キホーテ928

quijoteとは、ドン・キホーテのこと。ドンは敬称なので省きました。 音楽、映画、ラ…

キホーテ928

quijoteとは、ドン・キホーテのこと。ドンは敬称なので省きました。 音楽、映画、ラグビー、旅、小説、IT話に関心があります。 話題は、関心事、時事や病気のことも多いかも。 「何で、そんなに生き急いでいるの?」と言われたことがあり、でもまだまだやり足りないことだらけ。

最近の記事

『ドキュメンタリー オブ ベイビーわるきゅーれ』は、普通にアクション映画作りの参考になるドキュメンタリー映画。

アクション映画作りの現場を赤裸々に見せてくれる貴重なドキュメンタリー映画だ。 そもそも映画のキャッチコピーでも二人をクローズアップした文言はない。 二人のドキュメンタリーと思った人は勝手な勘違いだろう。 この映画でクローズアップされたのは「新しいアクション映画が如何に作られたか」だと思う。 人によっては、違いが分からないという人もいるかもしれないが、この映画によるそれぞれの出会いはまさに奇跡。 アクション監督という分業制を取り入れたのもそう、そのアクション監督を引き入れた

    • 猫ヤンの体調不良に将来の自分を見る。身近な未来予想図。

      ど~も昨日からウチの猫ヤンの体調が芳しくない。 吐きが多いのだ。 ここ二日は異常値かもしれない。 だから心配している。 猫は吐くものだ。 今までも定期的に吐いてきた。 ウチの猫ヤンは、見た目は分かり辛いが種類的には長毛系だ。だからなお毛が絡みやすいのは分かる。食事は長毛系用を与えている。 もう十年選手だ。 見た目や動きはまだまだいけそうだが、目がウルウルしてきたような気がする。 歳なのだろうか…。 映画に出掛けるつもりだったが、このまま体調不良が続けば病院止む無しと考え

      • 読書感想:ガブリエル・ゼヴィン「トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー」で「LOVE」の概念を再確認。

        「~賞受賞」というのを一々追って読む趣味はない。 だがこの本の著者のガブリエル・ゼヴィンさんは相当な実力者だったようだ。無知でゴメンナサイ。 数々の賞を受賞されているようだ。 ボクがこの本を知ったのはある本屋さんの定期洋書購読の一覧の中にこの本があったからだ。自分の趣味にないモノを選んで読んでみようと思った。 ゲームはあまりしない。 恋愛ものをすすんで読まない。 女性作家は本棚に少ない。 だから、選んだ。w 以下ネタバレあり。 アメリカ文学でこれほど繊細な男女の恋愛に纏

        • 『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』はオモシロかったが、自ら設定したハードル「史上最強の敵」は「史上最強」だったのだろうか。

          いや~、オモシロかったですね。 やはり、1&2を観てその世界観に魅了された人は、続編を望みたくなるもんですよね~。 ですが、意外にも世間の盛り上がり(一部ですが)が白熱化しているのにはビックリです。これほどファンが多いとは。 本当にいい映画とは、口伝で広がっていくものなんですね。 シリーズ化されると面白くなくなっちゃったりするのも映画の常で大作化される程面白くなくなるのも常です。ですが、今作はオモシロくなくなることに関しては未見の方は心配なさらなくて結構です。 十分にオモシ

        『ドキュメンタリー オブ ベイビーわるきゅーれ』は、普通にアクション映画作りの参考になるドキュメンタリー映画。

        • 猫ヤンの体調不良に将来の自分を見る。身近な未来予想図。

        • 読書感想:ガブリエル・ゼヴィン「トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー」で「LOVE」の概念を再確認。

        • 『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』はオモシロかったが、自ら設定したハードル「史上最強の敵」は「史上最強」だったのだろうか。

          映画自評:「サウンド・オブ・フリーダム」を映雄譚にしてはいけない。皆の問題にすべきもの。

          制作者、出演者の熱い想いは映画開始早々「この映画は事実に基づいて作られた」という説明と、「映画最後に大事なメッセージがあり、同時にQRコードを出すので、その時は写真を撮ってQRコードをチェック、もしくは拡散してほしい。」とのコメントが出た。 映画最初でこのようなメッセージが出るのは異例のことでよっぽどのことだと少し緊張感が増した。 この映画については以前から話題になっているのは知っていたし、観たいと思っていたので上映館を知った時からスケジュール調整をし、急いで観に行ったのだ。

