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攻殻機動隊に学ぶこの世界と自身の在り方

攻殻機動隊がAmazonプライムで見れるぜー!と
弟からのLINEがあり久しぶりに見返しているのです。

僕は元々アニメとか漫画とか結構好きでよく見たり読んだりするのですが
その中でも攻殻機動隊はすごく好きなアニメだったんですね!

当時もめちゃくちゃハマってよく見てたのですが
なんとなくかっこいい!とか面白い!シビれる!
みたいな感じだったんですが
真理や脳科学や生命の在り方。
そういうことを勉強してきた今、攻殻機動隊見たらもう・・・

あー!そういう話をしてたのかー!
ということ満載で。

これは元々攻殻機動隊が好きな人にも共有したいし
気になってた人が見るきっかけになればいいなー
と思って、書いています。
(あくまで僕の主観ですので色々な意見あれば聞きたいです!)

で、攻殻機動隊ってどんな話か?ってwikiで調べると

『攻殻機動隊』(こうかくきどうたい、英語タイトル:GHOST IN THE SHELL)は、士郎正宗による漫画作品。ジャンルとしてはSF(パラレルワールド含む)に属する。

この作品を原作とする劇場用アニメ映画が1995年に公開され、またテレビアニメ作品が2002年に公開された。士郎正宗の原作版と押井守の映画版、神山健治の『S.A.C.』、黄瀬和哉と冲方丁の『ARISE』では、時代設定や主人公草薙素子のキャラクター設定、ストーリーを始め多くの相違点があり、それぞれが原作を核とした別作品といえる。その他、小説やゲームなどの派生作品が展開されている。

てな感じで書いてます。

原作は1989年に書かれている話で結構古いのですが
その時から世界がネットに支配されるという事を書いています。

情報ネットワークとサイボーグ(義体)技術の発達により人々の意思が“電脳”に繋がれた近未来において電脳犯罪に立ち向かう全身義体のサイボーグ・草薙素子率いる攻性の組織、攻殻機動隊。

遠い昔に未来の事を書いたSF漫画ってことでまぁすごいわけです。
全身サイボーグの少佐こと草薙素子が犯罪に立ち向かう話ですね。

で、僕が今回話に取り上げるのは
その攻殻機動隊の中でも僕が敬愛する押井守監督作品の
1995年に公開されたGHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊からです。

アニメも全部好きですけど、押井守監督好きなので
GHOST IN THE SHELL やイノセンスはめっちゃ好きですw

そもそも
攻殻機動隊といえば、見た人は分かると思うのですが
「ゴースト」という言葉がすごく出てくる話で
昔、アニメを見ていた時はなんとなく捉えてたんですね。

脳以外、全身サイボーグの主人公やから演算処理以外の
本当の自分自身の考え?みたいな。

でもね
久しぶりに見て思ったんですけど
「ゴースト」って魂的な意味なんですね。
「囁くのよ私のゴーストが」って

コミュニティに出しているケンケンとの対談動画でも出てくる話ですが
魂の声が聞こえるか?
頭で考えている常識や世間体。そんな事じゃなく
魂はどう在ろうとしているか?

という話なんだということを思ったわけです。

主人公の草薙素子は、脳以外はサイボーグ
人間として残っているのは脳だけ。
では、人間とはどうやってできていてどの部分があれば人間なのでしょう?

この辺が攻殻機動隊の大きなテーマだということに
やっと気づいたわけです。

例えば、僕と弟が脳みそを入れ替えたら僕の本体はどっちなのでしょう?
例えば僕をバラバラにしたら、どの部分をさして僕と言えるのか。

そして、どうバラバラにしても魂というものは出てこない。
にも関わらず、確かにここにあると感じる生命や魂とはなんなのか。

草薙素子は脳以外はサイボーグです。
しかしながらサイボーグ化している時の記憶が残っているわけではないので
この脳がそもそも本当に自分の脳なのか?
確かめる術はないわけです。

今、考えていることは本当に自分の考えなのか?
もしかしたら、脳も偽物なのかもしれない。

そうやって自分自身はどこにあるのか?
そもそも本当に存在しているのか?
そう自問自答し、彼女は自分の存在を確かめるために
海に潜り、常に死を感じることで生を確かめようとしていた。

そのなかで、彼女は言うのです。
「囁くのよ 私のゴースト(魂)」が、と。

今まで、攻殻機動隊とは、公安が犯罪組織と闘うSFとして見ていましたが
本当に伝えたいことは、この自分の在り方や魂とは?
人とは?生命とは?

