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グデングデンに酔っ払った時に出てくる一言が玉のように瑞々しくてひかってる人間でいたいよね、人が人たる所以は言葉なんだからよ

    • 遠藤周作の『海と毒薬』を読んで

      冬休み中にサラッと読めるものを探した結果、以前友達に勧めてもらった『海と毒薬』を読むことにした。遠藤周作については当初『沈黙』のイメージが強く、比較的知名度の低い本作に対する期待値は正直高くはなかったが、読み終えた今は非常に面白かったと感じている。 物語は、ある男とその妻が東京郊外の小さな町に越してくるところから始まる。気胸を患っている男は、定期的に必要な肺に空気を入れる治療をしてもらうために近所の医院を訪ねる。 医院を営んでいるのは勝呂という医師で、ひどく老けこみ愛想も

      • 祖父の話

        祖父の弟さんから聞いた話 群馬で生まれ育った祖父、第二次世界大戦の時に徴兵されたけど体質(おそらく身長)で引っかかり横須賀の工場に飛ばされた 終戦して群馬に帰ってきた祖父は横須賀で悪い遊びを覚えていてしっかりグレていた 小さな町だったので一人グレ散らかしていた祖父はめちゃくちゃ目立ち、生真面目な兄と度々喧嘩していた ある時喧嘩がヒートアップし、兄が祖父に薙刀を向けた、弟はまずいと思って二人の隙をついて薙刀を取り上げて、家の外の田んぼに投げ捨てたそう、薙刀て笑 近所で

        • 返信すればよかったよねごめんね

          死んだ子のインスタのアカウントがそのまま残っていた。 DMを遡った時にたまたま見つけて、あーこんなやりとりをしたなってしんみりするなど ハイライトではその子が飼ってる犬とか友達との写真とかが見れて、なんかまだ生きてるみたいだなって思った。 というか、最後に顔を合わせたのも4年ぐらい前なので、私の中で彼女が死んじゃったっていう実感が今も湧かない。 全然どこかで生きてて、来年とか飲みに行きたいなーって思ってる、今も インスタもいつか何事も無かったかのように動き始めそうだし、

        グデングデンに酔っ払った時に出てくる一言が玉のように瑞々しくてひかってる人間でいたいよね、人が人たる所以は言葉なんだからよ

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          7本

        記事

          今朝見た怖い夢

          めちゃくちゃ怖い夢見たので書きます 部屋が散らかっていたので片付けなければならなくなり、はーっとため息をつきながらふと窓の方を見たら、家の前の道路を挟んだ反対側に人が集まっていた。 何だろうと思ってそっちの方を見ていたら、家が大きく揺れてどんどん地下に沈んでいった。 母に行ったら行政がこの辺の地盤を一度調べるために、この辺のエリアの一軒家を地面の表面ごと一度他の場所へ移すのだとのこと。 そのあと私達の家(と他の家もたくさん)はめちゃくちゃでかくて長いベルトコンベアみた

          今朝見た怖い夢

          夢の中のアホな私

          アメリカのドラマとかで女の子がやってる歯に貼ってペリって剥がすタイプのホワイトニングのやつやりたいな〜と思って周辺を探したが見つからず、 絆創膏を歯に貼って剥がしてました。なに?

          夢の中のアホな私

          友達の家でもんじゃ食べた日の日記

          万人受けする性格ではないので友達の母数は少ない方だと思う。 新しく出会う人間10人いてそのうち1人か2人が私のこと好きになってくれればもうそれでいいやって思ってるここ数年 高校入学式の日は今でもはっきり覚えている。 地元から片道1時間の公立高校。地元の友達なんているわけが無く、1から人間関係構築し直す上で上手くやっていける自信もあるわけが無く、 ガチガチに緊張していた。また上手くいかなくなって悲しい気持ちで帰りたくないなとか、ネガティブな事ばかり考えていた 名前順でわ

          友達の家でもんじゃ食べた日の日記

          男が妊娠するドラマを見て思った事

          『ヒヤマケンタロウの妊娠』というドラマを見た。 ネタバレも何も無いが、男が妊娠して出産する話だ。 バリバリ仕事をしていた男がある日突然吐き気に見舞われる。長引いたので病院に行ったら妊娠が発覚する。 印象に残ったのは、主人公と同じく妊娠していた男性が流産してしまったシーンだった。 少し前までベビーグッズやマタニティーグッズの話で主人公と盛り上がっていたのに、胎児はあっけなく死んでしまった。死産の場合も供養が必要と初めて知った。 私の名前にある『遥』という字は遠い所という

          男が妊娠するドラマを見て思った事

          この前見た夢

          家に幼い男の子と女の子が訪ねてきた。 ドアが二重になっていて、網戸っぽい内側の扉は閉めたまま外側のドアだけ開けて『どうしました?』って話していたらいつのまにか女の子の方が家の中に上がり込んでいた。 内側のドアは閉まっていたはずなので家に上がれるわけもなく、どこかから侵入した可能性が高かった。嫌な予感がしたので110番通報した。 警察に電話で説明したが『まだ何も危険なことされてませんよね?何かあったらまた電話してください』と言われて切られてしまった。政府の犬め!と思った。

