オランダ女子一人旅2023 〜出国→香港(乗り継ぎ)→アムステルダム〜


オランダ一人旅、ついに出発の日です。
まずは中部国際空港から香港へ。
搭乗手続きを行って、荷物を預け、保安検査&出国です。
最後に海外へ行ったのが8年ほど前なので、いろいろなシステムが新しくなっていたのが驚きでした。
セントレアへ行く特急列車の中では、「ジップロックに入れた機内持ち込みの液体は保安検査でトレーに出してね」と映像が流れていましたが、出す必要はありませんでした。
出国手続きも自動化されており、顔認証で難なく突破。
夕方発のフライトで空港自体が空いていたのもあり、とてもスムーズに行えました。


この旅行に合わせてプライオリティパスの会員になったので、ラウンジを利用してみようと思い、まず最初に新しくできたというプレミアムラウンジへ。
「今の時間帯、お食事の用意がありませんがよろしいですか?」よろしくないです。お断りしてもう一つのラウンジへ。
グローバルラウンジでは軽食の用意もあり、のんびりと過ごせました。

ラウンジの軽食。うどんとおにぎり。




最初のフライトは中部国際空港→香港です。時間は5時間程度。
航空会社はキャセイパシフィックです。機内食は適当にイエスと答えたら魚が出てきました。
味噌がついているのですが、不思議な味。普段赤味噌しか食べないので、これが正解の白味噌の味なのかもわからない。
素材の味を感じるニンジンサラダが副菜です。デザートは果物とハーゲンダッツ。チョコレート味でした。
食後には「Japanese Teaはいかがですか?」とCAさんが回ってきてくれたので、ありがたく頂きました。

機内食は白身魚にライス。日本風?




程なくして香港へ到着。乗り継ぎには余裕があるのでのんびりトランスファーのゲートへ。
保安検査場で「PCが入ってたら出して」と言われたのでiPadを出そうとしたら、とあることに気付く。
iPad、ない。
鮮明に記憶しているのは、機内でAmazonプライムを見た後、シートポケットに入れたこと。忘れてきました。
全然活用してなかったとは言え、10万円の貴重品なのでさすがに動揺。
英語ほとんどできない民の我、Google翻訳を駆使して、ゲート内のインフォメーションへ。「11番ゲートの近くにキャセイパシフィックのカウンターがある」と教えてもらいました。
11番ゲートまで歩き、キャセイパシフィックのカウンターへ。「iPadを機内に忘れたんだけど」と言う(見せる)と、問い合わせてくれました。カウンターのお姉さんが電話を終えると、「そんなものはなかったよ」とすぐに言われました。いやいや、そんな馬鹿な。
釈然としない思いで悶々としていると、お姉さんがお兄さんにシフト交代。もう一度リベンジで「機内でiPadを忘れた。さっきはなかったと言われたけど、シートポケットに入っているはず」と言って(見せて)みました。
すると、お兄さんがもう一度問い合わせてくれました。しばらく待っていると「見つかったよ。色は?」「ケースはピンクです」「カップルがいる?」「カップル…?(なんの話だ?)」ここで翻訳アプリに話してもらう。「ロック画面の写真がカップルの写真」「イエスイエス!!それ!」フィギュアスケートのアイスダンス競技の元イタリア代表カップル、カッペリーニ&ラノッテの写真をロック画面にしていました。
15分ほど待っていたら別のお兄さんが持ってきてくれました。一安心。全面的に私が悪いです。

香港でもラウンジへ行こうと思っていたけれど、ドタバタでその時間はなくなったため、お茶だけ買って乗り継ぎの飛行機をゲートの近くで待ちます。
香港→アムステルダムの飛行機は体感7割はオランダ人でした。みんな背が高い。私は日本人の女性としては普通よりちょっと背は高いけど、挟まれるとホビットのようでした。
今回座席はトイレに心置きなく行くために全て通路側を選択していました。
しかし、自分の席に行くと先にオランダ人のカップルが座っている。「あのここ、私の席だと思うんだけど」「え?ああ、いいよ、奥行って」と謎に窓側の席を譲られてしまいました。マジか。
その後、13時間のフライトなので2回ほどトイレを使用しましたが、申し訳なさがすごかった。この時点で、帰りはエコノミーの足が伸ばせるトイレの行きやすい席に課金を決意しました。

窓側だったので朝日は綺麗に見えました。



長距離フライトのため、機内食のメニューが配られました。
2度目の夕食はビーフを選択。付け合わせのニンジンが美味しかった。サラダはまたもやニンジンでしたが、なんかスパイシーな味付け……サラダまで辛いなんて、さすが中国。
ハーゲンダッツはストロベリーでした。
さすがに夕食2回目なので半分ほど食べておしまい。朝食はキャンセルしました。

ビーフを選択。パンがなぜか硬かった。




現地時間朝の7時頃にアムステルダムのスキポール空港に着きました。
空港のWi-Fiを使って、早速eSIMをアクティベート。これでオランダでもインターネットが使えます。
入国審査のお姉さんに何か質問をされましたが、よくわからないので曖昧に笑っておいたら「ノーイングリッシュ?」と呆れられました。
今まで海外へ行ってちゃんと質問されたことなかったので、サイトシーイング以外言えません。

早朝のスキポール空港ゲート。




スーツケースを受け取り、朝食をキャンセルしたのでまずは食べ物を買います。
かの有名なオランダのスーパー、Albert Heijnのコンビニ版、Albert Heijn to goを早速見つけたので、入ってみます。
とりあえずマフィンとお菓子を買って、セルフレジへ。事前に調べた情報で海外でもApple Payの決済が使えるらしいと言うことで、Apple Watchをタッチ。無事支払えました。

到着階の様子。思っていたより店は開いている。




空港内のベンチに座って軽い朝食を食べ、アムステルダム中央駅に行くために駅の方へ。
オランダ鉄道にはいろんな区分の列車がありますが、今回はIntercity directという別料金がかかる特急列車に乗ります。
ネットの事前情報で特急料金がかかると知っていたので、券売機で券を買おうとしたらエラー。
オランダ鉄道のアプリでも別料金の表示はない。
もしかして、スキポール空港↔︎アムステルダム中央駅は短距離だから追加料金かからないのかも?
とりあえず、改札の代わりのチェックイン機にクレジットカード(Apple Pay使えた!)を通して、ホームへ。
アムステルダム中央駅まで無事に辿り着けました。

オランダ鉄道(NS)のIntercity direct
2等車両はこんな感じ。机もあります。




アムステルダム中央駅に着いたら、あいにくの雨。予報では午後から晴れることになっていますが、果たして。
雨の中、傘を差し、スーツケースを引きながら宿まで歩きます。
今回の宿はゲストハウス形式。事前にbooking.comのメッセージで早く着くことと、荷物を預かって欲しい旨を伝えていました。
宿に着くと、ホテルとは違い一般の家と同じ外観。ブザーをどうやって鳴らすのかわからずかなり苦戦し、結局メッセージでやり取りして開けてもらいました。

ケトルに電子レンジ、冷蔵庫もある。
ダブルの部屋一人利用なので割高ではある。
専用シャワーブース付き。


1日目アムステルダム編へ続く。

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