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株式会社RAINはこんな会社です。クラファンに取り憑かれて【2024年4月更新】

皆様初めまして、株式会社RAIN代表の石川と申します。
宝飾業界に携わって30年、株式会社RAINを立ち上げて9年が経とうとしております。
現在、宝飾に関わる色々な事をしておりますが

一言で言うと

「頭の中の溢れ出るアイデアをすぐに実現したがる会社」です。

どちらかと言うと、閉鎖的な宝飾業界の中で、小規模ながら

「あっ、面白い事をしてるね」
と言って貰える事が、喜びとなっておりまして

そして、それが儲けに繋がらない世の中の世知辛さを噛みしめながら、日々精進している次第です。


【株式会社RAINの事業1】
宝飾品リサイクル卸売業(主にダイヤ、地金)

RAINのメインの事業です。都市鉱山とも言われる日本国内に眠る金やダイヤモンドなどの貴金属ジュエリーを、リサイクルショップや質屋さんから購入し、海外の宝石商や国内地金精錬会社に卸売をしております。

査定にはプロの目が必要です。

この事業はいわゆる「目利き」が全てでして、買う瞬間でほぼ商売が成立します。特にダイヤモンドなどは、鑑定書がない状態で査定し、価格を出す訳ですから、儲かるものありますし、ドボンしてしまうのもあります。長年の実績と自分のプロの眼を信じて、全国のお客様とお付き合いさせて頂いております。

【RAINの事業2】

商品の企画製造販売(純金、ダイヤ、宝石)

純金のネックレスとダイヤモンド

別名クラファンの鬼。

リサイクルの卸売は、なかなか薄利な商売の為、今までの経験を生かし、ジュエリーの企画から商品開発をして、クラファンで販売してみようと思いつきました。そして2020年から少しずつ初めていきました。

その中でも、一番身近にありながら、ただ右から左へ売っているだけでは勿体無いと純金素材の企画製造に辿り着きました。

純金の商品というとインゴットや金貨、仏具や一部のジュエリーが思い浮かぶと思いますが、実際、ほぼそれしかないのが現状でした。

何故こんなにも知名度の高い純金が、主に資産を守る投資用としてしか考えられていなのか?

答えは、簡単でした。

純金は他の金素材より柔らかいからでした。

特にジュエリーなど身につけるものは傷がつきやすく、曲がりやすいのでみんな造りたがらないという現状がありました。
メーカーやブランドに納める会社は、クレームを恐れて、純金商品はやらないところが多いこともわかりました。

ここ数年の金相場の高騰で注目が高まり、金を購入しようという動きは高まるばかりなのに、ジュエリーが無いのは非常に勿体無い。そこで純金の柔らかい性質を

純金は傷がついてるような自然な仕上げの方が味が出る!」
「曲がりやすいものは、厚みを強化すれば、他のジュエリー並みの強度になる!」

と反対に捉え、ナチュラル仕上げの純金ジュエリーの開発をスタート。

ナチュラル仕上げの純金リング

また金の持つご利益やサステナブルな素材という部分から、純金はジュエリー以外の需要もあると考え、純金のお守りの開発をスタート。

そして、純金商品を初めて購入しようという人へ向けて、ハードルは出来る限り下げようと1グラムの純金商品を軸としました。

2021年春にテストマーケティングを兼ねて、クラファンサイト(応援購入サイト)Makuakeで販売したのがスタートです。

1グラムから買える純金JUNGOLD&BABYGOLD

結果、3つのプロジェクトで600万円を超えるヒットとなりまして

その年の秋に純金の龍のリングプロジェクトを応援購入サイトMakuakeでスタート

これがMakuakeでのジュエリーでは年に1回か2回しかでない1000万円超えの1300万円を記録する大ヒットとなりました。

その勢いのまま

今度は年末年始に、純金の寅年お守りプロジェクトをスタート!

