見出し画像

映画『ナイブズアウト』レビュー

こんにちは、最近火鍋屋に出勤できるようになってきました。ハピネス

17本目の映画は2019年公開の『ナイブズアウト』です。

画像1

人の名前を覚えるのが苦手なので、人がたくさん出てくるミステリーはあまり観ないのですが、たまに観たくなってしまいます。みなさん人の名前ってどうやって覚えてるんですか?

あらすじとネタバレ

ある日私立探偵のブノワ・ブランの元に差出人不明の封筒が送られます。中には著名な犯罪小説家であるハーラン・スロンビーが自室で死亡しているのが発見されたと言う新聞記事と大金が入っていました。ブランはだれかが自分を雇ったのだと考え、ハーラン・スロンビーの邸宅へ向かいます。

ハーランは死の前日、自身の85歳の誕生日パーティーに家族を招待していたため、その晩邸宅に出入りした家族全員が容疑者です。ブランは警察とともに家族に1人ずつ事情徴収をしますが、実はハーランと家族の中は良好とは言えないものでした。長女のリンダの夫であるリチャードは自分の浮気がハーランに知られており、ハーランから浮気のことをリンダに伝えると脅されていました。長男ニールの妻であるジョニは夫をなくしていた為ハーランから金銭的な援助を受けていましたがをのお金をだまくらかしていた為援助を打ち切られています。次男のウォルトはハーランの立ち上げた出版社の経営を任されていましたが、その経営権を剥奪されてしまいます。この3人にはハーランを殺害する動機があったのです。

さらなる手がかりを探している中、ブランは死亡したハーランの第一発見者である訪問看護師のマルタに出会います。マルタは嘘をつくとその場で吐いてしまう体質である為、ブランから調査の協力を頼まれます。

しかし実は、ハーランの死の直接的な原因はマルタにありました。パーティーでお酒を飲んだハーランに、普段の薬と一緒に睡眠を助けるためのモルヒネを駐車しようとしたマルタでしたが、ハーランが碁盤を床に落とした際に薬の瓶も落ちてしまい、拾い上げた時に普段の薬とモルヒネを取り違えて致死量のモルヒネを駐車してしまいます。解毒剤も持ち合わせておらず、救急車を読んだとしても間に合わないと言う状況に動揺するマルタでしたが、ハーランはマルタから疑いを晴らすためにすぐにマルタを帰宅させ、ナイフで自分の首を切ったのでした。

マルタはブランからの質問に対して嘘はつかないものの真実を知られないように全ては明かしません。そんな中でハーランの遺言が発表されます。本来は総資産、邸宅や出版社などを3人の子供とその家族で分割するはずだったのですが、死の直前にハーランは遺言を変更しており、全ての財産をマルタに渡すと言うことでした。マルタは取り乱し、家族の追っ手から逃げるように邸宅を出て、長男夫婦の息子であるランサムに助けられ彼の車で邸宅から離れます。

家族との間に確執があったランサムに、マルタは真実を話します。ランサムはマルタにハーランの死を自殺と見せかけ、財産を独り占めした後に自分の分け前だけくれるように頼み、協力を約束します。

その後マルタの元にハーランの血液検査の結果の部分コピーと、『何をしたのか知っている』と書かれた紙が送られてきます。直後にメールで指定された場所に行くと、ハーランと同様に致死量のモルヒネを駐車された邸宅の家政婦のフランが倒れていました。マルタはフランを助けることが自分にとって不利であることを知っていながらフランに応急処置をし、救急車を呼びます。そこでマルタはブランに自分が薬を取り違えたと自白します。

しかしブランの推理は違っていました。ブランはマルタとランサムを部屋に呼び、真犯人はランサムだと告げます。パーティーの夜にハーランから自分へは何も相続しないと告げられ、ランサムはパーティーの途中で邸宅を飛び出します。しかしそのまま帰宅することはなく、裏道から邸宅に戻り、ハーランの薬箱の中の普段の薬とモルヒネの瓶の中身を入れ替え、マルタがハーランを誤って殺してしまったように見せかけようとしたのでした。つまりマルタが誤って注射したと考えていたモルヒネは実は普段の薬であり、ハーランは無事だったのです。しかし薬品を触っているところを家政婦のフランに見られてしまい、ランサムはフランにもモルヒネを注射します。

血液検査の結果は無事に保管されていたので、マルタは無実であることが証明されます。ランサムは自分は直接人を殺したわけではないと話しますが、そのとき病院からの電話でフランが死亡したことが発覚します。ランサムは逮捕され、ハーランの財産は全てマルタのものとなります。


感想

普通のミステリー映画は事件の解決=犯人の特定=終わりというイメージだったので、最初の30分でマルタが犯人だと分かりしばらくそのまま話が進み、最後の十分で真犯人がわかるという展開が自分にとって新しく感じました。

でも正直、ランサムがマルタの見方をしたあたりでこいつ怪しいなとは思っていました。妙に優しい人には気をつけましょう笑

就活が本当に嫌です。強くいきましょう。それではまた、再见👋


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?