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御正体山と妙覚塚との神風串呂(№74)

この記事は、神皇正統家極秘伝神風串呂しんぷうかんろ(カミカゼクシロ)を分かりやすく解説したものです。

串呂(クシロ)とは、元伊勢伝承で皇祖神が各地を行脚しながら構築した元伊勢クシロの事です。

元伊勢クシロは、皇城守護の結界のことだといわれていますが、その結界とは、神風串呂しんぷうかんろ(カミカゼクシロ)のことだったのです。串呂は、極秘で構築されて来たので、そのように言われてきたのです。

地名(地文ちもん)に秘められた天地神明の啓示を解明する学問が神風串呂(串呂哲学)です。

ここでは、山梨県都留市の御正体山と静岡県牧之原市大寄町部ヶ谷の妙覚塚(小室門院元子媛命の御陵)との神風串呂をご紹介し、詳しい解説をしています。

神風串呂しんぷうかんろ(カミカゼクシロ)を学ぶことによって、日本が神国である事実を認識し、皇祖神からの神妙なる息吹を体感体得することができるでしょう!




串呂哲学の理解を助ける予備知識

始めての方は、下記の記事を参照してください。


1、聖とは天皇を表わす串呂哲学用語

串呂哲学用語ではは天皇を表わす言葉で、この聖の付く串呂地文は「聖岳ひじりだけ」「聖山ひじりやま」「聖護院しょうごいん」「聖心せいしん町」「聖崎ひじりざき」などがあります。

聖岳(静岡市葵区と長野県飯田市の境)
聖岳(神奈川県小田原市米神)
聖山(長野県長野市と東筑摩郡麻績村との境)
聖護院(京都市左京区)
聖心町(愛知県豊田市)
聖崎(愛知県知多郡南知多町大井)

このうち、静岡市葵区と長野県飯田市の境にある「聖岳」は、皇大神宮内宮と豊川市萩町の三浦芳聖仮寓の地との串呂でご紹介しています。また、小田原市の「聖岳」は、皇大神宮内宮と小松天皇御陵との串呂でご紹介しています。

2、聖一色・女体山・犬仏山

静岡県静岡市駿河区に「聖一色」(ひじりいっしき)という地名があります。国内唯一のユニークな地名です。これは小室門院元子内親王が皇后でありながら、三種の神器を継承した天津日嗣の皇后(天皇と同格)であったことを表わす地文です。

栃木県那須郡那珂川町大内「女体山」は、女性を表わす地文です。福島県石川郡古殿町「犬仏山」は、戌年に崩御されたことを表わします。

今回は、正体を鑑定する重要串呂起点「御正体山」と妙覚塚との神風串呂をご紹介します。さすがに「御正体山だ!」と思わずにはおられない的確な地文が構築されています。

3、御正体山と妙覚塚との神風串呂

三浦芳聖は、山梨県都留市の「御正体山」と小室門院元子内親王御陵「妙覚塚」とを串呂すると次のようになると述べています。

三浦芳聖著『徹底的に日本歴史の誤謬を糺す』復刻版 第五章

妙覚塚」(牧之原市)-「聖一色」(静岡市)-「御正体山」(都留市)-「天覧山」(飯能市)-「大門」(加須市)-「女体山」(那珂川町)-「犬仏山」(古殿町)-「大黒山」(古殿町)-「日隠山」(大熊町)

(三浦芳聖著『徹底的に日本歴史の誤謬を糺す』200頁、現住所に改めた)

【地文のみ掲載】
「妙覚塚」-「聖一色」-「御正体山」-「天覧山」-「大門」-「女体山」-「犬仏山」-「大黒山」-「日隠山」

【地文の解釈】(地文に地図がリンクしています。)
(1)妙覚塚(みょうがくづか、静岡県牧之原市菅ヶ谷3208-1)
小室門院元子内親王の御陵。

小室門院元子媛の御陵「妙覚塚」は、道路沿いの林の中にあり、入口は画像左下にある。
妙覚塚は、リサイクルセンターのすぐ南東の道路沿いの林のなかにある。(YAHOO!JAPAN地図)