          この前見た夢

          昨日見た夢

          ピアノが置いてある小さな部屋があった。 弾いてもいいか家主に尋ねるために部屋の前から離れ、また部屋の前に戻って来たらそこにピアノはなく、代わりに部屋の左側から陽の光のようなものが差し込んでいて、床には草が生えていた。 光の方に進むと部屋の壁がなくなっていて、本来壁だった場所より先が別の世界になっていた。 気温はずっと24度ぐらいで程よく雲が流れている。 道塗装されていない土で両脇には芝生や花が生い茂っていた。 白い服を着た子供たちがたくさんいて、道を跨いで芝生の島から島

          昨日見た夢

          昨日あった事

          昨日ちょっとうける体験をしたので書きます。 今年はたくさん旅行したいなと考えている。だからたくさん稼いでたくさん貯金したい。 夜居酒屋やバーのバイト週2ぐらいですれば収入グッと上がるのでは?と思って、家から徒歩で5分ぐらいのところで人募集してたおしゃれめなウイスキーバーに面接に行ったのが一昨日 『ガールズバーみたいな、キャピキャピする接客が苦手なので応募しました』ってオーナーに伝えた。面接後すぐ電話が来て明日(つまり昨日)働いてみてくださいとの事だった。ただ場所は面接した

          昨日あった事

          映画『レベッカ』 レビュー

          お久しぶりです。こんにちは、夏休みは終わってしまいましたが今後もちまちまと映画レビューを書いていこうと思います。なんだかんだ文字を書くのが好きです。 18本目の映画はNetflix版2020年公開の『レベッカ』です。 原作は1930年代の小説で、1940年にヒッチコック監督により映画化されています。リメイク作品なんですねー あらすじとネタバレ主人公のリリー・ジェームズは若くして両親をなくし、貴族夫人の付添人としてモンテカルロのホテルに滞在中に、妻を亡くしたイギリスのハン

          映画『レベッカ』 レビュー

          映画『ナイブズアウト』レビュー

          こんにちは、最近火鍋屋に出勤できるようになってきました。ハピネス 17本目の映画は2019年公開の『ナイブズアウト』です。 人の名前を覚えるのが苦手なので、人がたくさん出てくるミステリーはあまり観ないのですが、たまに観たくなってしまいます。みなさん人の名前ってどうやって覚えてるんですか? あらすじとネタバレある日私立探偵のブノワ・ブランの元に差出人不明の封筒が送られます。中には著名な犯罪小説家であるハーラン・スロンビーが自室で死亡しているのが発見されたと言う新聞記事と大

          映画『ナイブズアウト』レビュー

          映画『しあわせの隠れ場所』レビュー

          こんにちは、成績が良かったので両親が焼肉に連れて言ってくれました。網が燃えた時に氷で消化する作業大好きです。しあわせを感じます。 16本目の映画は2009年公開の『しあわせの隠れ場所』です。 ザ・サクセスストーリーだったのでハイハイと思いながら観ておりエンドロールになって初めて実話だった事を知り唖然。いろんな人がいるんだなあ あらすじとネタバレ主人公のマイケルは物心ついた頃から薬物依存症の母しか家族がおらず、近所の家を転々とし寝泊まりする生活を続けていました。ある晩雨の

          映画『しあわせの隠れ場所』レビュー

          映画『ユリゴコロ』レビュー

          こんにちは、実家で飼っているカタツムリがとても可愛い。長生きして欲しいです。 15本目の映画は2017年公開の『ユリゴコロ』です。 映画を観終わった後にポスターを初めて観たのですが、『人殺しの私を愛してくれる人がいた』ってなかなかのネタバレですよね あらすじとネタバレレストランを経営する亮介は、婚約者の知恵が突然失踪してしまい、そのすぐ後に一人親の父が末期のすい臓がんであることが判明し、深く落胆します。 ある日実家で父が病院から帰ってくるのを待っていた亮介は、押入れの

          映画『ユリゴコロ』レビュー

          映画『ミスト』レビュー

          こんにちは、虫全般苦手なのですが、もし虫がいまの10倍大きいサイズだったらむしろ動物のカテゴリとして可愛いと思うんですけど、皆さんはどう思いますか? 14本目の映画は2007年公開の『ミスト』です。 後味が悪い映画ということだけしか知らず、ずっと気になっていたので観て見ました。確かに後味は悪かったです。『あーーーー!!!これはしんどい!!!』って感じでした。 あらすじとネタバレ(画像あり)激しい嵐が過ぎた翌日、デヴィットと息子のビリーは嵐で車が壊れてしまった隣人のノート

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