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文学フリマ徒然

私と文学フリマ

5/21の文学フリマ東京36に【R-2】文藝豆本ぽっぺん堂 の屋号で出店します、佐藤りえというものです。【R-2】は第一展示場の入り口スグ目の前です。過去イチ入り口に近い席になりました。お立ち寄りください。ぜひ。

短歌や俳句を書いたり絵を書いたり、いろんな大きさ(2センチ〜四六判)の本を作ったりしています。
出展者参加は6〜7回目ぐらいかと思います。
記憶を掘り起こしてみます。

はじめての参加は青山ブックセンターで、イイダアリコさんのミニコミ誌「別腹」に版画や漫画を載せてもらいました。
その後、東京都中小企業振興公社秋葉原庁舎のフシギな建物で迷ったり、豆本を出品してみたり、などしました(2006年ごろ豆本オンリーの即売会「まめまつり」というものがあって、その勢いで)。

近年は個人誌や手製本を中心に個人出店したり、委託したりしています。
今回は4年ぶりの出店です。腕がなります。ピキピキ!
頒布予定作品を紹介していきます。

個人誌「九重」

表紙は毎回色違いです

2021年から不定期刊行している個人誌「九重」の最新号4号、初売りです。
お元気ですか?と挨拶状を送るような気持ちで作ろう、と思い立った本なので「生存報告系」と名乗ってみたところ、キャッチフレーズとして定着してしまった感がありますが、普通に文芸誌です。
ゲストの短歌・俳句作品とエッセイ、発行人の短歌・俳句、雑文「むさしの逍遙」、サイレントコミック「PETER & Ninja」を掲載しています。
個人誌なので、好き勝手にやっています。ゲストは気ままに1〜3人。
4号は俳人・今泉康弘さんと歌人・伴風花さんをゲストにお迎えしました。
3号では俳人・小津夜景さんに句集『花と夜盗』ができるまでのドキュメントを書いてもらいました。
バックナンバ1〜3号も取りそろえております。
1部500円です。

幻想怪奇俳句集『良い闇や』

幻想怪奇俳句とは?
定義はともかく、「夢十夜」「東海道四谷怪談」などへのオマージュを含むストレンジでちょい怖な俳句50句と、奇妙な話「白くて丸いものの話」が載った小手帖サイズのかわいい真っ黒な本です。表紙も本文紙も黒い。字は白い。
オマケに「怪談牡丹灯籠すごろく」をお付けします。こみいった話ですが、これを見ればスッキリ理解できること請け合いです。

登場人物が多いよ

雨月物語

上田秋成「雨月物語」から「菊花の約」「青頭巾」「仏法僧」「白峰」「夢応の鯉魚」の場面を描いたイラストレーションを、本形のたとうに挟み、本型の箱におさめました。
「何」といっていいのか、自分でもよくわからない作品ですが、豆本の部類に入る…のだろうか。
箱を作るのが好きで、ぴちっと作った本型の箱をぜひ見ていただきたい。

新作豆本二種

6月〜7月に参加するイベントに向けて制作している豆本がありまして、どうにか出来上がりそうなので、プレおひろめとして少部数持っていきます。
詳細は会場で!

  • 信じられないぐらい薄い紙の本

  • 小さいけどわりとためになる絵がたくさんの和本

…の二種類の予定です。
他にもあれこれ、持てるだけ持っていきます。
見るだけでも、寄っていってください。
よろしくどうぞ。


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