これもわすが10日間で1000万円を記録する大ヒットとなりました。

純金の寅年のお守りが大ヒットした理由

このプロジェクトは12月31日のギリギリ新年になるタイミングでスタートしました。
Makuakeは、この時はまだ、休みや祝日にスタートするプロジェクトが少なくて、うちのプロジェクトが1月5日まで、ほぼ新着のプロジェクトの最初の10個に止まってたお陰で、毎日のPV数が3000位ありました。

これもよかったのですが
この寅年が36年に1度の「五黄の寅」と言う事で、普通にGoogleなどで検索する人がおりまして、そこでこの寅年のプロジェクトが3番目に表示されていまして、ここからの流入が30,000ほどありまして

わずか10日間で10万PVを達成できたというのが、大きく売上を上げた要因です。

➡ちなみに、2023年7月現在、休みのプロジェクトスタートダッシュは、ほぼ無くなりました。

他にも純金以外をメインとしたジュエリーのプロジェクトもスタートし、平均300万円ほど売れました。

結果、その年のクラファンの売上は6000万円を超える事となりました。

そうなると完全に調子に乗りまして…

頭の中のアイデアを企画にして、クラファンで販売するという商売が、RAINの大きな資産になると考え、クラファンのプロになるべく、各部門の精鋭(データ作成、加工職人、撮影、画像加工、コーディングなど)を集め、他の宝飾品の企画も含めて、毎週ひとつはクラファンをスタートしようという事業になっていきました。

2022年、宝石の原石のお守りを仲間の会社から、また他にもジュエリーのプロジェクトなど、とにかく毎週ひとつは新しい企画をクラファンでスタートさせていました。


完全にノリノリ状態でした

メインとなる純金の次の企画に「ネームペンダント」とオリンピックに合わせた「スポーツアスリートを純金のミニチュアの銅像にするプロジェクト」の2つを考え

オリンピック人気にあやかって大爆発間違い無しと大急ぎで制作しました!

30種類のアスリートのサンプルを、オリンピックが終わった瞬間には世に出したかったので、型データのままで画像に使ったり…

そして、期待を胸にスタート!

あれ?

・・・売れない

びっくりするくらい売れない。

オリンピックという名前は出せないのはわかっていましたし、個人の名前も出せないのはわかっていましたが、猛烈に売れない。

結果は130万円ほどでした。

慌てて
純金の寅年のコインのお守りが大人気だったので「お守りならいけるだろう」と

ギャンブルに強い金運アップの純金の勝負運お守りプロジェクトをスタート!

さあ、寅年のお守りの再来を!と意気込みましたが

結果は92万円ほどでした・・・

純金のたいやきお守りやアレキサンドライトのフラットDリングなどは、好評だったのですが


満を持してスタートした天然ピンクダイヤモンドのジュエリープロジェクトは60万円・・・

その他のプロジェクトも期待すればするほど・・・

・・・・。

結果

「私の脳みそが沸騰するほど興奮するプロジェクトほど当たらない」という事がわかってきました。

マーケティングをしない勘頼みの部分もあり、精鋭を集めた手前、毎週ひとつのプロジェクトを無理やりスタートさせていた感もあり、クオリティが落ちていたのかも知れません。

それでも

勇気とノリで始めた純金の運幸は300万円ほどの人気を博したり

純金の兎年のお守りも400万円ほどの人気で


なんだかんだで、2022年も6000万円を超える売上となりました。

プロジェクトの数は43本と増え、労力は倍にはなりましたが「まだまだ頑張る」と心に誓いました。

まぁ、そもそも

まだまだ頭の中のアイデアは、溢れて止まらない

ので

溢れたアイデアをちゃんと吟味すれば、大ヒットも生まれるのでは?と

2023年現在も、クラファン販売を逞しく進めております。

今年は、七福神+一福神のお守りや

仲間の会社からスタートした2色珠プロジェクト(実用新案登録済)が、完売で370万円を達成したり

2つの宝石を金継ぎで合わせるという発想が大当たり

2色珠は偶然から生まれたアイデア商品

2色珠は、2つの宝石を金継ぎして合わせる全く新しい宝石です。元々、着せ替えジュエリーをやろうと、30種類以上の色石のカボッション(半円)を用意していたのですが、着せ替えジュエリーをやるには、厚みがうまく合わず、

諦めていたカボッションの宝石と

違う企画で試していた、宝石の金継ぎを足してみたら

なんとも素敵なバイカラーの丸い宝石になりました。

そして、以前に純金の満月を入れるかごペンダントにピッタリ入ることもわかり

これはイケるのでは?となりました。

もちろん、頭の中を実現するには、大変な技術力が必要だったりしまして、この2色珠に関しては、宝石を削る、金継ぎという2つの技術が必要で、これを当たり前のようにこなす、職人さんの存在が無ければ出来ないものなのです。
➡日々感謝です。

Makuakeで、2色珠のプロジェクトがスタートして

初日からじわじわ売上が上がりだし

いつものようにTwitterでプロジェクトスタートの告知をしたところ

これが、いつもは見ないであろう、宝石オタクやいろんな推しがある人たちにハマり、自分の推しの宝石と自分の宝石を組み合わせたいなど自分達で様々なバリエーションを考えるなど

