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片頭痛

片頭痛とは

一度発症すると”数時間~3日間”ほど激しい頭痛に襲われます。
発症頻度としては主に”月1~2回”、また多い人は”週に1~2回”ほど痛みが持続します。

『片頭痛』は”男性:女性=1:3”の割合で圧倒的に女性が多いと言われています。
また片頭痛を含めた全体の頭痛持ちの方は4人に1人はいると言われており、症状が違えど頭痛の辛さがわかる方も多いのではないでしょうか。


しかし中には「たかが頭痛で・・・」と思われる方もいるかもしれません。実際にその言葉をいろんな場所で聞いてきました。
身体の中の痛みというのは経験者にしか辛さがわからないので、完全な理解を得るのは非常に難しい事だと思います…。
ですが今回紹介する『片頭痛』、また名前だけの紹介となりますが『群発頭痛』などは一度発症すると本当に動けないほど辛いモノなのです。
どうかこの記事を読んでいただいた方には、そういった症状に悩まされている方が近くにいるのであれば、支えてあげてほしいなと心から願っています。
あまりの痛みでしかめっ面になっているかもしれません。でもただ耐えているだけで決して怒っているわけではないのです(笑)

今回はそんな片頭痛について紹介していきたいと思います!


片頭痛の予兆・前兆

片頭痛の症状がはじまる際によく予兆があることがあります。
特に長年経験をしている方なら自分のパターンもざっくりと把握しているのではないでしょうか。

  • 生あくびがとまらない

  • 甘いものが無性に食べたくなる

  • 空腹を感じやすい

  • 何も食べていない状態の時の味覚に違和感を感じる

  • 感覚過敏

こちらの予兆が起こりはじめると早めの対策をおススメします。
筆者は上記全てありました。


また片頭痛が起こる直前の前兆として”閃輝暗点(せんきあんてん)”が現れることもあります。
閃輝暗点とは目の前にギザギザとした形の物のことで
数分~数十分ほど目の前に突然現れ、そのギザギザが消えた後激しい頭痛に襲われます。

この激しい頭痛というのが『片頭痛』です。
しかしこの前兆は必ず起きるわけではなく、筆者も経験したのは最初の1回のみでした。
その当時の様子はこちらの記事にまとめてあります。
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片頭痛の症状

激しい頭痛といわれてもピンと来ない方も多いと思います。
ですので筆者の実体験や片頭痛仲間から聞いた話を元に言葉にすると、

  • 脳みそをえぐられる.握りつぶされるような痛み

  • 脳みそをハンマーやスコップで叩かれるような痛み

といった感じで脳みその芯のような根本から痛みが来るような感じです。
これが数時間~3日ほど続くと思っていただければ、なんとなく想像はつくのではないでしょうか…。


そしてこの片頭痛を発症するとある感覚達が過敏になります。

  • 視覚(光や動きのあるものが苦手)

  • 聴覚(大きな音や高い音が苦手)

  • 嗅覚(あらゆる物の匂いが苦手)

感度は人によってさまざまだと思いますが、かならず”苦手な範囲”はひろがっているはずです。
その他、急な気圧や温度の変化にも弱く、梅雨や台風のシーズンは基本的に動けない日が多いです。
これらの感覚過敏から片頭痛を誘発することがあります。
むしろ僕の場合はこのパターンが多かったです。

また食べ物にも制限が入るようになり、代表的な物で言えば

  • チーズ

  • チョコレート

チーズは好みがとくに分かれると思いますが、
チョコレートを制限されるのは辛い方が多いのではないでしょうか。

ただ例に挙げたからといって絶対に食べることが出来ないわけではなく、ただ”片頭痛を誘発する原因になりやすい”ということです。
ですので筆者もたまらなく食べたい!となった時はその後を覚悟してよく食べていました。
我慢したからといって治るわけではないので、”今”を愉しむという意味で考えれば制限をしない方もいるかもしれません。
もし食べる時は自己責任でお願いします(笑)

さきほど挙げたモノたちはあくまでも代表的な例なので、
筆者の実際の経験で苦手だったモノたちはこちらの記事にまとめてあります。よろしければ参考にしてみてください。
[clink url="https://mochimaru-blog.com/migraine/%e3%80%8e%e5%81%8f%e9%a0%ad%e7%97%9b%e3%80%8f%e3%82%92%e8%aa%98%e7%99%ba%e3%81%95%e3%81%9b%e3%81%a6%e3%81%84%e3%81%9f%e3%83%a2%e3%83%8e/"]


