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【就労・無期限 滞在許可】⑬無期限 書類不備の速達


移民局からの速達

はじめに

以前公開していた2022年11月の記事に
加筆、改訂を加えてまとめました。
ただし個人の経験をまとめた事項であり、
イタリアの行政規律は頻繁に変更されます。

今回の内容は通常の手続きとは異なる為、
最新の情報は
管轄区域の移民局へお問い合わせの上、
必ず各自でお調べ頂きますようお願い致します。

この ▶滞在許可の変更、申請手続きマガジン は、

  1. 就業→就労

  2. 無期限

の2部構成となっている。



申請

長期(Lungo perido)滞在許可申請方法について、
詳細は下記の記事へをご参照下さい。

長期滞在許可(≒無期限、永住権)について:
▶⑨ 無期限 長期滞在許可
▶⑩ 無期限 申請の流れ
参考サイト:
▶イタリア警察 公式HP


移民局からの速達

2022年11月下旬。
ある日突然、移民局から速達が届いた。
内容は、

イタリア語の言語レベル証明書が未提出の為、申請手続きを棄却した。
手続きにはこの封書を受け取ってから10日以内に、必要書類を提出する事。

冒頭写真参照

というもの。
5月に ▶CGIL で書類を作成したのち
8月以降不安を感じながらひたすら待っていたところ、
流石にこれは寝耳に水だった。

時系列

  • 5月16日:書類作成、提出

  • 8月11日:1回目の移民局招集。書類不備があれば、この時に指摘される(筆者の場合、『不足書類は無いから、引き取り日時の連絡(平均約3ヶ月後)を待て』と言われた)

  • 9月中旬以降:イタリア警察HP滞在許可証ページの進行状況トラッキングが機能しなくなる

  • 11月22日:移民局から、9月14日付の速達が届く(2ヶ月間放置されていた)


CGILの書類リストでは、不要と言われていた

9月中旬以降
トラッキング出来なかった理由は、
間違いなくこれである。


即刻、CGILへ

すぐCGILの窓口へ赴き、担当職員に確認。

『あなたが不要と言ったのに』と訴えると、
『8月の移民局で彼らも確認を怠っている』
などと責任転嫁で問題をすり替えられたが。。

既に問題は発生しており
そこで職員と揉めたところで解決するわけでもなく、
面倒なのでそれ以上言及しなかったけれど。。


書類再提出

  • 保持しているCILSの証明書

  • 大卒証明書(念の為)

  • 申請手続き(トラッキング)番号

  • 9月14日付の速達と、それが届いた11月22日付の封筒のスキャン(『10日以内』という規約は今日からですよ、というアピール)

以上を全てPDFデータへ変換し、
即日、移民局担当窓口へメールで提出。

望み無しと分かっていたし、やはり何も返信は無かったが、
『これで正しいか他にも不備があるか、電話かメールしてほしい』
と一応、一文添えてメール送信。

ただし、基本的に移民局は申請者個々への返信対応はしない。



就労滞在許可は県庁のミスで
▶2年ではなく1年更新 、
今回はCGILと移民局両方のミスで2ヶ月無駄にされた。
イタリアはやはりイタリア、
問題無く物事が進む事を期待するべからず。
(諦めの境地)



在イタリア日本国大使館(ローマ)
在ミラノ日本国総領事館(ミラノ)
イタリア政府 公式サイト
イタリア警察 公式サイト
もしくはエージェント会社などに問い合わせる等、
最新の情報は必ず各自で管轄の移民局へご確認下さい。

▶本記事の出典元ブログ記事
▶元ブログ「シエナの坂道。。」


【滞在許可の変更、申請手続き】目次

▷▷就業→就労
① 目的変更
② 申請の流れ
③ オンライン登録
④ 県庁からの招集
⑤ 郵便局での支払い
⑥ 1回目の移民局
⑦ 2回目の移民局
⑧ 就労滞在許可の受け取り

▷▷無期限
⑨ 無期限滞在許可
⑩ 申請の流れ
⑪ 書類と支払い
⑫ 1回目の移民局
⑬ 書類不備  ←今ここ。
⑭ 無期限滞在許可の受け取り


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