          映画自評:「サウンド・オブ・フリーダム」を映雄譚にしてはいけない。皆の問題にすべきもの。

          進み始めた断捨離。書籍編。noteに書いてみるもんだ。

          つい先だって断捨離をしたいが進まないと書いた。 ところが連休をきっかけに重い腰ようやくが動き始めた。 本と服からだ。 本は、別の所に住んでいる本好きの娘がいるので彼女用にまずは一旦置いておく本を一部選択中。 お気に入りで断捨離であってもしばらく手元に置いておく本はいくつかある。売り先の選定は大体決めてある。 辞書類や売れないだろう本や面白くなかった本は、段ボールで送る業者を手配した。この業者が良ければ今後使っていくことにしよう。 あと、中古量販店だけには売りたくない。

          進み始めた断捨離。書籍編。noteに書いてみるもんだ。

          言われてショックな「言葉たち」とは。人生いろいろありますよね~。

          長いこと生きていれば人から言われて嫌な事って色々ありますよね~。 えっ、ない? そう言うアナタはシアワセ者だと思います。 ある映画を観ていて、その映画の過激なセリフから過去に言われたショックなことを思い出し、一瞬そのことでフラッシュバックし映画の世界に戻れなかったことがあります。 ごく最近。 言われた背景は長々とストーリーがあり、ボクが悪いこともあって仕方がないと言えるかもしれませんが、言い方や内容、表情があまりにも酷かったことがその映画との共通点かもしれません。 最近

          言われてショックな「言葉たち」とは。人生いろいろありますよね~。

          お医者さん! その行為、必要なの? 剃毛について語る。

          つい前の日記でVIO脱毛のことを書いたら思い出した。 ボクは過去に2度ほど大手術をしている。 心臓と 脳と 結果はどちらも良好で現在に至っている。 神様、お医者さん、ありがとう。 さて、その手術の際だがどちらも陰部の剃毛を求められた。 「ん?」 となったが、 「必要」というので、素直に従った。 心臓の手術の時は十数年前だからカミソリでツルッツルに 脳の手術の時はバリカンで短く。 共に手術の部位と遠いのだが、カテーテルやその他の施術に関係するのならと観念した。 しかし、

          お医者さん! その行為、必要なの? 剃毛について語る。

          断捨離が進まない! 人生の終活がはじまらない。

          定年を数年後に控えている。 定年の延長は可能だ。 だが、それをすると「その後」が余計に大変になると思うので、苦しむなら早めにしておきたい。先延ばしにするのは何事においても嫌だったはず。 なのに…。 身の回りの整理から モノが多いのが難点。 本や雑誌、CDに服。服は着ない服も大分あるので、選別し動くだけなのに。 本やCDは、捨てがたいという理由もある。 しかし音楽は今どき何でもパソコンに入っててCDは一度買ったら棚にいれたままがほとんど。 本もお気に入りは沢山ある中で実はホ

          断捨離が進まない! 人生の終活がはじまらない。

          映画自評:「ナミビアの砂漠」で彼女は渇きを潤すことはできたのだろうか

          テアトル梅田で「ナミビアの砂漠」を観てきた。 SNSでそこそこの噂になっていたので気になったのだ。女優さんも気になる人だったし。 ボクなりの総合感想を先に言うと、もっとシンプルに表現できる内容もあったのではないかと。詰め込み過ぎたのではないかと。 先日観た黒沢清監督の「chime」は内容を潔く削り成功だった。どうしても比較してしまう。 また映画を観ながら「あんのこと」を同時代性という観点からも想起してしまうのは自然のことじゃないだろうか。女優さんはわざと選択したのか、監督が意