頭痛の種類

頭痛の中には痛みそのものが病気の【一次性頭痛】と他の病気が原因となる【二次性頭痛】の2つに大きく分けられており、今回紹介している『片頭痛』は一次性頭痛となります。

一次性頭痛二次性頭痛緊張型頭痛くも膜下出血片頭痛脳出血群発頭痛脳腫瘍 慢性硬膜下血腫 髄膜炎,脳炎など

『緊張型頭痛』というのは、多くの方が持っている肩こりなどによる頭痛のことです。風呂に入ると頭痛が和らいだりするのが特徴です。
ちなみに『片頭痛』の場合は風呂に入ると頭痛が悪化するので注意が必要です。
片頭痛とは脳の血管が急激に拡張することで周囲の三叉神経を刺激し起きる頭痛の為、
温める行為は血管の拡張を助ける働きをしてしまう為、お風呂に入ると悪化するとされているのはこのせいです。
浴槽に浸かるとしても半身浴であったりまたは短時間でお風呂を出ることをおすすめします。
また夜寝る時にアイスノンなど、いわゆる氷の枕をタオルで巻いて使うのも良いかもしれません。


そして『群発頭痛』は、世界三大激痛

  • 心筋梗塞

  • 尿路結石

  • 群発頭痛

に含まれるほどの痛みだそうです。
※諸説あり

ここでは片頭痛についての記事ですので詳しい内容は省きますが、
正直片頭痛でも動けない&眠れない地獄の日々だったので、それ以上の痛みに耐えている方たちは本当に尊敬します・・・。

何故頭痛の種類を説明したかといいますと、
実際は別の病気が絡んでいる場合もあり得るのに、勝手な個人の判断で症状を決めつけてしまうと大変なケースになりかねないので、1度MRI検査などでハッキリと異常がないかをチェックしてもらったうえで適切に対処をしていくのが良いと思います。

ご自身に合った薬があるのであれば緊急時などそれに頼るのもアリだと思います。僕も最近は薬がやっと効くようになってくれたので頼ることがあります。
しかし全く薬を否定するつもりはないのですが、現状痛みは一時的に消えても『片頭痛そのもの』を治す薬は無いので、あまりにも症状が辛いようでしたら薬を多用するよりも頭痛専門の整体などで痛みの原因となる元を改善する方が長期的にみると身体の為です。
実際僕の場合は数か月間色んな種類の薬を飲み続けた結果慢性化したひとりです。(精神的な方を疑われ、頭痛薬以外も処方されていました。)
慢性化するケースはごく稀だと言われていますが、薬を飲みすぎると今度は『薬物乱用頭痛』というものを引き起こす可能性があります。

僕の場合は元からあった『片頭痛』に、『緊張型頭痛』『薬物乱用頭痛』が合体して『慢性片頭痛』となりました。
何が正しいとかは専門的な知識が無いので何とも言えないですが、知識よりも確実な実際の体験を通して同じような苦しみを経験する方がひとりでも減ることを祈って書いています。


また片頭痛の方全員とはいかないのですが、片頭痛患者の方の心臓に小さな穴が開いていることがあるそうです。
その穴を閉じるプチ手術を行うだけで片頭痛が治るという話も最近聞くようになりました。
興味がある方は調べてみてくださいね。


実際に体験したモノ(漢方・サプリメント)

僕は慢性片頭痛と約6年間付き合いました。その間、色んな事を試してきたのでその中で良かったモノや片頭痛に良いと言われているモノを紹介しますね!
なにかの参考になると嬉しいです。

『ずきしらずの実』

片頭痛の人は「マグネシウム・鉄・ビタミンB」を摂るといいと言われていて、その「マグネシウム」を沢山含んでいるサプリメントだそうです。
いろいろな所でも紹介されていて、実際に効果を実感する人も多くいるみたいなのですが、自分の場合は体質に合わなかったみたいです。

※この辺りはどうしても体質によって合う合わないがありますし、
コレのおかげで改善に繋がる方がここにも居るかもしれないので、正直な感想と共に名前を紹介させていただきました。


『サン・クロレラ』

ずきしらずの実と同じように、
『鉄』や『各種ビタミン類』などといろいろな栄養分を補うためにコチラも飲んでいました。

こちらも栄養分目的での注文だったので、効果に関しては僕はわかりませんでしたが、
先ほどと同様、紹介させていただきました。


『長城清心丸』
※追記・・・現在は販売中止になり、代替品として『日水清心丸』というモノに変わっているそうです。リンクはそちらに飛ぶように設定しています。

最後は過去にダウンタウンDXでEXILEメレンゲの気持ちでIKKOが紹介したことで有名な漢方です。
香りと味には凄く癖があり、ウッとなるのですが…そこさえ乗り越えたら後は本当に凄かったです!
その日は大事なテストの日。でも片頭痛で動けずにいた僕を、この『長城清心丸』が僕を救ってくれたんですよね~!

