HSPの人間関係ってどうなの?問題点と対処法3選
こんにちは!しらすです!
今回はHSPの人間関係について書いていきたいと思います。
HSPの特徴
HSPには対人関係でこんな特徴があります。
・周りのことに敏感で、すぐ疲れる
・共感能力が高く、相手の気持ちを酌む
・他人を傷つけたくない
・自信がないので発言できない
・何気ない他人の発言を引きずる
・本音を言おうとすると涙が出る
・人に迷惑をかけたくない
HSPさんはよく周りのことに気が付くために、人一倍気を遣ってしまいます。
また、思考が深いため自分の考えをまとめる時間が必要で、自分の意見がまとまる間に周りは次の話題に行っていることもあります。
そして共感能力が高く、相手の気持ちが分かるので、優しい人が多いです。
そんなHSP、人間関係でどのような問題を抱えやすいのでしょうか?
人間関係での問題
1・誰とでも仲良くして自分を見失う
人を傷つけたくないがあまり、誰に対してもいい顔をしてしまいます。苦手な人にまで笑顔で対応し、自分の本音を抑える傾向があります。
それを続けていくと、自分は何のために生きているのか、なぜ生きているのかが分からなくなり、自分を見失ってしまいます。
人によってはストレスを過剰に抱え、うつ病に発展する人も出てくるでしょう。
2・嫌われないようにして、ただのいい人になる
HSPさんは人一倍周りに気を遣います。そのせいで、誰にも同じように接し、自分の本音を押さえつけるようになっていきます。
周りに気を遣ったり、自信のなさから自分の意見を言えないことで、ただのいい人になってしまう可能性が高いです。
そうなると、「なんでもやってくれる人」というイメージがついてしまい、テイカー(人から多くを奪おうとする人)が近づいてきて、文字通り、体力も気力も奪われてしまいます。
3・相手の気持ちに飲み込まれてしまう
HSPは共感能力が高いため、相手の気持ちを汲み取ることができます。
これは優れた能力でもあるのですが、これは相手との境界線が薄いということでもあるので、ポジティブな方向にもネガティブな方向にも引っ張られてしまいます。
普段よく話す人がネガティブだと、自分もネガティブな人間になってしまいます。HSPは付き合う人間を見定める必要があり、自分のエネルギーを吸い取られると感じる関係は、深めない方が良いでしょう。
じゃあ、どうすればいいのか?私なりの対処法を紹介します。
対処法
1・自分のことばかり話す人には近づかない
自分語りばかりする人はこちらのエネルギーを奪ってきます。そういう人はこちらの疲労具合やエネルギーの残量を気にしないので、聞いてくれると思えばどんどん話しかけてきます。
一見、気を遣ってくれているように見えても、相手自身が嫌われたくないという想いから、気遣ってくれているように見えることもあるでしょう。
人の話を聞くというのは思いのほかエネルギーを消費します。
自分自身を守るためにも、自分本位の人とは距離を置きましょう。
2・小さなことでもいいので自分の意見を述べる
例えば、「今日は残業をせず帰ります」や「疲れているので少し休息をとってもいいですか」など、ちょっとしたことでもいいので、自分の意見を言うようにしましょう。
たとえば会議中に発言できないのであれば、終わった後に話しかけたり、「ちょっと考えてもいいですか?」と言うのも良いでしょう。自分はこう思っているんだということを少しずつ伝えましょう。
自分の気持ちや考えを言うことで、「迷惑をかけるのでは?」と考えたり「どう思われたのかなあ?」と考えることもあるでしょう。
しかし、5人に4人は非HSPです。自分みたいに気にしていないと納得できれば、この違和感は突破できると思います。
また、愚痴っぽく自分のことを話すことで、理解が得られる場合もあります。「疲れた」「早く帰りたいな」など、誰でも思っていそうなことを口に出すだけで、周りは「この人もそう感じているんだな」と理解することができます。
3・苦手な人、嫌いな人にいい顔をしなくていい
挨拶は基本的なことなので、した方がいいかもしれませんが、無理に相手に合わせる必要はありません。
エネルギー配分は人それぞれですし、ましてやHSPの方は疲れやすいです。
HSPは他の人とは違い、定時に上がれるよう仕事をし、自分のプライベートを大切にすることで、パフォーマンスが維持できます。
苦手な人や嫌いな人と業務以外で話さない方が、得策です。自分をちゃんと守ってあげましょう。
話をしていてしんどいなら「ちょっと疲れているので、話しかけないでもらえますか?」などとはっきり言ってしまうのも手でしょう。私自身もまだ使えていない手法ですが、元々嫌いな相手になら、嫌われてもかまわないと思えるのではないでしょうか。
また、人に迷惑をかけたくないと思い、一人で抱えこむことも多いように感じます。人は迷惑をかけて、かけられるものという考えが浸透するといいですね。
まとめです。
ここまでHSPの人間関係についてお話してきました。
問題点と対処法を3つずつ紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
問題点
1・誰とでも仲良くして自分を見失う
2・嫌われないようにして、ただのいい人になる
3・相手の気持ちに飲み込まれてしまう
対処法
1・自分のことばかり話す人には近づかない
2・小さなことでもいいので自分の意見を述べる
3・苦手な人、嫌いな人にいい顔をしなくていい
なかなか行動に移せないと悩む方もいらっしゃるかと思います。
私自身がそうです。ここで思い付いた手法を全て使えているわけではありません。「こういうことを言うの、怖いな」と感じることも少なくありません。
ですが、自分がどう生きていくか、どのような環境で働くかはある程度自分でコントロールできます。
何か話しかけられたとしても、それを空気のごとく流すか、その相手をするかも自分で決めることができます。
私も自分を大切にできるよう行動したいと思います!
では今回はこのへんで!ではまた!
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