quijote928

quijoteとは、ドン・キホーテのこと。ドンは敬称なので省きました。 音楽、映画、ラ…

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quijoteとは、ドン・キホーテのこと。ドンは敬称なので省きました。 音楽、映画、ラグビー、旅、小説、IT話に関心があります。 話題は、関心事、時事や病気のことも多いかも。 「何で、そんなに生き急いでいるの?」と言われたことがあり、でもまだまだやり足りないことだらけ。

最近の記事

「トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代」をシネマート心斎橋で観てきた。ドキュメンタリー映画で涙したのは初めてかもしれない。

『帰って来たヨッパライ』の「オラは死んじまっただ~」のフレーズをアホみたいに繰り返していた子ども時代。確かにボクはバカだった。 気に入った曲の気に入ったフレーズなら家族が嫌がる程繰り返し聞いていたボクは、何とか症の疑いがあると今ならキット言われたことだろう。 でもそれほど気に入っていたんだ。 その後、ボクが成長するにつれ何とはなしにあの歌の制作者を知り、その後の活動を知ってはいたが、「知る」だけに止まっていた。 ただ興味をもって知っていた彼の活動の「点」が、この映画によ

    • 歴史的凡戦。歴史的敗戦。陣営はアホか。

      大体、 討論会前から予兆は誰もが感じていたよね。 テレビを見て、「やっぱりね。」と思った人の方が多かったのでは。 それは今までの報道を見て「予告」されていたかのようだったから。 両陣営ともそんなにお爺ちゃんに頼らなければならないほど人材不足か。 否、そうではないはず。 この様相は世界基準ではないだろうか。 日本でも。 何処の国でも。(ヨーロッパの一部の国は違うか。) この記事(2020年)を見て振り返れば、レーガン大統領の頃で思ったのは「相当なお爺ちゃんでもアメリカ大統

      • 「AI監獄ウイグル」を読んだ。文庫本の「帯」は生やさしいゾ!

        読書は、時と場所を選んで同時に複数を読むタイプの人間だが、この本を読みだしてからは早く最期まで読み切りたいとの思いから他の本を一旦置いてこの本を読み切ってしまった。 一時はウイグル人の強制収容所での拷問、洗脳がニュースとなって世界を賑わせていたが、ここ最近はとんと聞かなくなってきた。勿論、あの中国が反省し、止めたなんて思いはしなかったが、どうなっているのか心配ではあった。 新疆ウイグル地区には個人的な思い入れがあり、大昔の話だがチョモランマトレッキングを計画した際、普通の

        • 持つべきものは友と酒と「昼から呑める場所」!

          いや~、たらふく飲んだ次の日の回復度が年齢を感じさせる。 何事においても細胞レベルで修復スピードが違うのはもう末期なのか。w 人は2週間ほどで身体の全細胞が入れ替わるというそうだが、年齢を嵩むと細胞の入れ替わりのクオリティが落ちてくるのでしょう。おそらく。 先日は、旧友三人と昼飲みをし、とても楽しいひと時を過ごしたのだが、メンタル的には相当なプラス要因をもたらしたものの、身体的には年齢相当な負荷がかかったようだ。 旧知の仲が集まり、何かを心置きなく語りたいとき、女子の方な

        「トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代」をシネマート心斎橋で観てきた。ドキュメンタリー映画で涙したのは初めてかもしれない。

          昔からの熱烈ファンであるボクが「プリンス ビューティフル・ストレンジ」を観て正直に思うこと。

          まず「ドキュメンタリー映画」として成り立ちが誠意をもってないと思う。 なぜなら、お金を払ってから始めて分かる大切な事実が一番最初に明かされ、そのことで期待していた何%が一気に失われるわけだから。 PRINCEコアファンはそれでもこの映画によって得られる情報があるからいいかもしれない。でも、コアファンでない人にとって、一般的なドキュメンタリー映画を期待して観に行った人にはどれだけ残念な思いをしたことか。 制作者の金儲けに加担してしまったかのような気がして、期待して観に行っってガ

