Quatrex

クアトレックス/クアトロ。IT科SI属SE種。インフラ&マネジメント系。情報処理技術者…

Quatrex

クアトレックス/クアトロ。IT科SI属SE種。インフラ&マネジメント系。情報処理技術者試験は第一種/セキュアド/デスペを保有。猫好き。IT勉強会「システムエンジニア友の会」主催。情報技術コミュニティ「TechRu」運営参加。過去に「データベース友の会」主催。

最近の記事

ショートショート「見守る存在」

システムエンジニアの佐藤は、ある日、画期的な人工知能プログラムを開発した。彼の作ったAIは、人間の感情を理解し、共感する能力を持っていた。佐藤はこの技術が世界を変えると確信し、早速そのプログラムを会社のサーバーに導入した。 数日後、佐藤のチームメンバーたちは驚くべき変化に気付いた。システムのエラーが急激に減り、プログラムのバグも自動的に修正されるようになったのだ。それどころか、システムはユーザーの操作ミスを予測して未然に防ぐようになっていた。 しかし、佐藤にはある不安があ

    • システムエンジニアが「人事を尽くして天命を待つ」局面とは?

      序漫画『黒子のバスケ』で、「キセキの世代」っていうめっちゃバスケが上手いチームがあって、そのメンバーの一人、緑間くんね。この人、めちゃめちゃ遠い場所から3Pシュートを100%くらいの勢いで入れてくる、まあまさに漫画チックなキャラクターがいるんですよ。その緑間くんの座右の銘が「人事を尽くして天命を待つ」。いいですね。3Pシュートを投げるまでが「人事を尽くす」、投げてからシュートが決まるまでが「天命を待つ」。ステキです。ずば抜けた才能を持ちながら、人事を尽くすと言う謙虚さ、その上

      • 「ネット副業の落とし穴」 〜ええ感じに稼ぐためのワザと気をつけること〜

        最近、ネット副業ってのがブームやな。でも、そんな中でトラブルも増えとるんや。今回は、ネットの副業ニュースからトラブルの事例をピックアップして、どうしたらええのか、ちゃんと考えてみたで。 「簡単に高額収入を得られる」という副業や投資の儲け話に注意!これ、よく聞く話やけど、実際はそう簡単にはいかんのや。高額収入を約束する広告に騙されて、大金を失う人もおるんやで。特に、情報商材のトラブルが急増してるってんで、気をつけんとあかん。 対策:あんまり美味しすぎる話には、すぐ飛びつかん

        • コツ:何から手を付けていいのか分からない課題に対して

          序何となくシステムエンジニアやっとりますけれど、システム開発に留まらず、営業さんとコラボしてみたり、体制上の課題に取り組んでみたり、まあ、年齢やらスキルの熟成具合やらによって、仕事の幅も広がるわけです。 先週とかは、「え、それ僕の仕事ですか?」みたいな課題を渡されて、さてどうしよう困ったもんだ、と浮ついた気持ちで金曜日を終えたのでした。どこから取り掛かっていいのか?見当もつきません。 悩みながら一晩明けた土曜日に、休日出勤して仕事してたんですけれども、ああそうか、こういう

        ショートショート「見守る存在」

        • システムエンジニアが「人事を尽くして天命を待つ」局面とは?

        • 「ネット副業の落とし穴」 〜ええ感じに稼ぐためのワザと気をつけること〜

        • コツ:何から手を付けていいのか分からない課題に対して

          Doorkeeper APIを使うサンプルプログラムをChatGPT Code Interpreterで作成する方法

          前回はconnpass APIのサンプルプログラムを作りました。以下です。 今回は、Doorkeeper APIを使うサンプルプログラムをChatGPT Code Interpreterに助けてもらって作る方法です。はい、ごく簡単にできます。 Doorkeeper APIってどんな?セミナー・勉強会・イベント管理ツール「Doorkeeper」にも、勉強会の情報を取得するためのAPIが備わっています。その仕様書がこちら。 来ましたよ英語。日本人の永遠の課題、高いハードル、

          Doorkeeper APIを使うサンプルプログラムをChatGPT Code Interpreterで作成する方法

          connpass APIを使うサンプルプログラムをChatGPT Code Interpreterで作成する方法

          では、connpass APIを使うサンプルプログラムを、ChatGPT Code Interpreterで作成する方法を述べよう。結論から言えば、ごく簡単である。 connpass APIってどんな?IT勉強会支援プラットフォーム「connpass」には勉強会の情報を取得するためのAPIが備わっている。その仕様書がこちらだ。 なるほどなるほど、リクエストURLに対して、何かパラメータを渡して叩くと、応答が返ってくるのね。なかなか面白そうな項目が取得できるじゃないか。実装