詳細は下記をご覧下さい。
【参照】小室門院元子内親王(№70)

(2)聖一色(ひじりいっしき、静岡県静岡市駿河区)国内唯一の地名。
聖一色は、聖(天皇)と同格を表わす。

小室門院元子内親王が小松天皇の皇后であると同時に、興国天皇(守永)から三種の神器を継承した天津日嗣の御子(実質的には天皇)であったことを裏付ける地文です。

(3)御正体山(みしょうたいやま、山梨県都留市大野)標高 1681m
御正体山は、その正体を鑑定する八大串呂起点で、御正体山という名の山は日本で唯一、ここだけです。『ウィキペディア(Wikipedia)』御正体山

正体とは、「隠されているそのもの本来の姿、本体」のことで、「正体を現す」「正体不明の怪人物」などと使用します。御が付くのは「その対象は、やんごとなきお方」ということです。串呂は地文による皇統正史です。

【参照】大宝天皇の御製を昭示する神風串呂 (№8)
「大日山」-「九重」-「切越」-「卍寺野薬師堂」-「御正体山」-「卍新井薬師」

【参照】御正体山と三浦芳聖晩年の住所との神風串呂(№31)
「大和名」-「神生」-「大和地区」-「八王子市」-「御正体山」-「天子ヶ岳」-「勘行峰」-「京丸」-「新開」-「大和地区」-「三浦芳聖晩年の住所」-「新田」-「高甲良山」

【参照】竜巻現場を基点とした神風串呂2(№49)
「八尺鏡野」-「竜巻現場」-「小松」-「御正体山」-「大和田町」

(4)天覧山(てんらんざん、埼玉県飯能市)標高197m

天覧は、天皇がご覧になっていることを表わす。もと愛宕山、もと羅漢山。国内唯一の地名。

また、御祖大神(天照大御神)が、この串呂を構築されたことを表わすと解釈することもできます。(神様がご覧になっている)。

それは、【参照】小室門院元子内親王(№70)で述べましたように、昭和23年(1948年)8月、三浦芳聖が静岡県磐田市に出張中、午後9時頃から開始した祭祀中の霊示で妙覚塚を発見することが出来たことでご理解頂けるかと思います。

【参照】天覧山は、山麓にある能仁寺に愛宕権現を祀っていたので、もとは愛宕山と呼ばれた。それが時代を下り、徳川五代将軍綱吉の病気平癒のお礼に、生母桂昌院が十六羅漢の石仏を奉納したので、羅漢山と呼ばれるようになった。それが1883年(明治16年)4月18日に、山麓で行なわれた近衛兵春季小演習を明治天皇がこの山頂から統監したことにより、天覧山と呼ばれるようになり、行幸記念碑が建てられている。『ウィキペディア』天覧山

(5)大門町(だいもんちょう、埼玉県加須市)
大門(だいもん)は、「おおみかど」と解読します。大御門(おおみかど)=大帝(おおみかど)=天皇(または皇居)という意味と解釈します。

リンクの地図は右上の「地理院地図Vector」をクリックすると見られます。

【参照】牧平町大門(愛知県岡崎市)

(6)女体山(にょたいさん、栃木県那須郡那珂川町大内)標高409m
妙覚塚に埋葬された遠祖(小室門院元子内親王)が女性である事を表わす。

(7)犬仏山(いぬぼとけやま、福島県石川郡古殿町)標高767.4m
妙覚塚に埋葬された遠祖(小室門院元子内親王)が、戌年に崩御された事を表わす。国内唯一の地名。

三浦家の系図には、小室門院元子内親王の終焉の地も崩御された年も書かれてなかったので、このように串呂で明らかにしてあるのだと思います。

妙覚塚の祭祀が進み、会話が出来るようになった時、小室門院元子内親王の神霊が、「三碧木星の日には、参拝に来てほしくない」と云われたと三浦芳聖は述べています。そこからこの戌年が、応永元年(1394年)の甲戌年と判明しました。