軽くバズりました

広告をほとんどしないで、リツィートと引用リツィートで、プロジェクトのサイトの閲覧が増える経験は、最高です。Twitterのチカラを強く感じました。

結果、用意した限定数の2色珠は全て完売、慌てて追加した2色珠も完売と

初めての完売伝説達成

に完全に調子に乗ったことは言うまでもありません

早速、真似されないように実用新案登録もやりました。➡【実用新案登録第3242278号】

そして

その後のプロジェクトは

すっかりプロジェクトスタート&Twitterという組み合わせで

認知を増やそうとルーティン化しましたが

結果、商品が良くないとリツィートも全然伸びませんでした

日々勉強ですね。

ちなみに2色珠は、現在他のクラファンサイトにて大人気販売中です。➡2024年2月復活します

純金のバレンタインデーのチョコレート&ホワイトデーが好評

純金の金印は、830万円超え

あの金塊が1グラムになったBABYGOLDも480万円を超えました。

BABYGOLDは現在、他のクラファンサイトにて復活販売中

いくつものプロジェクトが人気を集めた一方で

やはり、頭の中では大ヒットしていた

純金の徳川家康のしかみ像➡これは徳川美術館に画像許可までもらったもの(有料)

純金の落ちゲー

純金の檸檬のジュエリー

などは、なかなか思ったようには成果が出ず
頭の中の興奮と毎日葛藤している次第です。

それでも、純金部門の売上が、1億円に近づいてきたのは、少しずつ、純金の世界が浸透してきているのでは?今までの数々のプロジェクトに意味があったのでは?と励みにしております。
➡2023年9月純金部門の売上が1億円超えました。

これからもクラファンの鬼として、頭の中の溢れたアイデアを、世の中のニーズとうまく溶け合わせて、何かひとつ歴史に残るようなものを作れないものかと、企んでおります。

ラボグロウンダイヤモンドプロジェクト

7月31日スタートの宝石の枯山水キットは
Twitterで軽くバズりました。

2023年9月の状況

これを書いているのは、2023年9月23日です。クラファンの鬼として9月も色々なプロジェクトをスタートしております。

その中で、1000万円を超えたBABYGOLDシリーズは好評ですが

期待を大きく下回る結果となったのが

純金のお相撲さんです。
サンクチュアリ人気や海外へのお土産にピッタリかと思ったのですが・・・・。

BABYGOLD第二弾星座シリーズ➡こちらは600万円超え

2023年10月の状況

これを書いているのは10月31日です。今月も毎週ひとつ以上のプロジェクトをスタートさせました。

純金のハロウィンシリーズ

かぼちゃの色が純金に見えて、これはやろうと職人さんにサンプルを作ってもらったのが、確か9月後半で、そこからサンプル作成、撮影、プロジェクトスタートまで、超ハードスケジュールでした。
このスピードをやる気にさせたのは、商品の素晴らしさではなかったかなと、10日間で135万円集めて人気のプロジェクトになったのも、商品のかわいさだったのではと、思いました。

一番人気は、かぼちゃのモチーフとBABYGOLD

その他にも、星座のBABYGOLDや辰年のBABYGOLDが人気の中、キャンプファイヤで展開中の以前に他でスタートしたプロジェクトが、いまいち伸び悩んでいるので、単にクラファンサイトのせいか?集客が足りないのか?はたまた、飽きられてしまったのでないかと、色々と考えているところなんですが

ひとつの結論が出ようとしております。

それは「かわいいものが売れる」

ということです。

BABYGOLDシリーズは、インゴッドのミニチュアというところで、すでにかわいいですし、これにモチーフのマークが入ると更に可愛かったりします。

純金のお相撲さんも、1グラム はとても小さくてかわいいのですが、思いきりインパクト重視で「30グラムの迫力あるお相撲さん」中心にプロジェクトを作ってしまったので、かわいいより、相撲好き狙いになってしまったのが、売れなかった原因のひとつかなと思いました。

やはり
かわいいの一択になるのかなと思いました。

そして、どこかで聞いた話ですが

原始時代から男性は狩猟に女性は採取にと、役割が決まっており

それが

女性の買い物好きに影響しているのだと

なるほど

ますます、「かわいい」推しでいきます!。

2023年11月 総括

これを書いてるのは、11月29日です。

11月も「クラファンの鬼」は8つのプロジェクトをスタートさせました。
その中でも、「純金の辰年のお守り」シリーズは現在600万円を超える大ヒットとなっておりまして、「干支人気」「新年は華やかな金が売れる」に加えやはり

