見出し画像

一長一短を踏まえて

半年続けてきた16時間断食と1日2食。

このチャレンジによって、ここ3、4年で溜まってしまったどうにもならない身体の澱のようなものがとれて、体感的も気分も随分スッキリした。

この半年で一番良かったことは、“甘い間食”を激減させることが出来たことだ。

限られた食事の回数内で、必要な栄養素をしっかり摂取できていれば、それほど「甘いものが欲しい」という気持ちが湧くことはないのだと分かった。

もう一つ良かったことは、次にやってくる食事がとても貴重で楽しみに感じられた分、出来るだけ身体に良い素材を選ぼうと、以前よりもずっと注力するようになった。

その上で、それらを調理することも含めて、今まで義務感に囚われていた家事全般の有効性を再認識できた点があげられる。

毎日の忙しない家事は、トレーニングジムに行く必要がないほどにちょこちょこと動くので、非生産的に感じられていた日常が、実は大変効率良くできているのだと肯定的に捉えられるようになった。

これは小さな気づきのようだが、大きな心の変化である。

一方マイナスの面は、食事の間隔が空き過ぎるために、いくらベジファーストで食べ始めたとしても、血糖値スパイクを引き起こしているかもしれないという一番の懸念は拭えない。

もう一つは、食事の回数が減ると、咀嚼する回数減と加齢によって唾液の分泌量が減少し、口内環境のトラブルを招きかねないことである。

これらの一長一短を踏まえて、改めて自分の年齢、体質、生活スタイルなどを考慮し、良かったところは維持しつつ、食習慣を更にブラッシュアップすることに決めた。

年齢と共に衰える身体も、思考も、そして感じる心も、できるだけ健全且つ柔軟であり続けたい。

そのためには、自分との対話が欠かせない。

未来は、今日、明日を一日ずつ積み重ねてた先にあるものだから。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?