ということだったことに気づき
今になってやっと、本当に伝えたいことが見えてきました。

全身サイボーグ化している素子が自分の脳が本物だと
認識できないように。
僕たちがあると思い込んでいる
自分自身の命(魂)もあることを証明することはできません。

マトリックスの映画やアニメ映画で言えば
HELLO WORLDもそうですし、未来のミライもそう。
最近で言えば竜とそばかす姫もそうなんですが。

次元上昇(アセンション)やパラレルシフトの話
時間軸など、スピリチュアル的観点の話をしている映画は
めっちゃ多いです。

でも、僕が昔見た攻殻機動隊のように
分からない人には本当に分からないんですよね。
じゃないとそんなスピの話全面に出しても売れないですからw

マトリックス、HELLO WORLD、そして攻殻機動隊は
記憶はデータでありファンタジーで
過去の出来事を証明できるものは何もなく存在しない(かもしれない)

的な話なわけです。

エヴァもそんな部分ありますけど
今あるこの世界が本当に存在していることの証明とかできないわけです。

HELLO WORLDもそうですが
ここに存在していると思っていた自分は実は存在していない存在だった。

的な話なわけです。

以下はGHOST IN THE SHELLの草薙素子のセリフですが

「人間が人間であるための部品が決して少なくないように、自分が自分であるためには驚くほど多くのものが必要なの。 他人を隔てるための顔、それと意識しない声、目覚めのときに見つめる手、幼かった頃の記憶、未来の予感。それだけじゃないわ、私の電脳がアクセスできる膨大な情報やネットの広がり。それらすべてが私の一部であり、私という意識そのものを生み出し、そして同時に、私をある限界に制約し続ける。」

もうね。

このセリフを言っている時のSEや表情セリフ、全てが最高なんですが
ここに監督の想いや伝えたいことが詰まってる!!
って感じなんですよね。

まさに今の世界。自分の在り方。
その全てがこのセリフに詰まってますね。

僕が僕であるために、全てのものが必要だということを
素子は言っているのだと僕は解釈します。

それは良いも悪いも全てです。
嫌いな人も、嫌な出来事も、この社会の全ても
そしてこの世界で起こる全ての出来事が自分の一部であり
自分の意識を生み出し、同時に縛りつけられている。

まさにじゃないですか。
まさにこの世界そのものの話なわけです。

そしてこのセリフを全身サイボーグの素子が言うことに
すごく意味があるのですが、僕たちも同じだと思うわけです。

先ほども書いたように
では、自分の本体はどこ?
今思っていることは、本当に本心で思ってること?
誰かに何かを言われたからそう思わされているだけでは?
自分という存在の証明は?
それはどこにあってどんな形でどんなもの?

僕たち人間はめっちゃ曖昧な感覚で
こうだろうって思って生きているだけなんですよね。

それを証明するものは何もないし
だからと言って否定もできない。

全ては「ある」し「ない」

ということになってきます。

その中で、どこをどう探しても見つからないし
誰も見たことを証明できない

でも、確かにあると感じる
あなたの「魂」や「生命」
それを信じるしかないんだよ。

ということなのかと思います!


いやー、文字で書くと大変ですね!
本当はもっと伝えたいことたくさんあるのですが難しい!

動画の方が色々伝えられそうだから
アニメから学ぶスピリチュアル講座とかしようかなw

あ、ちなみにですが

最近の研究では時間というものは流れているものではなく
パラパラ漫画や、DVDやyoutubeの映像のように
コマ切れになっているということが
ある研究で分かったそうです。

そのコマ切れになっているプランク時間は
5×10のマイナス44乗秒

つまり
0.000000000000000000000000000000000000000000005秒

事に、コマ切れになっている。
つまりパラパラ漫画のようになっていて
しかも、それぞれの未来と過去になんの因果律もないそうです。

あまりに、短い時間過ぎて分からなさすぎますが。
その研究ではそうらしいです。

だとしたらもうこの現実の在り方って、データですよね。
テレビで見ている映像やyoutubeの動画とこの現実の
何が違うのでしょう?
映像で見ている世界はもう存在しない
同時に頭の中にある記憶も存在はせず
あるのは脳というHDDに保存されたデータという記憶のみです。

そして世界は繋がっているわけでなく
前後の因果律なく、コマ切れに動いている。

これはファンタジーでもなんでもないです。
歴とした科学者が出した実験の結果です。リアルです。

実はこの世界はそうなっているんだ。
そういう観点を持って、攻殻機動隊を見ると
また色々な発見があると思います✨

では!


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