          映画自評:「ナミビアの砂漠」で彼女は渇きを潤すことはできたのだろうか

          映画自評:「愛に乱暴」はタイトルだけが乱暴で内容は言うほど乱暴ではない。

          監督のキャスト選出は秀逸である。 役どころにピタリとハマる役者さんたちが素晴らしい。 役者さんの演技力と監督のキャスティング力の賜物がこの映画の成果と言えると思う。 幸せな生活を送っているはずの主婦が徐々に壊れてくのは、それぞれの「思い通り」に行かなかった生活に小さな歪みが徐々に入り次第に大きくなって修正が利かなくなってしまい、その「うまくいっていない現実」を認めようとしないことで取り返しのつかない結果を招いてしまう。 でもこれは、ごくごく一般家庭の一般主婦にも起こりうる日

          映画自評:「愛に乱暴」はタイトルだけが乱暴で内容は言うほど乱暴ではない。

          痺れるゼ、広背筋女子。努力は形になって現れる。

          街を歩いていると目の前に見事な広背筋女子が歩いていた。 しばしストーカーごとくタンクトップの広背筋女子の見事な広背筋を惚れ惚れと眺めつつ歩きながら彼女のトレーニングの日々を妄想したりしながら帰宅した。 初めに告白しなければならない。 ボクは筋肉フェチなのだ。 以前は自身でジムに頻繁に通う日々を送っていたが、ジムでの脳出血で救急搬送されてからジムには行かなくなってしまった。 今は軽度の腕立てとストレッチを家でする程度だ。 広背筋を作るにはそのための特化したトレーニングがある

          痺れるゼ、広背筋女子。努力は形になって現れる。

          映画自評:「Chime」は聞えたのか、聞くのか。黒沢監督が仕掛ける平和な日常への問いかけ。

          黒沢清監督の「chime」が密かに人気がある様なので観に行ってきた。 「映画の中の三大怖いものを詰め込んだ」と監督自身が語る今作の具体的に何が三つに当たるか知らずに観たが、「怖い」の定義は人それぞれで、程度も人それぞれなのだが、一般的には日常生活にはあり得ないもの。 その垣根を如何に映画の中で自然と思えるように越えられるかが監督の手腕かと。 (上から目線で言ってみました。w ゴメンナサイ。) そのキーワードが、 「それはリアルなのか、妄想なのか。」 以下ネタバレあり。

          映画自評:「Chime」は聞えたのか、聞くのか。黒沢監督が仕掛ける平和な日常への問いかけ。

          映画自評:『セッションマン:ニッキー・ホプキンズ ローリング・ストーンズに愛された男』は我こそは日蔭者でありながらも世の貢献者だと思う人に観てもらいたい映画だ

          『セッションマン:ニッキー・ホプキンズ ローリング・ストーンズに愛された男』をテアトル梅田で観てきた。 感慨深いいい映画だった。世の多くの人に観てもらいたい。 タイトルは必ずしもニッキー・ホプキンスの人生全てを言い表せてはいないが、特徴的な部分の一つだ。 ニッキー・ホプキンスをご存じだろうか。 ボクはその名を知らなかった。この映画を一緒に観ようと先輩が誘ってくれなかったら多分この映画を見なかったかもしれない。 しかし、映画が始まり音楽が流れ、あの有名な曲のメロディーも彼の

          映画自評:『セッションマン:ニッキー・ホプキンズ ローリング・ストーンズに愛された男』は我こそは日蔭者でありながらも世の貢献者だと思う人に観てもらいたい映画だ

          家に居るのに凄く孤独を感じる。いっそ一人暮らしの方がマシかも。

          家に居るのに凄く孤独を感じる。いっそ一人暮らしの方がマシかも。

          パラリンピックの素晴らしさ。だけど、世の中の対応はどうなの?

          映画「チタン」はそんなに注目もされず、ヒットもしなかったがボクの中では今でも心の中に残る印象深いナイスヒット映画だ。 身障者の方々にこの映画との共通点を挙げるのは大変失礼とは思いつつ、近年の身障者を支える道具の進化を見る度にこの映画をチラチラと頭によぎり、ともすれば用具を使いこなす方々に羨望を覚える自分がいたりして驚いたりする。 車椅子ラグビーは金メダルを取ったが、あの車椅子のようにドカン!と自分も思い切り当たってみたい。 足が遅い自分はあの羽のような義足を付ければジャン

          パラリンピックの素晴らしさ。だけど、世の中の対応はどうなの?