          昔からの熱烈ファンであるボクが「プリンス ビューティフル・ストレンジ」を観て正直に思うこと。

          「あんのこと」を観て、気づかされる日常と非日常のごく僅かな差異。

          シネ・リーブル神戸で「あんのこと」を観てきた。 思いの外深く胸に刺さり、「あん」のこと、及びそれにまつわる関連した事柄を考え続けている。 最初に大きな話からすれば、この映画の状況において絶対的な正義とは何だろうか。 刑事は絶対悪だろうか。 記者は絶対正義だろうか。 周りの人たち(傍観者のこと)は何も罪を問われなくていいのだろうか。 見ざる聞かざる言わざる、と言った無関心層は「悪」ではないのだろうか。 そんな疑問が胸をよぎる。 以下ネタバレを含む。 普段一般的な生活をしてい

          「あんのこと」を観て、気づかされる日常と非日常のごく僅かな差異。

          日々の大切な習慣。もう何十年続いてる?

          ストレッチです! ヨガを取り入れたストレッチです。 朝起きてから朝ご飯を食べるまでの時間30分くらいと一日の仕事が終わってから家に帰って晩ご飯を食べる前30分くらいのこの2回セットがルーティーンとなっています。 もはやウン十年の習慣となります。 かつてヨガをかつてやっていたこともあり、その動きを取り入れてます。 動きのいくつかはヨガと重なり、とはいえ手順は自分なりのオリジナルでやっています。 上記のような犬のポーズや猫、ガス抜き、と流派によって呼び名や多少の手の置きどころ

          日々の大切な習慣。もう何十年続いてる?

          人一倍気を付けなければならない年齢である。気を付けるべし。

          どうも最近身近で近い年齢の訃報を聞く。 友達や知り合いとまではいかないが、知っている人。 厄年に近い年齢で前厄から範囲を広めているのはやはりこの年齢層が統計的に多いのだろう。 ボクは基本的に病院を信じていない。失礼! 正確に言うと、丸投げで信じていない。ある程度自分自身の感覚を信じている。偉いお医者さんが言う言葉だから、と言うスタンスで言われたマンマを信じることはしない。それは経験からだ。 そして、今回も同様のケースで亡くなった方がいる。 持病があり地域で比較的信頼されて

          人一倍気を付けなければならない年齢である。気を付けるべし。

          中華料理店「民生」で思い出した居場所としての味。

          恐らく関西人で知らない人はいないと思われる中華の広東料理の神戸南京町老舗「民生」。 「民生」と言うだけで名物料理を挙げられる人も多いことだろう。 ボクが好きなのは「レタスの肉包み」だ。シンプルだが旨い。いくらでも食えそう。もちろん、シンプルと言っても民生なりの工夫はしているんだろうが。 久しく行ってないのは「民生」が大人気店で食べたい時間に早々入れないからだ。 それがお昼の時間を過ぎた時間に近くをたまたま歩いていたらそんなに混んでなさそうだったので入ってみた。 久しぶりなの

          中華料理店「民生」で思い出した居場所としての味。

          センセーショナル時事ネタの顔写真即UPに疑問を感じる。

          鹿児島で保育士が園児の首に怪我をさせ逮捕されたと 「殺害しようとした容疑で逮捕」との記事もあり、報道の過熱化が窺える。 このニュースは人からまずは聞いてネットで潜ったのだが、ネットだと直ぐに顔写真が見ることができた。 記事を読む限りでは、「殺すつもりはなかった」と容疑を否認している、という。現時点で分かる事と言えばそこまでだ。 先に言っておこう。 ボクは別にこの保育士の肩をもつわけではないし、犯罪者の権利をうたう人たちに対して言えばどちらかと言えば否定的な方だ。 それであっ

          センセーショナル時事ネタの顔写真即UPに疑問を感じる。

          職場で怒りに駆られたなら…、もう終わり。でしょ。

          職場での出来事で堪らなく自己否定感に襲われたなら、アナタならどうする? ボクは皆に効く処方箋とはいえないかもしれないが、自分なりのある方法をもっている。 体力気力がある内に早期定年を目指し、ネクストステージへとステップを歩みたいと考えているボクだが、現在の仕事を早く次の世代に引き継ぎもしたいと日々思案中なわけなのだ。 そんな中、依然として職場でどうも思い道理にいかなかったりするとついついイライラとしてしまうわけなのだ。 でも、待てよ、と次の世代はもう彼らのモノなんだから

