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#34 6W2H?

【私の仕事術:❸資料作成のコツ】
資料作成のシナリオに困ったら「6W2H」

これまで「1枚のスライドに、いいたい事は1つ」とか「体言止めでズバリ言おう」等、魅力的なプレゼン資料作りのノウハウを紹介してきました。


でも、そもそも

「資料って、どんな内容にしたらいいんだ??」

という、素朴な疑問を持つ方もいらっしゃると思います。何をどんな風に話をしたらいいのか、悩んでしまいますよね。

そんな、資料の内容をどうしようと悩んでしまった時の対処法をご紹介します。それは、

『6W2Hで、ページ構成を考える』

です。6W2Hの視点で、8ページ構成で資料を考えてみてください。

とはいえ、6W2Hってなんだ?と思いますので解説しますと、まず5W1Hは皆さん、ご存じの通り

Who(誰?)
What(何?)
When(いつ?)
Where(どこ?)
Why(なぜ?)
How(どんな風に?)

ですね。6W2Hの場合はこれに

Which(どっち?)
How much(いくら?)

が加わり、6W2Hの8ページ構成はこんな感じになります。

画像4

これを企画書等の社内資料に活用したらどうなるか?それぞれどんな内容になるかというと・・

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ちょっとこじ付けな所もありますが、こんな感じですね。

ただ、このまま資料を作ると説明する時に、説明しにくいので少し順番を入れ替えましょう。

発表したい内容にもよりますが、私の場合はこんな感じです。

画像3

左上から、まず概要や全体像を話し、その背景や目的を伝えます。他社状況や今回どんな案を考えて比較したかを説明し、より具体的な中身を話します。

後半は今回かかるお金と費用対効果、実施に向けた役割分担と全体スケジュールを伝えるという感じですかね?

あくまで一例ですし、8枚のスライドに全てまとめないといけないわけではありません。もちろん、「役割分担って、今回の話には無い」と不要なスライドを削除するのもかまいません。

大切な事は

「6W2H」をおさえておくと、概ね網羅された資料が作れる

という事です。

あとは6W2H、それぞれに言いたい事を書き出していき、まとめていきましょう。

上司から「今度の会議に向けて、例の件、資料を作ってくれないか?」と言われて、何をどう説明しようと、全体のシナリオに悩んだ時は、ぜひお試しください。


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