あれは本当に奇跡が起きた、と母と大興奮でした!!


元々は片頭痛用というよりは、身体の疲労が溜まっている方に元気を与える
通称「元気玉」みたいです。※もちろん危ないものではありません!(笑)

1玉を、カットする為の容器に入れて4等分にして、その1欠片を飲む感じなのですが、
1玉の価格としてみると決して安くは無いので、当時の僕のように藁にも縋るような思いの方に特におススメしたい商品です。

しかし先ほども書きましたが、体質で合う合わないは必ず存在すると思うので、
あくまでも僕には相性バッチリだった、ということでお願いします(笑)


実際に体験したモノ(生活編)

続いては実際の生活にて、変化したモノや注意していたモノについてご紹介します。


昔のガラケー時代に、画面を見ると言えばゲームをするときとパソコンを触る時くらいでしたが、
スマホが普及した今となってはほとんどの人が昔に比べて何倍も画面を見ている時間が増えたと思います。

そんな画面から受ける光の中で『ブルーライト』という、視力低下の原因となりやすい物質が必ず含まれています。やはり目は大事ですからね。
仮にもう既に視力低下しているしどうでもいいや。と考えている方がいるならそれは注意しておいた方が良いです。

『ブルーライト』の影響で、
”網膜色素変性症”と言った失明の原因となる病気に繋がったり、睡眠障害や癌などにまで繋がるとされているそうです。

しかし怖いからと言って画面を見ないようにしようと思っても、ほとんどの方は必ず目に入ってくるモノですよね。ならば出来るだけ入ってくる量を制限する方法しか残されていないわけなんです。

ということで僕が一番買って良かったと思うのが、
『ブルーライトカットのサングラス』


片頭痛と言えば光にとても敏感になるので、今となっては必須アイテムです。
そしてサングラスをせずに画面を見ている時と、着けて見ている場合では目の疲労度がハッキリと違うんですよね。
僕は昔から暇さえあればゲーム、休日は1日10時間以上必ずゲームをしていたほど大のゲーム好きなんです。


ブルーライトカットのサングラス・ブルーライトカットのスマホフィルムのセットは必ず使用しています。
上記二つが無い状態で画面を見続けると1時間もしないうちに目の疲労がやってきます。
しかし使用している時では2時間は余裕でノンストップで行けます。(笑)

わざわざ限界を感じるまで挑んでいたら結局は同じですけど、
適度に休憩を入れつつやれば絶対にチリツモで変わってきますし、それほどに実際の疲労度は変わってくるのでオススメです。

一生モノの『目』を数千円~数万円で少しでも大事に出来るなら安いものじゃないでしょうか。
皆さんの大切な目の為に、ご自身に合ったサングラスをこの機会に是非見つけてみてください。


次に大事なのは部屋のカーテン。
以前は普通のカーテンにしていたのですが、そこから漏れてくる日の光を受けて、
朝起きた時にはもう既に誘発されていたんです。
もちろんこれだけで誘発していたわけではなく他にも原因はあるのですが1つでも原因を減らす為に、

可能であれば『遮光カーテン』を取り付ける事。
そしてカーテンは一気にあけずゆっくりとあける事、これは絶対だと思います。

片頭痛の特徴として、光と急激な環境の変化には弱くなってしまいますので、
ゆっくりと部屋に日光を取り入れるようにしていました。

元々日光は体内で栄養素の生成にも必要ですし、遮るのが絶対良いとは言えないのですが、
自分に必要なタイミングで当たればいいので、無防備状態である寝ている間は自分を守ってあげたいですよね。



長くなりましたが『片頭痛』というものがどんな病気なのか、そしてどんなモノを使って生活していたかなど、より深く伝わってくれたら幸いです。

今後も『片頭痛』を抱える仲間の人たちの為にも情報を更新していく予定です。

『頭痛』とは身体の中の痛みなので、怪我とは違って人から痛みはわかってもらいにくいですよね。
頭痛持ちの方が多い今だからこそ、その苦しみを言葉からだけでも理解してくれる人がいっぱいの世界をつくって、みんなで支えながら乗り越えていきたいですね♪


ありがとうございました(/∀`*)

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