龍神様の人気が大きい気がします

そして、好調な純金関連のプロジェクトをよそに、宝石関連がちょっと元気がなかったなと、思っております。

2色珠、ラボダイヤはまだまだ売れると思うので、角度を変えてやってみようかな。

最後に、今年のクラファンの売上が1億円を超えました。前年、前々年が6000万円でしたので、残りひと月を待たずに、1億円はなかなか頑張ったかなと思っております。
脳みそと商売の葛藤はこれからも続きますし、ひとつのプロジェクトで1億円を売るという夢も諦めていないので、まだまだ「鬼」として、頑張っていこうと心に決めました。
鬼に土をつけると「塊」になります。
その「土」とは、お客様や一緒に仕事する仲間なのではないでしょうか?

2023年12月 総括

これを書いているのは、12月29日です。
12月も、ものづくり事業は大変でした。
特に、クリスマスに届くもしくは、年内に届く「商品」が1000個近くあり
職人さんや検品、発送チームは、大変な状況でした。

皆様、大変ご苦労様でした。

「こんな日が毎日続くとパンクしちゃう」

なんて嬉しい悲鳴を上げたりしてますが、それはクリスマスだったり年末だったりするから売れているわけで、時期が過ぎればスローペースになっちゃうのかなと思いました。

また、クラファンでの売上が、振り込まれるのが、来年3月なのに、年内に商品を用意しないといけないプロジェクトなどもあり

「資金繰り」がとても大変でした。

この資金調達については、売上を伸ばす上でも、来年に向けて、色々と動いて行こうと考えております。

【2023年の総括】

2023年は、「金相場急騰」と「A.I.」という出来事が、特にものづくり事業部に大きかったです。

金相場急騰に関しては
BABYGOLDという、3年越しで開発した商品が、累計で4000万円以上売れたのも

金相場急騰による「金への注目度」が上がったことが原因だと、感じております。

そして、「CHATGPT-4」という次世代のA.I.も

商品開発の資料や文章作成、イメージ画像作成など大いに役立ちました。

おそらく来年は
「ものづくり」+「A.I.」という形で
もっと、頭の中のアイデアを形にしていこうと考えております。

2024年1月 総括

年始から大変な事が起こりましたので、おめでたさを感じる「金」に対して、「購入を控える」という方が多少出ましたが、月の後半からしっかりと売上も増えていきました。
ただ、ジュエリー系はなかなか伸びない状況が続いているので、新たなアイデアを探していかないといけません。
そして、金相場は相変わらず高く、徐々に販売価格を上げていかないといけない状況です。

2024年2月 総括

新春のゴールドラッシュが終わりまして、2月は苦戦でした。特にやっちゃったのが、カードゲーム「シュメール24」です。

まさに、餅は餅屋といったところですね。

そして、年末年始の注文分の対応で、新商品の開発がなかなか進まない状況がありました。これに関しては、売れることは有り難いので、うまくバランスをもって対応していく方向です。

2024年3月  総括

3月は、金相場がとんでもないことになりました。10,500円位だった金相場が3月末には11,800円と1,500円近くも上がりました。去年の今から比べると3,000円以上上がってまして、1グラム1万円代で頑張ってきましたが、さすがに厳しい状況となりました。
今後も金相場を敏感に感じながら、販売価格を出していかないといけないと感じております。特にクラファンは長いと3ヶ月ほどやるので、あと1,000円上がると利益がふっ飛ぶものもあります。

そして、3月はBASESHOPで最強開運日に合わせて4日限定で販売した龍のリングが好評でした。
BASESHOPも積極的にやっていこうと考えております。

2024年4月総括

4月は、RAIN始まって以来の出来事がございました。上場会社のハピネス・アンド・ディさんとの業務提携です。全国のお店さんに当社の商品が並ぶなんて、ものづくりを初めて本当に良かったなと思える瞬間です。あとは爆発的に売れれば更に最高なんですが、そんなハピネスさんの商品開発もどんどんやっていく流れなので、楽しみです。