(8)大黒山(だいこくさん、福島県石川郡古殿町)標高782m
妙覚塚に埋葬された遠祖(小室門院元子内親王)が、興国2年(1341年)二黒土星辛巳年生まれであることを表わす。「黒田」に同じ。

(10)日隠山(ひがくれやま、福島県双葉郡大熊町)標高601m
天津日嗣の御子の御陵であることを表わす。日=天津日嗣の御子。隠は、お隠れになる。崩御埋葬を表わす。

4、この串呂の解釈と串呂哲学的考察

「小室門院元子内親王御陵・妙覚塚」-「聖一色」-「御正体山」-「天覧山」-「大門」-「女体山」-「犬仏山」-「大黒山」-「日隠山」

妙覚塚に埋葬された三浦芳聖の遠祖(小室門院元子内親王)が、皇后(女性)でありながら、天皇と同格の天津日嗣の御子で、二黒土星の年にご降誕になり、戌年にお隠れになったことを昭示する的確なる神風串呂です。

御正体山から妙覚塚の正体を鑑定した的確なる地文が並んでいます。串呂に対する認識・確信が深まるかと思います。

このように妙覚塚がどなたの御陵であるか、明瞭に分かるように串呂を構築された串呂主宰神(天照大御神)の御立場からは、何をさて置いても串呂を解明することを希望し期待されることは納得できます。


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🟡情報拡散のお願い

この記事に到着された貴方様とのご縁に感謝しています。これは皇祖神・天照大御神から地上に派遣された神皇正統嫡皇孫・三浦芳聖が解明した神風串呂の紹介記事です。

三浦芳聖が解明した神風串呂には、日本民族の進むべき道が、明確に示されています。日本民族の危急存亡の時に当たり、一人でも多くの方に読んで頂けるよう、この情報を拡散下さいますよう、宜しくお願い致します。

串呂主宰神は、なぜ、長期間かけて神風串呂を構築し、このように神皇正統の天皇を顕彰されるのか!この一点を徹底的に講究しますと、神風串呂の要諦が理解でき、今我々は、何を第一とすべきかが分かります。ここに日本民族の存亡が掛かっているのです。真実に目覚めましょう!

2千年以上の長年月を掛け神風串呂を構築された、串呂主宰神・天照大御神様のご苦心と、生涯を掛けて神風串呂を解明された三浦芳聖師のご努力が、日本国と日本国民の皆様の幸せの為に生かされますよう願ってやみません。

神風串呂は、神界から日本民族への目に見えるメッセージ(啓示)です。

神風串呂と神風串呂に昭示されている「神皇正統家」は日本民族の宝です!さらに研究を進めましょう!

一人でも多くの方に、神風串呂の存在をシェアして頂きますよう宜しくお願いします。

神風串呂を主宰しておられる神様は、天照大御神様ですので、串呂の存在を一人でも多くの方々にお知らせすると、天照大御神様がとてもお喜びになられます。

出典は三浦芳聖著『徹底的に日本歴史の誤謬を糺す』を始め『串呂哲学第一輯』『神風串呂』『串呂哲学』『串呂哲学と地文学』『神風串呂の解明』等、通算181号(いずれも神風串呂講究所発行、1955年~1971年) を参考にして、研究成果を加味しました。

🟡前号(№73)
🟢次号(№75)

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🟡最後までお読みいただき有り難うございます。
串呂哲学研究会 鈴木超世志
ブ ロ グ 串呂哲学研究会 
メ - ル(shinpukanro024@yahoo.co.jp)
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読者の皆様方のご支援に感謝しています!三浦芳聖先生の著書を復刻し、地文の住所を新住所に改め、プロのグラフィックデザイナーに依頼して串呂図のCG化を推進しています。今一層のご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします。