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眠れない夜のヨガ(秋の眠りに)

秋の夜長をついつい楽しむ

気温が下がってきたら、夜更かしが増えました。
ふだん映画を観たり小説を読んだりしないのですが、Amazonの映画をのぞいたりすると、ますます夜更かしに拍車がかかります🤭

これはこれで楽しいのですが、そんなわけで、ちょっと陰陽のバランスが崩れてしまった、秋の夜。

気の世界からみると、秋には、私たちのからだはダイナミックに変化しているんです。

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日が短くなると、睡眠がたいせつになる

日が短くなると、天の陽気は地下にもぐりこみ、隠れます。夏には発散していた気の動きが、地に足をつけるように降下して落ち着きます。
わたしたちはごく自然に、早く寝て、朝ゆっくり起きるようになります。冬の季節に向けて、徐々に睡眠時間を長くとって、陽気を温存するのです。

そのうえ秋には、夏より食べる量が増えます。食べる量が増えれば、睡眠時間も増えます。消化と吸収のためには、養生の時間が大切です。

そんなわけで、ちゃんと寝た方がいいのですが、
秋には楽しいこともたくさんで、つい興奮を求めすぎたり、
食欲にまかせて「胃が熱をもつような食べ物」を摂り過ぎたり。

胎児の寝返りヨガ

なんだか落ち着かない、眠る気になれない、疲れているのだけど冴えちゃって。
そんな夜には、電気を消して、ヨガをします。

何も考えず、ただ、からだを動かしたいように動かすヨガ。
食べ過ぎた自分、だらだら夜更かしをした自分を、責めたり反省したりする気持ちは、いっさい捨てます。これだいじ。

電気を消し、時間をわすれ、
胎児が子宮の中で寝返りを打つように、
右も左も、上も下もなく、伸ばして、丸めて、ひらいて、返して、
ただ、動きたいように動きます。

そして、胎児のように、生まれたての赤ちゃんのように、すべての細胞を思い切り使って、からだの奥から呼吸を復活させます。

呼吸は、純粋なよろこびです。
地球という星は、たましいの遊園地なのです。

そうこうしていると、そのうち、自分から合図が来ますよ。
は〜い、これでいいよ〜、オヤスミナサイ

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