          職場で怒りに駆られたなら…、もう終わり。でしょ。

          「腹の虫」は鳴ってほしくない時にこそ鳴るモノ

          そう、静かなところで、人が多く、皆が集中している時などがそう。 一番鳴ってほしくないのだ。腹の虫。 でも、そういう時にこそ往々にして鳴るモノなのだ。 ボクのは多分人一倍五月蠅いし、くどい。 グルグルギュウ―グルグル、の後にまだ続くタイプ。w 多分匹数で言えば多数匹タイプ。 一匹が鳴ったら、呼応するタイプ。 先日も深刻系な映画の深刻な場面でやはり「奴」がしゃしゃり出てきた。 ボクが鳴るタイプの人間だということが分かっているので昼の時間帯は特に注意をするのだが、その日は油断

          「腹の虫」は鳴ってほしくない時にこそ鳴るモノ

          「ありふれた教室」がありふれてて怖すぎる。

          まずは教育関係者上層部に見てもらおうか。 否否、感受性が擦り切れているか何も感じないか、「正解」を求めたがるから逆効果になろうか。 そんな映画だ。 現場の教師側からの見解はどうだろう。 これも喧々諤々の所論が出てまとまらない意見の言い出し合いになり、まさに映画のような事態になるだろう。 これこそが「ありふれた」学校の現状なのだろう。 世界どこでも。 そんな映画だ。 でも、皆に見てほしいし、特に教育関係者には見てもらいたい。 以下ネタバレあり。 巻頭に使った画のチラシ写真

          「ありふれた教室」がありふれてて怖すぎる。

          紹介2回目。NHK 武のKAMIWAZA「明鏡止水」はオモロイ以外に有意義だ。

          2回目の紹介となる。 武のKAMIWAZA「明鏡止水」 岡田准一とケンドーコバヤシがMCを務めるNHKの武道番組だ。 特徴は、色んな一流の武道の第一人者をテーマに準じて、普段なら集うこと無き各武道の代表者がNHKの下に岡田氏と共に語らうのだが、普段なら各武道では秘伝のはずの技が他の武道者の前、TVの前で秘技の特徴ややり方などを赤裸々に語り合う前代未聞の番組なのだ。 これは、革命でさえある。この画期性を認識してこの番組を見なければこの番組の価値はない。以前は専門書にさえ載せる

          紹介2回目。NHK 武のKAMIWAZA「明鏡止水」はオモロイ以外に有意義だ。

          「関心領域」と無関心と行動の狭間で。

          湯気の立つホカホカの晩ご飯をハフハフ言いながら夕方のニュースを見ている。 ガザに対するアメリカでの学生のデモのニュースだ。ガザでは年端のいかない子どもが餓死させられようとしている。イスラエルはかつてホロコーストで被害者となった国だが今回は積極的に加害者となっている。 その様子をボクはただの傍観者として何の行動もせず見ているだけだ。 ガザへのチッポケな寄付金で偽善的行為をもって満足し自らの罪悪感を誤魔化している。 監督、原作者はこのようなな傍観者の我々の状況を見透かしているよ

          「関心領域」と無関心と行動の狭間で。

          時代劇に全く関心のない人間が「鬼平犯科帳 血闘」を観てどう思ったか。

          「鬼平犯科帳」の名は知ってる。 でも、テレビでも観たことがないし、小説も読んだことがない。 全く住む世界が違う別世界だったのだ。そんな人間が「映画」として今作を観てどう思ったかを包み隠さず、感想を書いていこうと思う。 ファンの方には相当な批判に聞こえると思うが、恨みがあるわけではない。 仕事休みの休日は映画を観る楽しみで朝からワクワクしている。 この日の休みは前々から決めていた「関心領域」を観ることにしていて、ちょちょっと朝からソワソワ気味。 だが映画一本見るだけでは一日を

          時代劇に全く関心のない人間が「鬼平犯科帳 血闘」を観てどう思ったか。