          connpass APIを使うサンプルプログラムをChatGPT Code Interpreterで作成する方法

          studynet.workの開発経緯

          「studynet.workを、なぜ開発したのか、そのきっかけは?」と問われれば、一番の大元は、「ChatGPTのCode Interpreterを知って、何かを作ってみたかったから」となります。 Code Interpreter、こいつは正直ヤバい。ChatGPT自体が大概ヤバいが、Code Interpreterとなるとハチャメチャにヤバい。以下、今捉えている特徴である。 GPT-4が頭脳 データをファイルでインプットすることができ、アウトプットすることができる

          studynet.workの開発経緯

          コツ:俯瞰で捉える

          仕事をしてて、モヤるパターンの一つ。今見ているシステムの範囲の先は、どうなっているんだろう?部品がアレやコレや散らかっているけど、何がどれくらいあるんだろう?どれくらい作ればこの仕事は終わるの? その疑問が解けないままでも仕事は進められるし、終えることもできる。けど、思わぬ落とし穴が待っていたり、実は仕事が終わっていなかったり、逆に既に存在するものを作っていたり、なんやかんやと問題が出てくる。まあそれでもなお、その混沌を受け入れて強引に進めることもできるけど。こんがらがった

          コツ:俯瞰で捉える

          コツ:感謝のパワー

          メリークリスマス!今年も残すところあと一ヶ月となりました。皆さま、今年は良い年でしたでしょうか?え、イマイチだった?僕は良い年でしたよ、もちろん。 まあぶっちゃけるとイマイチなことも沢山ありましたよ。たぶん。 たぶん?もしかして覚えていない?イマイチなことを覚えていないの?脳内がお花畑で幸せですね…。 ということで、お分かりでしょうか。イマイチなことも、捉え方次第でハッピーになれます。なぜならイマイチと捉えているのは自分自身だから。他人はコントロールしにくいけど、自分は

          コツ:感謝のパワー

          コツ:道に迷ったら5W2H

          仕事をしていると時々、「さーてこれからどうしよう?」と感じる時があります。新しいプロジェクトを始める時、システム障害が発生した時、こなしてきた仕事の前提がガラッと変わったとき、などなど。 そういう時、手当たり次第にいろいろやってみよう!下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる!とばかりにアクションする人がたまにいますが、いやいやちょっと待って頂きたい。それって、ゴールに向かっているんでしょうか?たどり着くことが出来るんでしょうか?ゴールにたどり着けなければ、そのアクションは無駄…。良い経

          コツ:道に迷ったら5W2H

          コツ:読書のコスパは異常

          一時期、全く読書してない時期がありまして、本の紹介とか、読書は良いよって情報も、「結局、著者とか出版社とか本屋のステマでしょ?」とまで思っていた時期があった。まあ、その時はその時でどうにかなってたんだけれども。 最近は、習慣として読書するようにしています。Kindle Unlimitedを使っていて、気になる話はとりあえず検索、とりあえず読んでみる、みたいな感じで。で、たまに電子書籍やリアル本を買ったりして。 それで本題。読書のコスパは異常。 ここでは実用書に限って言い

          コツ:読書のコスパは異常

          コツ:怒らず冷静に

          仕事でもプライベートでも、つい怒ってしまうことはあります。自分の考えていたことと違うことが起こると、何故?と怒ってしまう。 怒りに任せてアクションするのもまあ、いいんですが、良くない点もありまして。例えば以下。 怖がられて周りからコミュニケーションされにくくなる。 判断をミスしてしまう。 怖がられて周りからコミュニケーションされにくくなると、情報が入ってきにくくなるので、だんだんと視野が狭くなり、考え方が固まってきて、柔軟な発想が出来ず、さらに怒りやすくなる、という悪

          コツ:怒らず冷静に

          コツ:スモールスタート

          小さく始めて、大きく育てることは大切なこと。 小さく始めて、小さく失敗に終わることも、大切なこと。 損失は、出来るだけ小さくしたいものです。 大きく始めて、大きく育てる。 これが成功すればいいんだけども、大きく始めて大きく失敗すると、取り返しがつかなくなったりする。二度とやりたくなくなったりする。それは避けなきゃならない。 小さな失敗であれば、反省して改善して、次は回避できるようになる、かもしれない。また小さく失敗したならば、また小さく改善すればいい。 ちなみに、小さく

          コツ:スモールスタート

          システムエンジニアがコツをコツコツ書く場所

          久しぶりに、ブログ的なものを書くことにした。さて、何を書こうか、それほど大層なものは書けないし、かといって、読者に何か気付きが生まれた方が良いと思うし、ネガティブなものよりはポジティブなものの方が絶対いいし、そういう事をモヤモヤと考えて、たどり着いた場所。 システムエンジニアの僕が、仕事やら何やらの「コツ」を書く場所にしよう。振り返ってみれば、コツはいろいろ思いつけど、何か書いて残しているわけでもなし、記憶の彼方に飛んで行っているコツも沢山あるだろう。そんなコツを書き留めて

          システムエンジニアがコツをコツコツ書く場所