考えてみたらが、ものづくりを通して
色々な出会いがありました

もちろん、金という素材を扱っていた事が大きいですし、こんな貴重な素材からアイデアをかたちに出来る事業を始められた事は

金並みの貴重な事ではないかと
ひしひし感じております。

【RAINの事業3】 

ラボグロウンダイヤモンド事業

実は、ラボダイヤの大きな会社はインドに多くあり、縁あってパートナーシップを組める運びとなりました。天然ダイヤの下落を、指を咥えてみているのではなく、下落の要因であるラボダイヤを積極的に販売していくことで、リスクヘッジも兼ねた事業になると考えております。

未来のダイヤモンド?ラボグロウンダイヤモンド

ラボグロウンダイヤモンドがやってくる

私は、ここ数十年、天然ダイヤモンドの売買を大きな生業とさせて頂いてきました。リサイクル業界でもダイヤモンドの割合は大きく、天然ダイヤモンドの相場が金と同様、世界的なマーケットの中で、動いている以上、多少の前後はあるにしても未来永劫、安定した相場の中で取引できるものでありました。

それが、今年は異常です。

2023年7月、未だに、天然ダイヤモンドの相場の下落が止まりません。

ダイヤモンドというとデビアスという名前を思い浮かべる方もいると思いますが、デビアスは、婚約指輪としてダイヤモンドを女性に贈る文化を作ったり、ダイヤの原石を独占して、供給量をコントロールし、安定したマーケットの相場を作ってきた巨大なシンジケートです。現在でも原石の独占とまではいきませんが、供給量をコントロールできる立場にあり、影響力は計り知れません。

そのデビアスが、天然ダイヤモンドの原石の供給を数回に渡って止めているのにも関わらず、ダイヤモンドの相場の下落が止まらないのです。コロナ禍の時でもコントロールできたこの相場が止まらない大きな原因が、ラボグロウンダイヤモンドの存在と言われています。

ラボグロウンダイヤモンドとは、その名の通り、Laboratory(研究室で)Grown(生成された)Diamondのことで、天然と同じ成分の為、判定機を使わないと見た目の判断が出来ないという、合成のダイヤモンドです。合成と言っても天然と同じ成分な訳ですから、既に、アメリカでは天然とラボというダイヤモンドは両方本物であると認めています。もちろん鑑定書もつきます。

天然とラボの違いは見た目では難しい

そして、
なんと言っても衝撃的なのは、価格で、天然の10分の1以下です。

原石取得のコストを考えてみれば簡単で、天然は、環境を破壊して膨大なコストを掛けて採掘するのに対して、ラボは、研究室や工房で最低限のコストで生成出来る訳ですから、価格の差が10分の1以下でも納得がいきます。

当初、ラボは所詮合成で、地球の奇跡と言われる天然のロマンには到底及ばないと思われてきましたし、私もそういう考えでした。

ただ、ここにきての相場の急落は、明らかにラボの影響で、既に欧米では、環境を破壊しないサステナブルな部分が評価されています。またあるデータによるとダイヤの20%以上がラボを使っているものであるくらい浸透しているのです。

概念の違い、ロマンを取るか?価格を取るか?

答えは今の時点では出ませんが、天然ダイヤの脅威となっていることは間違いありません。

NAYAはラボダイヤ専門のブランド

1番右は、3カラット

今回立ち上げたNAYAはヒンズー語で、新しいという意味で、未来に向けたラボダイヤのブランドになります。日本では、まだまだ馴染みの少ないラボダイヤですが、世界の主流に乗り遅れない為にも、ラボダイヤの環境に優しい、お財布にも優しいという部分を、しっかりと提案していきます。すでに専門のサイトがスタートし、7月末よりクラファンにてラボダイヤのプロジェクトがスタートします。

ここまでが、現在の株式会社RAINの歴史です。

まだまだ変化&進化を続けていく予定ですので、今後の動きもご報告させていただきます。

最後に

頭の中のアイデアは、まだまだ溢れておりますが、どうも商売や経営には、なかなか活かされてない状況です。

それでもクラファンの売上は、総額で2億7千万円を超えましたので、そろそろちゃんとした卸先様が現れてくれないかなと思ってたりしてます。

また

純金のサブスクサイトや法人向けのオリジナル純金商品販売などにも力を入れたいところですが、力を入れる場所が多すぎて、なかなか進まずにおります。

日々、何も考えない生活も楽なんだろうなと思う事もありますが、己を奮い立たせて前に向かって走っていきます。

自給自足のようなRAINという会社を始めた事の意義を踏みしめて…

雨降って地固まる。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

株式会社RAIN 代表 石川正道

溢れるアイデアを日々更新中

みんなにも読んでほしいですか?

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