をもらうということだから、小さいうちからそういう感覚を身につけることは応援したい。

ましてや子ども達が大人になる頃には日本も沈没していて、外に出て行かないと稼げないようにもなっているだろうし。

私達が子どもだった頃とは違う教育を心がけないといけないんだろうなあと思ったり。

けど、日常生活でのお手伝いに対してお小遣いをあげるのはなんか違うっていうそもそもの価値観と、どう線引きをするのか?が難しいなあと。

その線引きもきっと私自身の忙しさや体調によって変わるだろうし、第三者なら割り切ってお願いしやすいことも、家族となると違ってくるだろうとも思う。

けどまあ、実際の社会もそんな感じだから、きっと、そのときどきですり合わせで行けばいいんだろうな。

ひとつひとつの出来事が経験として思い出として子どもの中に残るように、関わり方を考えていきたいなと思います。

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